花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

カラヴァッジョ《マッフェオ・バルベリーニの肖像》初公開展(ローマ)

2024-11-23 14:03:16 | 展覧会

カラヴァッジョ真作とされていたものの、今まで一般未公開だった《マッフェオ・バルベリーニの肖像》が、なんと!11月23日からローマで初公開されるとのこと!!

■「カラヴァッジョ/ベールを脱ぐ肖像画」展

・期間:2024年11月23日~2025年2月23日

・場所:バルベリーニ宮(Plazzo Barberini)(ローマ)

AFP日本語ニュース:https://www.afpbb.com/articles/-/3550403

美術館公式サイト:https://barberinicorsini.org/en/evento/caravaggio-the-portrait-unveiled/

参考サイト:https://www.finestresullarte.info/arte-antica/caravaggio-a-roma-esposto-per-la-prima-volta-il-ritratto-di-maffeo-barberini

カラヴァッジョ《マッフェオ・バルベリーニの肖像》(1598年頃)個人蔵



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19 コメント

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別の日本語情報 (むろさん)
2024-12-02 00:23:47
ご参考まで
https://artnewsjapan.com/article/14803
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カラバッジオ (通りすがり)
2024-12-15 17:11:10
体調はどうですか?私の昨年9月の渡欧でのプラド訪問では”ゴリアテ”は修復中で未見に終わりました。この12月に欧州と英国の都市を巡りましたが、再訪したプラドでは、部屋の開口部を通して、”ゴリアテ”と真筆とされて修復なった”エッケ・ホモ”が向かい合わせで展示されていました。カラバッジオ作と言われればそんな気もしてくるのですが、やや人物の表情に厳しさが欠けているように感じました。なおロンドンNGでの”アルノルフィーニ”には感激しました、特に画像では目立たない、窓枠の外のオレンジ色の果実の木が誠に目を惹く鮮烈さであり、また男性のガウンの紫の色合いとその上の毛皮の毛羽立ち感など実見して初めてわかるところでした。また、期待していなかった”ティモテオスの肖像”は何か人を惹きつける魅力を感じました。”赤いターバンの自画像”は残念ながら倉庫だったようです。でも、UK訪問の目玉はマンチェスターのWaterhouse作"ヒュラスとニンフたち"だったりするのでした。
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むろさんさん (花耀亭)
2024-12-16 01:21:53
超遅レスになり申し訳ありませんでした!!m(__)m
「別の日本語情報」参考になりました(^^)v。ありがとうございました!!
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通りすがりさん (花耀亭)
2024-12-16 01:44:52
ご心配ありがとうございます。おかでさまで体調はなんとか復活できました(^^ゞ
で、なんと、欧州&英国旅行でプラドの新旧カラヴァッジョをご覧になったのですね!!羨ましいです~!! ”エッケ・ホモ” をご覧になったご感想、なるほどです。確かに微妙なところがあるかもしれませんね。やはり実見しないとわからぬことも多そうです。
で、ロンドンのファン・エイク作品も実見する毎に新発見があるほど見応えがありますしね(*^^*)。でも、”赤いターバンの自画像” の不在は残念でした!!
しかしながら、通りすがりさんのお目当てがWaterhouse作"ヒュラスとニンフたち"だったのは少々意外でした。確かに魅力的な作品ですよね(^^)
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Waterhouse (通りすがり)
2024-12-16 14:13:08
2018年、マンチェスター美術館の新任女性Curatorがあの様な扇情的作品はけしからんとして、”ヒュラスとニンフたち”を展示から外したところ、抗議のため1週間で元どおりになった話はご存知だと思います。その復活の際に、ほぼ裸の奇矯な格好の人たちがパフォーマンスを行い(パリオリンピック開会式の最後の晩餐パロディの様な感じ、実は有名現代アーチストによるパフォーマンスなのだそう)、その様子が展示室に常に6分割ビデオで流されていて、"オノヨーコの歌”みたいなのが部屋中に響き渡っていたのは、笑えたところです。そういえば映画”Mad Max フュリオサ”で失われた文明の象徴としてこの絵を模写する人物が登場していました。私もラファエル前派(Waterhouseも第3世代とみなされていますが)など、キレイなだけでいいのかな?などと思っていましたが、池上英洋さんが、若い頃にブーグローが良いねなどと言ったら、袋叩きにあったが、それのどこが悪いのか、と書かれていてなるほどと思い、そういえば自分は昔からモローなど愛好していたわけだし、ああいう神話や詩の世界をキレイに再現した絵に惹かれる自分に正直になってもいいか、と考え始めたというわけです。ただ、ニンフに池に引きずり込まれる男にとっては、女は怖い(ファムファタール)、ということになるので、そういう男性目線を全肯定してもいいのかなどとも思うのではありますが。また19世紀からの絵は個人蔵が多く、見るのが大変で、今回の外遊もバーミンガムとマドリード、パリでWaterhouseの個人蔵作品が展覧されるという情報で、前から行きたかったロンドンNGをくっつけて企画したのです。ただし、この時期のマンチェスターは寒く、小雨が降り、当日は風も強かった。
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通りすがりさん (花耀亭)
2024-12-18 02:12:11
はい、”ヒュラスとニンフたち” 事件、ありましたねぇ。たしか、バルテュス事件も。絵画は観る側の主観によって感想も異なるし、好みも人それぞれ違って当然だと思います。それに、普通に見てもWaterhouseもブーグローもキレイで魅力的です。キレイな絵を「好き💛」と言って何が悪い、ですよね(^^;
それにしても、通りすがりさんのWaterhouse個人蔵作品を追いかけ、欧州まで遠征する心意気に共感してしまいました。見たい絵は見るしかないのですよね。
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ウォーターハウス関連資料 (むろさん)
2024-12-19 09:27:19
2年前に見た東京ステーションギャラリーでの福富太郎展をきっかけに、フレデリック・レイトンやウォーターハウスの描くファムファタル的女性像に魅かれ、いろいろと資料収集をしてきました。コロナ以降海外旅行に行っていないので、まだ実物は見ていないのですが、今は早くイギリスに行きたい気持ちです。もちろん主目的はLNGですが、余裕があればブリストルにも足を伸ばし、レイトンの漁夫とセイレーンも見たいと思っています。

資料関係では、最初に買った本がトレヴィル発行の「水の女 溟き水より」で、人魚やセイレーンなど男を惑わし、水の中へ引き込む女性像の絵を集めた本です。
ウォーターハウスではピーター・トリッピ著「J・W・ウォーターハウス」(曽根原美保訳 ファイドン2006 年)が多くの作品を掲載した研究書として最も良い本だと思いますが、残念ながら絶版なのでネットで探すしかありません。カタログレゾネではないので、全作品を掲載しているのではありませんが、ほとんどの作品の写真は掲載されていると思います。
ヒュラスとニンフたちに関する(ネットで読める)論文は下記のものがあります。
https://www.bigakukai.jp/wp-content/uploads/2021/10/2018_05.pdf
これ以外のネットで読めるウォーターハウス関連論文も10数件ありますので、もしご興味があればご紹介します。

レイトンの漁夫とセイレーンについての論文要旨は下記URL。ヒュラスとニンフたち(フリーニ作 下記URL)も関連作品として引用されています。
https://www.bijutsushi.jp/c-zenkokutaikai/pdf-files/2014_05_18_41_toyoshima.pdf
https://galleryhopping.livedoor.blog/archives/2024-12-11.html
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Waterhouse (通りすがり)
2024-12-20 09:43:40
>むろさん さんへ
>ウォーターハウス関連資料... への返信

資料のご紹介ありがとうございます、いくつかはすでに読んでおりましたが。最近Wayerhouseの魅力に目覚められたとのことで、大変嬉しく感じました。Waterhouse 作品、実は日本にもひとつあり、それは郡山美術館です。最近見てきました、少々習作気味ですが、ナカナカのものでした。今回の旅ではリーズの”シャーロットの女”第2versionも見ましたが、図版では荒削りすぎるようでいて期待していませんでしたが、見る価値のある作品でした。テートのは、皆さんおっしゃるように傑作ですが、仕上がりが滑らかで、まだアルマ=タデマの影響下にあるのを感じます。ロンドンの画廊の持つ第2versionの習作がトリッピの本で言及されていて、完成作に比べて女の目つきがより穏やかである、完成作では完全につり上がった目で、死を賭してランスロットの元へ赴こうとする女の狂気が描かれています。実作を見ていて気がついたのですが、現実の女の髪は黒いのに鏡に映る髪は赤毛であり、女の決意による変貌を意味しているようでした。
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Unknown (通りすがり)
2024-12-20 09:52:49
>花耀亭 さんへ
>通りすがりさん... への返信

そうですね、花耀亭様のカラバッジオ探索の旅への情熱にも感服いたしております。妻にも最近は呆れられて、ひとり旅に出かける際には、今度の巡礼の旅の日程はこうなってますと報告している次第です。
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むろさん さん (通りすがり)
2024-12-21 15:58:57
過去の書き込みを拝見して、クリヴェッリ、フィリッポ・リッピの描く細面の顔に言及されていたのを読んで、ハタと膝を打った次第です。Waterhouse含めて、小生と女性の外貌の趣味を同じくしている方だな、と。外れていたらすいません。なお、今回のロンドンNGでは、クリヴェッリ作品は全て倉庫入りもしくはローンで、鑑賞叶わず残念でした。
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