すき焼きは肉でしょ？

今日は「すき焼き」で受けたカルチャーショックの話。

結婚して初めて主人の家ですき焼きをいただいたときのことです。
ひとり分にしてもちょっと少なくない？と思って見ていたお肉が、
なんと大人４人分のお肉だったのです。
え～、こんだけ～？とはさすがに口には出さなかったがびっくりしたわ～。

私の実家は、すき焼きと言えば牛肉がてんこ盛りにど～ん！とおかれ、
「さぁ～、肉食うぞ～！！」という状態だった。
だから私にとっては、すき焼き＝牛肉の食べ放題なのです。

ところが、主人の家では４人で分けたらひとりに２切れぐらいしかない。
どうすればいいのか・・・と思っていると、お義母さんが
「私たちは１切れでいいからあとは２人で食べてね」
とおっしゃる。
このとき、初めて価値観の違いに気付いた。主人の家では量より質なのだ。
確かにお肉はとろけるように上等。
実家ではまずお目にかかれないようなおいしいお肉に感動しながらも、
安い肉でいいからもっと肉を食いたい・・・と思ったのだった。
・・・もう最近は慣れたけどね。

しかし、夫はホントにこの上品な家庭で育ったのか？と疑いたくなるほどの
食欲の持ち主である。
食べ放題に行けば人の倍は食べるし。
子供の時に思いっきり肉が食べられなかった反動なのかしらん・・・と
思う妻であった。