今日は愛知の130山の中で、ほぼ山頂まで車で行くことができてしまう2座を歩きます。
まずは、岐阜県土岐市と愛知県豊田市の境界にある、三国山。
山全体が美濃国、尾張国、三河国の3つの国にまたがっていることから名前が付いたようです。
新四国八十八ヵ所の石仏が並ぶ中を進むと、
三国山大権現社殿に到着です。
三国山山頂(701m)にはりっぱな4階建ての展望台が!
恵那山や
雪をかぶった御嶽山、
春日井三山、
鈴鹿山脈、
猿投山がぐるりと見渡せます。
三角点はなんと、みーこの指しているあたり。
こんなふうに埋め込まれた三角点は珍しいです。
続いて、愛知県豊田市の蚕霊山(こだまやま)へ。
山頂には蚕の神霊の大気都比売命(おおげつひめのみこと)を祭神としている「蚕霊神社」があります。(地元の方には「こだまさん」と呼ばれているそう)
こちらは蚕霊厄喜天神。
このさきに御嶽神社・狐多満神社・招魂碑・天神・大黒天など多くの境内社があります。
さらに奥へ進むと、蚕霊山(標高434.2メートル)の三角点がありました。
二宮金次郎と思われる石像も。
どちらの山もしっかり駐車場はあるのですが、車道はかなり狭くすれ違うのが困難な道になっています。
また、蚕霊山へのルートは一部通行止めになっているのでお出かけの際にはご注意ください。
(迂回ルートとして、カーナビがとんでもない大回りで、めちゃめちゃ細い獣道のようなルートを出してきて怖い思いをしました)
三国山・・・?けど文中の「美濃・尾張・三河」で地図を見て簡単に見つけられました (^_^)ニコッ!たしかに「旧・国」であった3つの境にありますね。
そして立派な展望台&眺望、素晴らしいですネ!この展望台、「この山を愛する地元の有志の方々が作られたのかなぁ?」と想像しています。
山頂の蚕霊山の御祭神は”オオゲツヒメノミコト”でしたか?!古事記にも出てくる神様ですが、悲しい最期の神様でもありました。
こんなにりっぱな展望台は初めてでびっくりしました。
眺望は良かったのですが、あまりに強風でゆっくり景色を
楽しむことができず残念でした。
”オオゲツヒメノミコト”は古事記に登場する神様なのですね。
毎度勉強になります。
ありがとうございます。