junjunのはなまる日和&ときどきネパール

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富山の旅2日目①高岡・瑞龍寺

2021-05-24 03:19:52 | 国内旅

 2021.4.21(水)2日目

 朝起きて外を見ると、すぐそこに線路・・・

その先の車庫にこんな電車が見えました。(ホテルのガラス越しなのでちょっとぼや~っと

 

 高岡は藤子・F・不二雄さん(お二人)の出身地だそう。(実は氷見の出身?・・であちこちに彼らの作品が見られます。

忍者ハットリくんは藤子不二夫・Aさんの作品とか。

 

外に出てから見えた電車はハットリくんの別の絵。(これは又遠すぎてピントが合ってなくて・・ 2両のうち後ろの1両は絵のない普通の車両

 

 

 駅前は人も少なく閑散としています。

昨日高岡駅に着いた時も人はほとんどいませんでした(北口)。

今朝の10時ころも、駅前には人はほとんど見られません(南口)。

 

 まず、トランクを駅のコインロッカーに入れ、駅2階にある観光案内所に寄りました。

 

 泊まったホテルの判の押されたリーフレットを持参すると、おもてなしクーポン700円分と、バス・路面電車乗り放題(500円)のチケットに交換して頂けるということで・・・。

 

 これが、きのうの新高岡駅の観光案内所で教えて頂いたラッキーなニュースでした。

 

 ここからやっと活動開始!

 

 今日一番初めは国宝・瑞龍寺を訪れます。

 

 高岡駅・南口からバスで7~8分。

 

バスの進む方向を見ると、街路樹はハナミズキ、ちょうど見ごろでした。

 バスを待つ広場の向こうに、

加賀第二代藩主前田利長公の像。

高岡に城を造り、城下町を作った人だそう。

兜はナマズのしっぽをかたどったもの。

ナマズは"大地を揺るがす力を持つ動物”とされ、とても縁起のいいものと考えられていたようです。

 

 瑞龍寺バス停で下車。

フリーパスを頂いたのでバス代は無料。

 

 バスを降りて少し戻ったところが瑞龍寺の参道。

寺院のある方と反対を見たところ:ずっ~と先の方に前田家の墓所があるらしいのですが、そこは時間の関係で訪れませんでした。

寺院方向を見たところ ↓ ここから寺院まで250mとの表示。

少し進んだところにまた前田利長公像。駅前のものとは大分顔立ちが異なります。

 

総門(国の重要文化財)にたどり着くのにずいぶん歩いたような。

総門は正保年間の建立。

 

 瑞龍寺は

 第二代加賀藩主前田利家を弔うために三代藩主前田利常によって建立された寺。

造営には20年の歳月を要したそう(正保年間~利長公五十回忌の寛文3年(1663)まで)。

江戸時代初期の禅宗寺院建築として高く評価されているそうです。

 

 山門、仏殿、法堂が国宝

 総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂が国の重要文化財

 

伽藍配置図(看板から

 

総門(重要文化財)から見た山門(国宝)↓  りっぱです!

正保2年(1645)建立、延享3年(1746)火災で焼失。

現在のものは文政3年(1820)に竣工したもの。

 

楼上には上がれないようになっていましたが、釈迦如来や16羅漢像が祭られているそう。

 私の好きな金剛力士像。

向かって右 ↓ 阿形

向かって左 ↓  吽形

山門の内側は回廊になっていて、法堂(はっとう)を通り、ぐるりと一周できるようになっています。

 

山門から仏殿(国宝)↓ を正面に見ましたが、仏殿には向かわず、回廊を右に進むことにしました。

正面の浴室への入り口を見ながら左に曲がると、

 

大きな竈が並ぶ、大庫裏というところに出ました。

 

 少し進むと外に法堂(はっとう)がみえました。

 

法堂(国宝) 明暦年間(1655~1657)の竣工、総檜(ヒノキ)造り。

あと2~3週間あとだったら、芝生の緑がパンフレットのように美しくなっていたかも!

 

 ここから仏殿の方に行けるようになっていたので、横から仏殿に入りました。

 

仏殿(国宝):万治2年(1659)の建立。こちらは総欅(ケヤキ)造り。

白い屋根は何かな?と思ったら、鉛板で葺かれているそう。

 

 パンフレットから ↑ ↓

 

釈迦三尊像(釈迦、文殊、普賢

 

 仏殿の横から入ったのですがいくつかの像がありました。

パンフレットにも説明はないのでどのような方々なのか・・・詳しいことはわかりません。

     

  

      

   

 

 

 仏殿内部を一回りしたあと

 

仏殿の後ろにある法堂(はっとう)に入りました。

ここは靴を脱いで上がることができます。

 

中央には、第二代加賀藩主前田利家公の御位牌が祀られてあるだけのとてもシンプルなものでした。(撮影禁止なのでパンフレットから

 

 右手の部屋にはこれまた面白いスタイルの像がありました。

うすさま明王(漢字はパンフ↓のなかに):安産の仏だそう。

 

脇でお守りやクリヤーファイル、お味見のできたおいしいお菓子などが売られていたので買い求めました。

 

 回廊は全部回らず、ここから退出。

 

 総門脇にあった旧・法堂の鬼瓦。

かなり大きなもので人の背丈以上はあったような。   

 

 

 入場券売り場の外に出ました。

ちなみにこちらの入場は観光案内所で戴いたおもてなしチケットで入れましたので無料。

 

ボンネットバスは観光用? 幸福行きとあります。

幟はバスの陰にあるコーヒーショップのもの。バスがお店というわけではありません

 

 

 これで、瑞龍寺の拝観を終わりにし、又、路線バスに乗って今度は高岡駅の反対側()に出て、古い町並みの見学をする予定。

 

  ②に続く・・・