kaeruのつぶやき

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本の生理

2015-11-01 20:10:55 | 本のひと言

生理は整理の変換違いではありません。本というものは生き物ですから自ずから触れてくる人を引き込んだり突き放したりします。本の整理をしているとそれにとらわれるので困ります。もちろん活字の中に潜む書き手の思いの強さがそうするのですが。

文庫本を整理しはじめて池波正太郎ものに引っ掛かり読みこんでしまいました。

「鬼平犯科帳」文庫本で24冊かなり前に読んでいる、それだけについページを開いて読んでいた時の面白さにひかれてしまいます。今整理のために使っているアプリは「蔵書マネージャー」というもので以前のものより使いやすい。

それで現在本屋に出回っている各作家の本が何点くらいあるかが分かります。

池波正太郎ものでは、文庫で519、新書5、単行本208でその他も含めたすべてでは1,291という数字が出ました。このなかには活字だけではなくコミックもCDも入ったもので、他の作家でみると松本清張で801、司馬遼太郎が961、藤沢周平280ですから池波正太郎の約1300点という数字がいかに大きいかが分かります。

池波もので近く出る『真田忍者、参上!』(河出書房新社 文庫)は新年からのNHK「大河ドラマ」の「真田丸」との関係出版でしょう、目を通したくなりました。