日本経済新聞(仙台:全日版)で土曜連載されている「王の綽名」をいつも楽しみに読んでいる。佐藤賢一氏の著書はフランス史を主題とした小説や「ヴァロア朝」や「英仏百年戦争」などの歴史書を私的にもいくつか読んでいる。この新聞連載も欧州の中世初期から時代を下りながら、王の綽名にまつわる話が興味深い。
で、ブルゴーニュ公国の大公たちの綽名は私的に親しんでいるが、「王」では無いので多分無理だろうなぁと思っていたら、何と!本日(11/12付)、シャルル・ル・テメレールが登場
新聞を捲りながらイラストを見て「シャルルに似ているなぁ」と思ったら、 だった(笑)。それも、ルーベンス描く「シャルル・ル・テメレールの肖像」を参照したのがすぐわかる似せ方だったし
。
ピーテル・パウル・ルーベンス《シャル・ル・テメレールの肖像》(1618年頃)ウィーン美術史美術館
それにしても、本当に「王国を夢見て猪突猛進」だったル・テメレールであったなぁ。