イメージス工房のジュディス・ポール、トム・ダーデン夫妻の新作万華鏡は、今年もまた大変ユニークなものでした。タイトルは「フォトプレイ」で、写真を使ったこのような額装の作品を数種類用意してありましたが、こんな万華鏡の演出はいかがでしょうかというアイディアの提案がユニークな新作でした。
額に納められた写真の上に、透明なアクリルの棚が付いているのが見えるでしょうか? 同じ写真が万華鏡の筒に使われているので、その棚に万華鏡をぴったり重ねるように置くと保護色のように、万華鏡が写真の中に入り込んでしまいます。また替えセルが付いているのですが(万華鏡の右上です。)、その外側にも写真の部分をそのまま使っているので、定位置にぴったりと重ねて置くと、写真の中に埋もれてしまいます(この写真では、分かり易いようにわざと少しずらして置いたところを撮りました。)
写真を飾った額に手を伸ばせば万華鏡があり、その写真のテーマに沿った映像が見られるというユニークな発想が面白いですね。万華鏡そのものは、オーソドックスな2ミラーシステムのものですが、いろいろなタイプの写真に合わせて、セルの中のオブジェクトを選び、映像を演出するのは、ジュディス・ポールさんのお得意とするところ。そしてその映像にも、新しい感覚が加わりました。次回ご紹介します。
額に納められた写真の上に、透明なアクリルの棚が付いているのが見えるでしょうか? 同じ写真が万華鏡の筒に使われているので、その棚に万華鏡をぴったり重ねるように置くと保護色のように、万華鏡が写真の中に入り込んでしまいます。また替えセルが付いているのですが(万華鏡の右上です。)、その外側にも写真の部分をそのまま使っているので、定位置にぴったりと重ねて置くと、写真の中に埋もれてしまいます(この写真では、分かり易いようにわざと少しずらして置いたところを撮りました。)
写真を飾った額に手を伸ばせば万華鏡があり、その写真のテーマに沿った映像が見られるというユニークな発想が面白いですね。万華鏡そのものは、オーソドックスな2ミラーシステムのものですが、いろいろなタイプの写真に合わせて、セルの中のオブジェクトを選び、映像を演出するのは、ジュディス・ポールさんのお得意とするところ。そしてその映像にも、新しい感覚が加わりました。次回ご紹介します。