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カンボジア 4日目午前 アンコール・トム

2018-01-30 14:18:56 | カンボジア
2018.1.8(月)
 
4日目午前
アンコールトム(アンコール=町、都 トム=大きい)

12~13世紀に築かれた都市アンコール・トムはクメール王朝最盛期の都市跡だそう。

広さ900ヘクタール(東京ドーム60数個分?)という広い敷地の中に寺院などの遺跡がたくさんあります。

ここでも順に案内をして頂いたのですが、あとで考えたら、どれがどれやら・・・ となっていました。


旅行社の資料を見ながら歩いたところを振り返ることにします。



近くまで大きな観光バスが行くと振動で遺跡が痛むとのことで、アンコールワットの駐車場からマイクロバスに乗り換えて行きます。

着いたところでは観光用のゾウがお出迎え。



まず最初に目に入るのがこの南城門。 高さ23m。


尖塔部分には4面に観世音菩薩が彫られています。




濠(幅100m)にかかる橋の欄干に並ぶ像も圧巻です。

橋の左側の像は神々で


右側は阿修羅像だそう。



☆バイヨン寺院 (カンボジアの発音ではバイヨンでなくバヨン。 バ=美しい ヨン=塔)
 
南城門をくぐって500mほどのところ。

塔の数は49(州の数)あり一番高い塔が45mだそう。

死者の門とつながっていて亡くなった人はこの寺院に運び込まれるようになっていた。

ガイドさんの後をついて歩いていただけではわからなかったかもしれませんが、地図で見ると確かにバイヨン寺院は死者の門とつながっていますね。
         


それぞれの塔の4面には観世音菩薩の顔が彫られています。


入口近くで見かけたデヴァダー(女神)
          


入口近くの高い壁は彫刻で埋め尽くされていました。↓

兵士や農民の暮らしを描いたものだそうで、説明を聞いたのですがとても覚えきれませんでした。とにかく素晴らしい彫り物です。

戦争には女性や子供まで家族全員で移動し、男は戦いに女は炊事などをしたそう。

下が近景、真ん中が中景、上が遠景になっているとのこと。 

右向きは戦争に出かける時の図で左向きは帰ってきたときの図だそうです。(反対だったかな?)












途中でもデヴァダー(女神)を見かけました。



上の彫刻の説明を聞きながらどこをどう抜けたのかも思い出せないないほどひどい混雑の中をガイドさんを見失わないようにと進み、高いところに出ました。


ガイドさんが、これ(これらすべて?)が「クメールのほほえみ」と教えて下さいました。人が多くて写真を撮るにも一苦労。

別名を京唄子というそう(誰が最初に名付けたか・・!)。
          



このあと
バプーオン、ゾウのテラス、ピミアナカス、ライ王のテラスとまわりましたがガイドさんと離れてしまうと説明もよく聞けなくてわからないところがたくさんあります。


☆バプーオン(子供を隠すという意味。王の子供を隠した・・と説明されたような)

11世紀中ごろ(1060年ころ)ヒンドゥー教の神シヴァ神に捧げられたものとか。

私たちは遠くから眺めただけでしたが、橋脚の高さ1mの橋(崩れていたものをフランス極東学院が修復したのだそう)を渡って行くと・・


須弥山(しゅみせん)を表す建物に行けるようになっています。



☆ピミアナカス(天空の宮殿という意味)

東門

建物はほとんど崩壊していました。



☆ゾウのテラス

勝利の門の正面にあり、凱旋してきた兵士を王が上のテラスで迎えたところ。ゾウの彫り物があるのでこの名がつけられた。


ゾウのテラスは戦争に勝った時に兵士が入ってくる勝利の門とつながっていますね。
     

ゾウのテラスに向かって右側の壁







☆ライ王のテラス

下部が回廊になっていてそこにも彫り物がぎっしり。

 
ここがライ王のテラス(王がライ病にかかっていたからとか、像が苔むしてライ病患者のようだったからとかでこの名がついたと・・。この像はレプリカで本物は博物館にあるそう)



アンコール・トムが城壁都市と言われるのはこのような↓高さ8mの壁に囲まれていたためのようです。 壁一面に上のような彫り物がすきまなく彫られているわけですからすごい!の一言に尽きます。



昼食はクメール料理。

帰るときのアンケートに食事のことを書く欄がありましたが、私はこのクメール料理がいちばんおいしかったように思いましたのでそのように書きました。




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