母が土曜日から、甥の発表会に合わせて上京しました。
私は1泊2日と思っていたので、今日帰ってくるなぁと、
昼食時に子供に言おうと思っていました。『悲しいお知らせがあります…』
などというふざけた言い回しで話し始める事に決め、母の帰郷が今日だと言おうとして、
ふと
「おばあちゃ何時帰ってくると思う?」
と切り出してみると、
何と答えは「月曜日でしょ」でした。
あれ、っと思いながら、
「誰に聞いたの?」
というと、母だとか。
あれ、1泊2日という話じゃなかったかしら
、と思いつつ。
最初に言おうと思っていた言い出しの言葉がまだ頭に残っていた私は、
「それって嬉しいお知らせだね、お母さんにとってはそうよ。」
「今日帰ってくると思っていたのが1日延びたんだもの。」
という話になってしまいました。
当初予想していた、
「悲しいお知らせがあります。」
「お祖母ちゃんもう今日帰ってくるの。」
「えー、のんびりできると思っていたのに。」
の展開が、
私の描いていた、息子のがっかりの図予想から、
「えー、そうなの。」
「もう1日静かにのんびり過ごせるんだ。」
という、私の嬉しいサプライズに変わったという、今日の昼食の図になったのですから、
この年になると平々凡々で予期せぬ事は起こらないと思っていましたが、
起こるものだなぁと実感したことです。
ちょっとした感動でした。