2013.12/4(水)
銀杏旅館に来てから三週間以上もたったこの日、毎日、毎日銀杏旅館の屋上から見ていた大きなシヴァ神のあるところまで行ってみようかなという気になり、昼食後一人で行くことにしました。
このシバ神像はじめ一帯のスパ等の施設は、インドの大金持ちの方が私財を投じて作ったものだそうです。旧跡というわけではないので今まで行ってみたいという気がおこりませんでした。
銀杏旅館からいつも眺めていたあのシヴァ神像です。
あそこに行くには一度下のサンガの街に下り、サンガゲートの脇からあのシヴァ神像のあるところまで登っていくのだそうです。
銀杏旅館を出て、いつもの道を進み、例の山道を下っていきます。
下りに入る手前に(この写真の少し先)新しく家を建てているお宅があってここでいつも作業をしている人たちがいます。 この人たちはいつもヒマラヤを眺めながら仕事をしているということなのですが、実際はそんな悠長なことしてはいられないでしょうね。
あとで気がつきましたが、アサブリ寺院に行ったときに出会った木の実を採ってくださった方が、ここに写っていました。(右に立っている方)
いつもの山道を下ってサンガゲートにつきました。
このサンガゲートの脇にシヴァ神像への登り口があり、その門には カイラスナート マハーデヴと書いてありました。 これが正式名称なのかもしれません。(そういえばシヴァとパールヴァティはカイラス山に住んでいると聞いたことがあります。)
この門をくぐってまもなく、それこそこの町ができた昔、昔からあったと思われる寺院があります。 建物は新しく建て替えられているようですが・・・。
中には古そうな石造がいくつもありました。 表の石柱の上にいるのはガルーダのようですので、中にいるのはヴィシュヌでしょうか? ガネーシャも見えますが・・・。
こちらが近道・・と書いてありますので、ここから行きます。
これ全部ラプシ(酸っぱい木の実)で作ったおかし・・ですって!
近道はこんな細い道です。
私が好きなのはこのような情景。 ピーパルの根元に祀られている神さま。
ラプシの種がたくさん干してありました。 何に使うのかと思いましたら、これは燃料にするのだそうです。
木の根元の神様がここにも祀られています。
後ろは学校です。
以前、私がふうふう言いながら山道を登っていたときに私を追い越して行った子供たちはこの学校の帰りだったのかな?
少し進むとあのシヴァ神像が見えてきました。
ここから少し下って又ちょっと上がらなければいけません。
やっと到着しました。
何組もの学生の集団が先生に引率されてきていました。
高さ143フィート(約43.5m)。下からですとその大きさがよくわかりませんが、近くにいる人と比べるとよくわかりますね。
私は正面の階段から登らずに左のほうの坂道を上ることにしました。
途中数本のヒマラヤザクラが咲いています。
しだれ桜も・・・
大きなシヴァ神像の後ろに廻ると、面白い像がありました。 よく見るとこの方はマスクをしているのです。 下にネパール語で何か書いてあるのですが、私のネパール語力ではよくわかりません。ミナちゃんに聞けばよかったのですが、忘れてしまいました。(あとで調べてみます)
後ろ反対側にはこの像でした・・・。
シヴァ神像の前にはシヴァの乗り物である聖牛ナンディがおりました。
その前にはシヴァと妻のパールヴァティと息子のガネーシャの像が・・・。
まわりの景色を眺めてみると・・・ 北のほうにはこんなりっぱなプール施設があります。夏には開業するとか・・。
西の方にはこれまた古い家並みの村が見えます。 カントリーウォークするにはよさそうなところ!
しばらく休んでから、もと来た道を戻ることにしました。
途中で新しく商店らしい建物の仕上げをしている人がいました。 その建物の柱には商売の神といわれるガネーシャがはめ込まれています。
正面の地面には曼荼羅が・・ ホントに信仰深いですね。
サンガゲートから、いつものあの山道を登りました。 このころにはもう 「いやだな~」 と思うこともなく、わりとスイスイと気楽に登れるようになりました。 それでも上にあがりきった時には息も乱れ、やっとここまで来た・・とホッとしますけれどね!
ヒマラヤを見ながら仕事をしていた人たちは3時の休憩にでも行くのか、私の前をそろって歩いていました。
約3時間のお散歩・・・。 汗のひかないうちに私はシャワーです。 寒いので、こんな時でないとなかなかシャワーもおっくうなんです!
※シヴァ神像の後ろにあったマスクをつけた白い像のこと。
像の下に書いてある字を辞書で調べたり、わからないところはネパール語の先生(平尾和雄先生)にもお聞きしました。
この像はジャイナ教の創始者の方の像のようです。 ジャイナ教には白衣派と裸形派がありこれは白衣派の方で、マスクをしているのは殺生をしてはいけないという教義のため、口からムシが入るのも防ぐほど厳しいということを表しているそうです。
左にある像の方は仏教でいうとお釈迦さまのような存在の方だそうで、ジャイナ教の第24代目の祖師ということです。
インドでは仏教よりジャイナ教の方がずっと多いいそうです。
銀杏旅館に来てから三週間以上もたったこの日、毎日、毎日銀杏旅館の屋上から見ていた大きなシヴァ神のあるところまで行ってみようかなという気になり、昼食後一人で行くことにしました。
このシバ神像はじめ一帯のスパ等の施設は、インドの大金持ちの方が私財を投じて作ったものだそうです。旧跡というわけではないので今まで行ってみたいという気がおこりませんでした。
銀杏旅館からいつも眺めていたあのシヴァ神像です。
あそこに行くには一度下のサンガの街に下り、サンガゲートの脇からあのシヴァ神像のあるところまで登っていくのだそうです。
銀杏旅館を出て、いつもの道を進み、例の山道を下っていきます。
下りに入る手前に(この写真の少し先)新しく家を建てているお宅があってここでいつも作業をしている人たちがいます。 この人たちはいつもヒマラヤを眺めながら仕事をしているということなのですが、実際はそんな悠長なことしてはいられないでしょうね。
あとで気がつきましたが、アサブリ寺院に行ったときに出会った木の実を採ってくださった方が、ここに写っていました。(右に立っている方)
いつもの山道を下ってサンガゲートにつきました。
このサンガゲートの脇にシヴァ神像への登り口があり、その門には カイラスナート マハーデヴと書いてありました。 これが正式名称なのかもしれません。(そういえばシヴァとパールヴァティはカイラス山に住んでいると聞いたことがあります。)
この門をくぐってまもなく、それこそこの町ができた昔、昔からあったと思われる寺院があります。 建物は新しく建て替えられているようですが・・・。
中には古そうな石造がいくつもありました。 表の石柱の上にいるのはガルーダのようですので、中にいるのはヴィシュヌでしょうか? ガネーシャも見えますが・・・。
こちらが近道・・と書いてありますので、ここから行きます。
これ全部ラプシ(酸っぱい木の実)で作ったおかし・・ですって!
近道はこんな細い道です。
私が好きなのはこのような情景。 ピーパルの根元に祀られている神さま。
ラプシの種がたくさん干してありました。 何に使うのかと思いましたら、これは燃料にするのだそうです。
木の根元の神様がここにも祀られています。
後ろは学校です。
以前、私がふうふう言いながら山道を登っていたときに私を追い越して行った子供たちはこの学校の帰りだったのかな?
少し進むとあのシヴァ神像が見えてきました。
ここから少し下って又ちょっと上がらなければいけません。
やっと到着しました。
何組もの学生の集団が先生に引率されてきていました。
高さ143フィート(約43.5m)。下からですとその大きさがよくわかりませんが、近くにいる人と比べるとよくわかりますね。
私は正面の階段から登らずに左のほうの坂道を上ることにしました。
途中数本のヒマラヤザクラが咲いています。
しだれ桜も・・・
大きなシヴァ神像の後ろに廻ると、面白い像がありました。 よく見るとこの方はマスクをしているのです。 下にネパール語で何か書いてあるのですが、私のネパール語力ではよくわかりません。ミナちゃんに聞けばよかったのですが、忘れてしまいました。(あとで調べてみます)
後ろ反対側にはこの像でした・・・。
シヴァ神像の前にはシヴァの乗り物である聖牛ナンディがおりました。
その前にはシヴァと妻のパールヴァティと息子のガネーシャの像が・・・。
まわりの景色を眺めてみると・・・ 北のほうにはこんなりっぱなプール施設があります。夏には開業するとか・・。
西の方にはこれまた古い家並みの村が見えます。 カントリーウォークするにはよさそうなところ!
しばらく休んでから、もと来た道を戻ることにしました。
途中で新しく商店らしい建物の仕上げをしている人がいました。 その建物の柱には商売の神といわれるガネーシャがはめ込まれています。
正面の地面には曼荼羅が・・ ホントに信仰深いですね。
サンガゲートから、いつものあの山道を登りました。 このころにはもう 「いやだな~」 と思うこともなく、わりとスイスイと気楽に登れるようになりました。 それでも上にあがりきった時には息も乱れ、やっとここまで来た・・とホッとしますけれどね!
ヒマラヤを見ながら仕事をしていた人たちは3時の休憩にでも行くのか、私の前をそろって歩いていました。
約3時間のお散歩・・・。 汗のひかないうちに私はシャワーです。 寒いので、こんな時でないとなかなかシャワーもおっくうなんです!
※シヴァ神像の後ろにあったマスクをつけた白い像のこと。
像の下に書いてある字を辞書で調べたり、わからないところはネパール語の先生(平尾和雄先生)にもお聞きしました。
この像はジャイナ教の創始者の方の像のようです。 ジャイナ教には白衣派と裸形派がありこれは白衣派の方で、マスクをしているのは殺生をしてはいけないという教義のため、口からムシが入るのも防ぐほど厳しいということを表しているそうです。
左にある像の方は仏教でいうとお釈迦さまのような存在の方だそうで、ジャイナ教の第24代目の祖師ということです。
インドでは仏教よりジャイナ教の方がずっと多いいそうです。