junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

12度目のネパール  6.メールダラ訪問 1日目

2014-01-05 18:25:31 | ネパール
2013.11/27(水)

この日から2泊3日でメールダラの小学校を訪問します。 学校の名前は スリ ブメスワリ小学校です

大阪からお見えの女性4人は腹話術をして下さるというボランティアの方々。そのお仲間で東京在住のピアニスト・池田大介さん。 それに石川県からお見えの日野さんご夫妻、私も加えて頂き、筋田さん、ミナちゃん(タマンゴ通訳)、それに、音響係のサロジくんの総勢11人。 



朝7:30分出発の予定でしたが、みなさん7:00には準備O.K! 日本人ですねぇ・・・。

一杯のミルクティーを頂き、迎えのジープに乗り込みました。

途中、バネパを通り、景色のいいところで車を止めてもらいました。


その少し先でお茶休憩。



そのまた先では、これから使う2泊3日分の食料も買い込みました。




ちょうど子供たちの通学時間でした。 10時前ですね。



ここからはそう遠くないところにあるお魚のおいしいというレストランでブランチ。
確かに魚のから揚げはおいしかったです。 でもこの魚が高いのですよ!!




さてお腹もふくらんだところで又出発。

スクテというところまで行き、ここでつり橋を渡り、向こうで待つミルク運搬ジープに乗り換えです。 川は スンコシ川。


これがそのジープ。 先客あり。でもこのジープは筋田さんがチャーターしたもの・・。 そこはホレ、ここはネパール!



新しく造られた山道は旧道より30分も早く到着できるそう・・・

ところが・・、雨が降った後なのでしょうか、泥んこの山道ではスリップしてしまってジープもあがって行くことができず。 若い男性が車から降りて、行く先に大きな石を投げ込んでくれ、何度かの挑戦の末どうにか先に進めたり・・・


・・で、やっと目的地に到着。


・・と思ったけれど・・・ ホントの目的地の小学校はここから歩いて少し登ったところにありました。



学校に着くと、たくさんのこどもたちが迎えてくれました。


そして花の首飾りをかけてくれ、一人ひとりが花をプレゼントしてくれます。


こんなにいっぱいになってしまいました。




みんなで記念撮影。



このあと、こどもたちにはうれしい洋服のプレゼント。 

ひとり一人サイズを合わせながら上下を受け取り、すぐに着てみます。



この洋服は、日本だけでなく外国からも、日本の筋田家に送られてきたものを奥さまが仕分けをしてくださり、さらに日本からネパールを訪問する日本のボランティアの方々が銀杏旅館の筋田さんのところまで運んで下さるものなのです。 多くの人の心のこもった善意の贈り物です。



私は学校に着いてすぐ気がつきました。 この木が銀杏旅館前のチョウタラの木と同じだということに・・・。

その名はネパール名 “ラックリ” 日本名 「シデ」です。



このあとも筋田さんからのプレゼントが続きます。

メールダラの子供に欠けているもの、それは成長に不可欠な必須アミノ酸を生成するための肉、豆類、牛乳、魚、卵などのタンパク源。 その摂取を補うという意味で 干し肉 に加え キャンディーのプレゼントもありました。



食べた後はみんな歯磨きをします。 

数年前、虫歯の子がいることに気付き、筋田さんが歯ブラシ、歯磨き粉をプレゼントしたことから始まった習慣だそうです・・

一列に並んで先生から歯磨き粉をつけてもらいます。







そして、この水道設備も筋田さんが 「お腹を空かした子が、往復20分もかかる水場まで水を飲みに行く」 という話を聞いて、山のかなり上の方から水を引いて作ったものです。 これで遠くの水場まで行かなくても水も飲めるし歯磨きもできるようになったわけです。




水が引けたため水道の左隣にはこれまた新しいトイレもできました。(グレーの建物)


ちなみに校庭のまわりのフェンスとこのりっぱなゲートは、筋田さんを応援してくれているベルギーの方々の支援で出来たものです。 


このフェンスがない時はボールが落ちたらどこまで行ってしまうか・・・というところだったでしょうネ。 子供だって落ちたらあぶない・・・。




歯磨きのあと子供たちはそれぞれ下校しました。



残っていた子供たちは縄跳びをして遊んだり、リコーダーを聞かせてくれたりしました。


リコーダーに関してはまだ音を出しているだけ・・・という感じでした。 どなたかボランティアでメロディーになるよう教えて下さる方がいるといいのですが・・・!





夜になるとこれまたびっくり・・・ 


私たちの夕食の終わるのを待つようにして続々と村人が集まって来ました。 そして、ネパールダンスの始まりです。

集まった人のなかから自然と歌が始まり・・・


だれともなく踊りだし・・・




次から次へと留まることなくつづきます。 疲れを知らないすごい体力。


私たちも引っ張り出されますが、5分もしないうちに 「あ~っ つかれたぁ~」と座り込む始末。



夜も更け9:00近くなったので散会となりました。

帰り際も名残惜しそう・・・





※前回のブログのクイズの答え 
こどもたちがタイガーといって見ていた動物、じつは ヤマネコ だそうです。