国立の「アートの庭」ギャラリーで「万華鏡作家・佐藤元洋の世界」展に伺いました。昨年に続いての催しで、一緒に展示されている「硝子作家・尾形かなみの世界」展とともに楽しませていただきました。お二人は工房で吹きガラスの工程を協力なさって製作しているそうで、そこから生まれ出るそれぞれの個性が面白いと思いました。ひとつだけコラボレーションの万華鏡があり、それもまた素敵な作品でした。
この写真の作品は、泡をたくさん閉じ込めた透明なガラスが美しい台座の部分と、流れるブルーが美しい万華鏡本体が目を惹きます。ふつふつと湧き上がる泡、流れるような青いガラス、一点を指差すような全体の方向性に、動きやエネルギーが感じられる作品です。
このところパーラー型に取り入れている回転するオブジェクトセルの動きも滑らかで、適度な角度があるので、見る人にも心地よい万華鏡になっています。黒い背景に映えるガラスオブジェクトに、今までの佐藤さんの作品とは一味違った色味や表現を見る気がしました。この展示会は7月29日まで開催中です。(月曜日定休)
この写真の作品は、泡をたくさん閉じ込めた透明なガラスが美しい台座の部分と、流れるブルーが美しい万華鏡本体が目を惹きます。ふつふつと湧き上がる泡、流れるような青いガラス、一点を指差すような全体の方向性に、動きやエネルギーが感じられる作品です。
このところパーラー型に取り入れている回転するオブジェクトセルの動きも滑らかで、適度な角度があるので、見る人にも心地よい万華鏡になっています。黒い背景に映えるガラスオブジェクトに、今までの佐藤さんの作品とは一味違った色味や表現を見る気がしました。この展示会は7月29日まで開催中です。(月曜日定休)