kaeruのつぶやき

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勉強の環境。

2015-11-10 22:49:52 | kaeruの『資本論』

明日「資本論講読会」なので少し勉強しておこうとインターネットで関連を見ていたら、やはりこの世はかなり進歩していると実感したところです。

  マルクスが「資本論」のなかで英国政府や議会の各種調査委員会の報告書に基づいて記載していることはよく知られていることです。その報告書をいながらにして読めるというのですから「凄い!」と思います。

というのは、タブレットである人の勉強ぶりを見ていましたら、

Google Booksではいろんなものが見つかってしまう件(続き)

という書き出しが目に入りました。この方は私などと違い英語もドイツ語も堪能なのでしょう、「資本論」の原文や各種の報告書や「資本論」に出てくる経済学の書籍へのアクセスURLを記しています。

そして感想として、次のように言われています。(太字はkaeru)

《 工場監督官報告書や児童労働調査委員会報告書なども見つかるし、ユア『工場の哲学』やバビジ『機械および製造業の経済論』もある、トンプソン『富の分配の諸原理』などリカードウ派社会主義の諸文献も見つかる。昔であれば、大学の先生がイギリスに留学でもしない限り読むことのできなかった文献だが、これが日本にいて机の前に座っているだけで読めるのだから、本当に凄い時代になったとしか言いようがない。》

インターネットの普及で勉強をめぐる環境の進歩は想像をはるかに超えているようです。昔は「本の虫」と言われましたが、今はパソコンの虫?