Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

764回

2008-01-16 12:02:08 | アート・文化

 寒いなぁと言う声を聞くここ2、3日。

     「厚着でごろっと」

 着包みスタイル

寒さに震えたくないから

私だってふっかりとした外套で外出

寒いと嫌だったから

でも、

さすがにごろごろマフラーには恐れ入ってしまった

若さの欠片も包んでしまって

ごろごろ着包み厚着でごろっと 


763回

2008-01-15 10:38:37 | アート・文化

     「霜降る朝」

 霜降る朝は車の窓も凍って堅い

圃場の枯れ葉も白髪に溢れ

ふさふさと生え揃っている

 山の頂は真っ白に美しげ

今日はちょっと当たり前の遠景には一瞥 

下草の溢れる車窓を観賞

筋の通った白さぽっそりと降り積もり一面

冬の光景物珍しいのは暖冬の所以

冷え込んだ朝の物珍しいのは暖冬の所以

希少な時の寂寥を感じ

又新しい陽光の伸びる気配差す中

新しいアスファルトの道は広く充実した走行感


762回

2008-01-14 17:44:19 | アート・文化

 私だって、嫌なものは嫌なんです。無理する事も無いからお休みしよう。

     「食べ過ぎてしまったドルチェ」

 疲れてしまったようでドルチェ

甘いものが喉越しよさそうに並んでいたので

ついつい買い過ぎてドルチェ

 パクパク食べ続けてドルチェ

ストレスを埋めるように食べ続けて

気がつけばもう満腹

夕飯も入らない程に満腹

 思いついてドルチェ

取り留めの無い繰り返しにドルチェ

やっぱり今日はドルチェに休もう


761回

2008-01-14 09:31:58 | アート・文化

 雪のちらつく連休後半となりました。今日は成人式少しずつ天気も回復してきているようです。

     「日差しも溢れて」

 新成人の門出

ちらついていた雪も止んで

明るい日差しが差し込んできたと思ったら

眩しいくらいの日が一面にガラス窓に広がって

もう晴天の気配

 アスファルトの道も乾き始め

空気は雪の香に澄んで

冬景色はいつもと同じ無味乾燥の世界だけれど

この輝きは何時もとは違う新春の輝きの朝

新しい門出によき事多きようにと願う朝


760回

2008-01-13 14:00:00 | アート・文化

     「うるさい香り」

 また今日もうるさい香り

どたどたと家内に満ちて

落ち着いた部屋をかき乱し

不快感と憤りを残したまま外へと溢れ行く

 口から生まれたような香り

重たく地を滑って語らずにいれぬ不快臭

寄らぬ人に寄りて泡立て

家内に納まらず外へとまた

今日もどたどたと溢れ出て行くうるさい香り

 沈んだ香りは病の元

 うるさい香りも家内の元

壺に詰めて蓋をして出先に戻したがいいうるさい香り