かあちゃん日記

毎日の出来事と一緒に、見たい事・知りたいこと・知ったこと・見たことを書いていきます・

これも人生

2008-12-07 12:00:12 | Weblog
昨夜親戚から突然の訃報が飛び込んできた。

ご主人が、早期の胃がんで3分の2くらいの胃を摘出されたことは聞いていたが、元気で毎日散歩されていると聞いていた。

周りもビックリ訳が分からず病院へ駆け付けたと言う。
手術の後も、しばらくは自重だったが最近は酒・たばこ・からい物なんでも好きな物を食べて、お風呂もあつ好きで好きな事をなさっていたのだそうです。
一週間ほど前に何か変調があって"検査入院"を勧められたのだが、家族の勧めも聞かず頑として『入院しない』と宣言し、昨夜は熱いお風呂に入ってそのまま浴槽で事切れたのだそうです。



 昨夜は、2カ月に一回の割で土曜日の夜に集まるので"ドーヤグループ"と名付けた会があったのだが、この季節みんな多忙で、しかもお通夜が入ったメンバー等も有り、出席したのは3人だけ。

実は持ち寄り"忘年会"だったのです。

 いつも料理自慢で沢山の”食べ物"を持ち込んで下さる方がいて、そこまで私が迎えに行きましたが、ヤッパリ方向音痴で≪迷ババ≫になってしまいました。


大きくてびっくりするくらいのおにぎりに"ジャンボ卵巻き"持参です。


実は彼女は担当医がビックリするくらいの悪い数値を持った病人なんですが、どこにあんなにエネルギーがあるのかと驚くくらいの≪仕事≫(全部ボランティア)をこなす毎日です。

遠くに離れて住む二人の息子さんが心配して電話をかけても
≪お母さんのことは心配いらん。充分好きな事を目いっぱいさせてもらって毎日毎日心残りの無い日を送っているから。≫と返事するのだそうです。

『過去は振りかえらん。今日・今が一番幸せな時だと思っている。』

自分はありとあらゆる食事制限を受けていながら人のために美味しいお料理をいっぱい作る。

果物も青み野菜も駄目。もちろん塩分禁止です。
そんな彼女のために私が持って行ったのは"ガーリック入りと、はちみつ入りのラスク”です。
それに食べやすい”サンドウイッチ”も持参しました。

また一人に方は通勤の途中で見つけた"自家栽培の野菜"をスタンドの置いてあり、お金はチャリンと箱に置いてくるところから求めてきた"ハムと野菜サラダ"に"そこの家のハウスで栽培しているイチゴ"を持参です。

この野菜たちも美味しいコト美味しいコト。
カイワレ大根は束ねたまま。パブリかもレタスもパリッパリ。

イチゴも小さいけれど本当にイチゴらしい甘さと香りがするのです。

 でも出席が悪くて、分けて持ち帰りましたのでお土産の多かったこと…

お腹もイッパイ心も温かくていい集まりでした。


今日は二人の方の”人生”についてとても考えさせられています。
コメント (8)
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