今日13時少し過ぎに届いたアプリによる報告は昨日までの状況です。
今朝は9000歩、午後も合せると1万4千歩を超えるでしょうから、仙台着は
確実でタイトルに誤りなしです。
芭蕉が仙台に着いたのは元禄二年五月四日(1689年6月20日)で、その
朝発った白石から十二里(48キロ)の道のりでした。
■奥の細道の旅
○現在地 白石
○次の目的地 仙台
○次の目的地までの距離 1.9km
○次の目的地までの歩数 2,579歩で達成です。
こう書いていると簡単に仙台領に入れたように思ってしまいますが、当時の
状況はそう簡単ではなかったようです。
金森敦子さんの本から。
≪「仙台」 旅人への警戒厳しい伊達領に入る
入国許可がなければ宿泊お断り
これまでの芭蕉と曽良は、ほとんど国境ということは意識してはいなかった
ろう。 江戸を出発してから福島領を出るまでの街道は、幕府直轄領か、関ヶ原
の戦以前から徳川氏に従った譜代大名の領地ばかりで、幕府に敵対する大名
はいない。 だから栗橋の関所の通行もごく簡単だった。 それぞれの国境いは
「これより誰それの領地」 といった牓示杭(ぼうじくい)が立っているだけである。≫
しかし、外様大名の雄藩であった仙台伊達領ではそうはいかなかったのです。
そのへんのことは明日にします。