kaeruのつぶやき

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続けての桜話。

2015-03-31 21:53:11 | kaeruの五七五

 桜の句として歳時記に出ている

  さまざまの事思い出す桜かな 

は芭蕉の句です。

 では我が家の桜にどんな思い出があるのだらうと思ったのですが、あまり出

てきません。 自分の育ったところならとkaeru夫人に聞きましたが、取り立て

て話すようなことも無いようです。

 以前は山桜のような白色で、全体として咲き方も少なかったそうです。 毎年

のことですから気づきませんでしたが、そう言われればいかにも春到来を告げる

感じで咲くのはこの数年のことでのようです。 それは私が家にいるようになった

からかも知れません、春を知らせるこの樹に関心が強まったせいかもしれません。

 

 桜の寿命はどのくらいなのか、樹齢1000年という樹もあるようで、100年単位

での命なのか。 そうなると我が家の桜もこれからが盛りを迎えるのかも知れませ

ん。 人間の尺度で姥桜(うばざくら)などと言ったりしますが、本当は人間の庭で

何代かの縦の絆を見ているのかも知れません。