■■ 2月に観た展覧会 ■■
・「
20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語」 (国立新美術館) ☆☆☆★
☆を4つあげたいほど盛りだくさんの内容だったが、冗長過ぎる展示が★1つ減点(^^;;
・「
日本美術が笑う」「
笑い展」 (森美術館) ☆☆☆★
前者は若冲もあったし☆4つの充実ぶりなのだが、後者の「笑い」の希薄さに★1つ減点。別々に評価すると、前者☆☆☆☆、後者☆★!
・「
グレゴリー・コルベール」展 (森アーツセンター・ギャラリー) ☆☆★
映像美の世界。作り過ぎでウソっぽく感じられる。自然をテーマにしているのに凝り過ぎた演出がどーも好きになれない。
・「
江戸城展」&「
北斎展」 (江戸東京博物館) ☆☆☆★
「江戸城展」は特にCG映像が面白かった!「北斎展」はもちろんヨロシイ(笑)
・「
松田権六」展 (東京国立近代美術館工芸館) ☆☆☆☆
蒔絵好きとしては松田作品を楽しむとともに、蒔絵の歴史や技法まで勉強できて嬉しかった♪
・「
柳宗理-生活のなかのデザイン-」展 (東京国立近代美術館) ☆☆☆
自分でも柳のステンレスボウルを使っているし、シンプルなデザインは好ましい。でも展示の仕方は芸が無いよね(^^;;
・「
ギメ美術館所蔵 浮世絵名品展」 (太田記念美術館) ☆☆☆☆
今まで絵柄にばかり注目していたが、今回、彫りや摺りの凄さに気がつき、浮世絵の面白さが漸くわかった(^^ゞ
・「
ジャポニズムのテーブルウェア」展 (汐留ギャラリー) ☆☆☆
ジャポネスクが絵画や美術だけでなく、一般の食器の図案にまで浸透していたなんてちょっと驚き。
・「
都路華香展」 (東京国立近代美術館) ☆☆☆☆
特に海や波を描いた作品に心惹かれた。京都画壇の奥深さを教えてくれた企画者側の努力にも敬意を表したい。
・「
志野と織部」展 (出光美術館) ☆☆☆★
作陶の絵模様から大胆な推理を展開、面白くて勉強にもなった。でも、展示作品的には長次郎2碗が一番嬉しかったり(^^ゞ
・「
Tomo Collection―我が心の陶芸」展 (菊池寛実記念 智美術館) ☆☆☆
現代陶芸というものは飾って眺めるアートに向かっているのではないかと思った。用の美はどこへ行ったのだろう?