Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

今日の思い出を振り返ってみる

2020-06-26 10:34:08 | 日記

うの華 4

 泣き顔を見られたのが恥ずかしかったのかもしれない、男の人は私を見てにっこりと笑った。「いやぁ、考え事をしていてね。」そんな事を言った。彼はその後も2、3何やら話を続けてい......

 雨の金曜日。午後から晴れて曇り空になるようです。蒸し暑いです。今日は特に書く事も無し。掃除ですね。

今日の思い出を振り返ってみる

2020-06-25 09:41:08 | 日記

うの華 3

 それでも、私は自分が泣いている時に掛けれらた言葉、家族や近所の大人の人達の声掛けの言葉を思い出すと、試しにその言葉を泣いているおじさんに掛けてみるのだった。「おじさん、何で泣......

 今日は午後から雨の予報です。夜間に激しい雨が降るかもしれません。雨予報だと集中豪雨が入ってくる時期になったようです。
 ゲリラ豪雨と言われた時期もあり、市では洪水マップなども配布されています。記憶を辿れば、60年近く前に大きな洪水被害が有った事を思い出します。その後、溢れた地域の川は治水工事が進み、現在まで事なきを得て来ました。
 改めて洪水マップを見ていると、水が到達するまでの時間で区分けされた区域、私の記憶の中の水深状況と一致しています。幼い頃の記憶なので、ほんの家の近隣の区域だけの事ですが。
 現在の事です、コンピューターで過去のデータを基にして、各地の標高や各河川の水流、速度等で、総合的に計算されて色分けマップにしてあるのでしょう。
 マップが配布されて来た事で、万が一に備えないとねと、自然災害への注意が喚起された事です。

梅雨の晴れ間

2020-06-24 09:45:41 | 日記
 梅雨の中休みも今日迄の様子です。明日の夜からは雨になり、以降雨や曇りの日が多くなる予報でした。

 昨日は快晴といってよい晴天で、日差しを見ているだけで暑そうでした。私は1日屋内にいる事が多いです。買い物以外、ゴミ出しと玄関先の鉢物に水遣りする時だけ外に出るという日課が続いています。ビタミンD不足になりそうです。

 そこで、努めて日光に当たった方が良いかなと感じています。無難な所では散歩ですね。また、近くのスーパーへ自転車で行くというのも良いかなと、これは徒歩だと荷物が重たく感じる年齢だから、という理由から自転車です。

 徒歩で外出という場合は、私の場合、手ぶらでが理想的です。ショルダーバックでさえ後日肩が痛くなります。こうなるとウエストポーチですね。財布迄行かなくても、途中で水分補給の自販機用コインと、何かあった場合の連絡、及び撮りたくなった被写体に出会った時用のスマートホンを入れられるだけの物でOKです。

 自転車は、高校入学時にサイクリング自転車を、合格祝いとして両親から買って貰いました。近所の自転車取り扱い店で、メーカーから取り寄せしただけに、良い物だったですね、私も独身時代~結婚して子供が出来てからも使いました。

 この自転車、私が県外に出た1990年代に、母が欲しいというので譲りました。その後の2000年以降も現役で頑張っていましたが、両親の湧き水採取時の水の重さと、家を新築し直して青空駐車場になった事でパンクが続き、到頭寿命を終えました。黄緑色のさっそうと明るいサイクリング自転車、思い浮かべると懐かしいです。私の青春時代、アップルグリーンのサイクリング車、何段階かの変速付きでした。

 現在、家にはその後購入した母の自転車が残るのみ、私には少々サイズが小さい物です。それでも2度ほど乗りましたが、運転もし辛くて放置してありました。外だと強風で倒れて家が痛む事から、家に上げ、縁先に置いてあります。この自転車、未だ十何年しか経っていませんが、近年の使い捨て時代を反映してか、既に色褪せた感じになりました。見栄えからも乗る気が起きません。

 自分用の新自転車を購入しようかと考えると、母の様子を見て、80歳代くらいが乗車限度かなと思います。よく倒れて怪我、車椅子にと聞きます。そんなこんなで、あれこれと購入について考えています。良い自転車に越した事は無いのですが…。

 写真は我が家のブルーベリー。一時は毎年の収穫を楽しみにしていました。しかし、殺虫剤を掛けるとその後の実の管理がし辛いです。それで思い切って処分する事にしました。現在、ブルーベリーの実は全てきり落として葉のみです。

梅雨の晴れ間に

2020-06-23 15:46:07 | 日記
 「マルのじれんま」を終えて、少しほっとした感じでいます。今年は前半の半年が早く過ぎました。梅雨の合間の日差しが暑く、もう夏だなと感じます。あと1週間もすると7月。経済活動や人の流れが再開されて、こちらでも、買い物に出ると密を感じる様になりました。新型コロナ用のアプリもダウンロードして、私も新しい社会生活に馴染んで来ています。

 次の作品は、また「うの華」に戻り、3話に入ろうと思います。起承転結、転回部です。

マルのじれんま 52

2020-06-23 10:55:48 | 日記
 ドクター・マルは1人自室で休みながら、紫苑さんの言葉や自身の結婚生活、過去の故郷での出来事等について考えていました。するとスーやウーの顔が浮かんできます。

 『スーもそうだが、結果としては姿を見るのも嫌になって仕舞ったけれど、スーだって最初はとても心時めいた女性だった。』

彼はこう思うと、あんなに毛嫌いしていたウーにだって、多分によい所があったのだろうなと思いました。何しろ、エンと気が合って上手く結婚生活を送っていたんだから、子供だって子沢山だ、幸せな結婚生活だったのだろうな、エンは。

 マルは何だか自分が酷く孤独に思えてきました。

『1度くらい故郷に帰ればよかったかな。』

義理の兄妹になれば、またウーとも違った視点でお互いの関係が築けたかもしれない。そんな風にも考えてみたりします。思えば、ウーの子共達といってもエンの子供達だ。自分にとってはやはり血続きの親戚にあたるんだ。マルは自分の身内の子供達、自分とエンのような境遇に生まれたピーとマーの双子の姉妹について思い遣り始めました。

 すると、艦内のパーラーで初めて会った時の2人の顔が浮かんできました。エンの子供達か、スーと私には子が無かったなぁ。そんな事も考えてみます。私達の間に子供が出来たら、どんな顔をした子が生まれたんだろうかと、マルはスーの顔、双子の姪の顔から想像してみます。

『女の子なら、美人だったかもしれないなぁ。』

子供がいたら、案外楽しかったかもしれない。彼はそんな事を考えて来ると、姪姉妹を引き取っても良いかなと思い始めました。そして、彼女達の母であるウーのきつい顔を再び思い浮かべると、彼はハーっと溜息を吐きました。

「如何にも、如何にもこればかりは妥協できない。」

どうしてもウーの事が心に引っかかり、自分の弟の子供達、自分の姪に当たる2人の姉妹が、自身の未来に相当重荷に感じられてきます。マルは引き取った方が姪2人の為だと理解しながら、一方ではどうにもならない自身の感情の抵抗を感じるのでした。

             「マルのじれんま」 終り