中秋の名月を書き逃してしまいました。でも、家族でちゃんとお月見はしましたよ。
望遠鏡で覗くと、月の表面の模様がくっきりと見えて、…実は味気なくなってしまいました。殺風景というか。ぼんやりと丸く空にかかっている。空気が澄んで円い月が中空に浮かぶという、これが素敵ですね。
物事あまりはっきり見えると興ざめするのかもしれません。有るような無いような、そんな幸せな時、それが平凡でよい人生というものかもしれません。
「有るような無いような」
幸せな時
傍で思う程に不幸せではなかったのかもしれない
幸せな時
居るような居ないような
やっぱりそこにいた幸せな時
そうなのかもしれない
傍で思うほどには不幸せではなかったのかもしれない
幸せな時