花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

「日本イタリア国交150周年」公式ロゴ決定。

2015-08-11 11:27:08 | NEWS
外務省Twitterによると…

「日本イタリア国交150周年」(2016年)の公式ロゴが決まりました。
358点の応募作品の中から、日伊両国の有識者等9名から成る公式ロゴ選考委員会により選定。制作者はナポリ県在住のデザイナー Antonio Di Rosaさん 。(「外務省やわらかツィート」より)




国立西洋美術館のサイトでも、先の「日伊修好通商条約150年記念「カラヴァッジョ展」」から「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」に変更されていたので、2016年の「カラヴァッジョ展」でもこのロゴはきっと使われるのだろうなぁ~☆

ついでだけど、「カピトリーノ絵画館」は「カピトリーナ絵画館」とは表記しないのだろうか?? ほら、通常「パラティーナ絵画館」って表記するでしょ?(イタリア語超初心者の疑問です)


カラヴァッジョ《いかさま師》のレプリカ??!

2015-01-20 01:38:06 | NEWS
Sotheby's Caravaggio case: Former owner of 'The Cardsharps' loses legal bid after Sotheby's claimed work – later valued at £10m - was fake

http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/art/news/sothebys-caravaggio-case-former-owner-of-the-cardsharps-loses-legal-bid-after-sothebys-claimed-work--later-valued-at-10m--was-fake-9983980.html

(ボローニャのFさん情報に感謝!)

羽生結弦選手 仙台凱旋パレード

2014-04-26 18:39:33 | NEWS
GW初日の土曜日、仙台も快晴にめぐまれ、ソチオリンピック金メダルの羽生結弦選手凱旋パレードが賑々しく行われた。

もちろんミーハーな私も市役所前で待機(^^;。最前列にいた女の子は3日かけて作った横断幕を持っていて、 それも東京からわざわざ駆けつけたのだとか。ファンってありがたいよね。


手を振る羽生選手。ちょっとピンボケお許しあれ(^^ゞ

待つこと小一時間、オープンカー上の羽生君はにこやかに沿道に詰めかけたファンに手を振っていた。ショートプログラムで見せた両手ピストルポーズ(?)もしてくれたのだけれど、へなちょこカメラマンはシャッターチャンスを逃してしまった。残念!

【中止】韓国「ヴァティカン美術館展」にカラヴァッジョ《キリストの埋葬》

2011-07-23 12:36:54 | NEWS

韓国(ソウル)国立中央博物館(National Museum of Korea)で今年の暮れから「ヴァティカン美術館のルネサンス美術」展が開催される。その中に、何とカラヴァッジョ《キリストの埋葬》も展示予定とか。(→ご参考

■場所:韓国国立中央博物館(National Museum of Korea)(ソウル)
■期間:2011年12月6日~2012年4月1日


カラヴァッジョ《キリストの埋葬》(1602-1604)

カラヴァッジョはルネサンスと言うよりバロックだろう、などというツッコミは控えるが、お隣の国でカラヴァッジョを観る機会ができたことは喜ばしい。韓国はキリスト教徒が多いし(プロテスタント18.3%・カトリック10.9%)、官民一体の経済的躍進には目を瞠るし、ヴァティカン側の合意も得やすかっただろうと推測する。

いつの時代も経済が豊かになれば次は文化の享受へと向かうものだ。日本でも1989年に国立西洋美術館で開催された「ヴァチカン美術館特別展―古代ギリシャからルネサンス・バロックまで」で《キリストの埋葬》が展示された。なんだかバブル期の日本がずいぶん遠い昔のように思える(^^;

【追記】: 中止になったようだ。


カラヴァッジョの夜(ローマ)没後400年命日イベント

2010-07-17 16:05:23 | NEWS
カラヴァッジョ没後400年ということで、今年は様々なイベントが世界各地で行われている。カラヴァッジョがローマ帰国を切望しながらポルト・エルコレで亡くなったのが1610年7月18日、つまり明日が没後400年の命日に当たる。

ボローニャのFさんからローマでの命日イベントについての情報を頂いた。いつもながら感謝!深謝!!です。(メールを開けたのが今なのです。汗っ!)

ローマでは、7月17日(土)と18日(日)の間の夜(今日の夜!)、ボルゲーゼ美術館と3つの教会(聖アゴスティーノ教会、聖ルイージ・フランチェージ教会、聖マリア・デル・ポポロ教会)でイベントがあるようだ。

ボルゲーゼ美術館にはバルベリーニ国立古典絵画館やコルシーニ美術館、カピトリーナ美術館の所蔵作品も集められ、展示されるとのこと。ローマ市内国立美術館共同作戦と言えそうだ。ボルゲーゼ美術館はいつもと違い、予約なしで(無料?)入場できるとのことだから、いやはや激混み必至だろう。


夜のボルゲーゼ美術館(画像はNEWSからコピペ拝借)

カラヴァッジョ作品を祭壇画として所蔵する3教会では、17日の夜は午前1時(18日)まで公開する予定とのこと。もしかして、ボルゲーゼの《蛇の聖母》がサン・ルイージ・フランチェージ教会に展示される??(横文字苦手はイタリア語が苦手/涙)

ボルゲーゼ美術館と3教会を結ぶ無料シャトルバスが17日(土)午後7時から18日(日)にかけて運行予定とのこと。ローマ・バロックを牽引したカラヴァッジョを偲ぶに相応しい大盤振る舞いの没後400年の命日イベントと言えそうだ。ローマに行けない私は、遠い日本からカラヴァッジョの冥福を祈ろうと思う。

カターニャの建築物にカラヴァッジョ作品投映

2008-10-20 02:37:14 | NEWS
ボローニャ在住のFさんからカラヴァッジョ関連情報を頂いた。(Fさん、いつもありがとうございます!!)

シチリア島のカターニャでCARAVAGGIO作品をビルに投映するプロジェクトがあり、10月11日21時30分よりベントが開催されたとの事。

その様子がArts BlogのYouTube上に3分30秒ほどUPされている。

カターニャはエトナ山の麓にある都市で、カラヴァッジョ作品のあるメッシーナとシラクサの中間に位置する。この春にトラパニでカラヴァッジョ展を観たが、なにやら今年のシチリアはカラヴァッジョ関連のイベントが続いているようだ。

1月27日付「日本経済新聞」― 美の美 ―

2008-02-04 02:16:15 | NEWS
遅ればせながら…先週1月27日(日)の日本経済新聞(朝刊)見開き「美の美」はカラヴァッジョだった。今週も続くかと期待していたら...ラ・トゥール(^_^;)




(ラ・トゥール篇にもナンシーのカラヴァッジョ「受胎告知」紹介あり♪)

先日、久々に丸善に寄ったら、カラヴァッジョ本が色々並んでおり確かにメジャーになったんだなぁと思う。大体は持っているのだが、なぜか「カラヴァッジョ―殺人を犯したバロック画家」という小説仕立ての本だけは買うのを躊躇している。あの値段に見合う内容なのだろうか?やはり読まなくちゃわからない?

レンブラント(?)報道の毎日新聞と週刊朝日

2007-08-15 02:10:34 | NEWS
夏休み帰省からもどり、ようやく毎日新聞と週刊朝日(2007.8.10号)をチェックすることができた。新たな展開も知らずにいたので、拙ブログ<「毎日新聞」大阪本社版>に書き込み下さった皆様に感謝している。

大阪で発見されたレンブラント(?)「黄金の兜の男」の報道をめぐり、スクープした毎日新聞と、それを「でたらめ」とする週刊朝日との間で抗議の論戦があったが、毎日新聞は7月31日朝刊で「訂正」記事を掲載、続く8月8日朝刊の報道特集の中で「絵画報道訂正記事 経緯を報告」を掲載。



「結局、記者は鑑定結果を中心に記事を書き、絵の来歴に関しては、社長の事実でない説明を基にして裏付け取材が欠けていました。」(8/8毎日朝刊)とのこと。
まぁ、週刊朝日の記事を受け入れたということなのだろうね。

で、週刊朝日の第2弾(8/10号)では、「黄金の兜の男」を鑑定した黒江氏と一時所持していた大阪の社長の関係などから、修復家である黒江氏の鑑定自体を「怪しい」と疑問を投げかけている。
ちなみに、毎日側は「真作の可能性がある」という鑑定結果を記事にしただけ、という姿勢を崩してはいない。



という一連の流れをざっとおさらいしてみたのだけれど、絵画好きとしては絵の方がずっと気になるのだ。日本人の鑑定では無理があるならば、レンブラント調査委員会とは言わなくともせめてオランダの専門家に鑑定してもらうとかできないのだろうか?それとも、所有者側も実は真作の可能性が少ないと思っているのだろうか?これほど話題になってしまったのだから、きちんとした鑑定をしないと茶番劇になってしまうんじゃないのかなぁ?(^^;;;

「毎日新聞」大阪本社版

2007-03-20 01:18:42 | NEWS
大阪の「黄金の兜の男」についてのニュースを扱った3月16日付け毎日新聞大阪本社版(朝刊)を入手した。



地元大阪で発見したためか、なんと第一面のトップ記事(・.・;)。もしかして、毎日のスクープだったのだろうか??
扱いも大きく、興味深かったので、東京本社版になかった続き(?)を引用してみる。

■■■
関係者によると、レンブラントを専門に研究する唯一の「レンブラント調査委員会」に評価を依頼できるレベルの作品が見つかること自体珍しいという。また、日本への流入経路は不明だが、チェックできず入ってきたとしても不思議ではないとしている。
黒江元主任研究官は「作品のモデルはレンブラントの兄。地塗りの方法が即席的でもあり、レンブラントや弟子たちが画架を並べて練習した作品ではないか。ベルリンの作品より今回見つかった作品の方が、陰影が強調され、よりレンブラント的に見える。レンブラント真作の可能性が大いにある」と話している。
■■■(3月16日朝刊「毎日新聞」大阪本社版)

この東京本社版でカットされた部分って、結構ミーハー心を刺激してくれる(笑)。もちろん、勉強にもなったし。美術ド素人はモデルがレンブラントのお兄さんだとは知らなかった(^^;;。まぁ、読み比べると、東京本社版の方がもう少し客観性を感じさせるように編集したという感じかな?