Reflections

時のかけらたち

加藤武先生 ・・・ thinking back to my days in school

2014-06-22 22:32:45 | old familiar faces



中学・高校の頃私が一番好きな学科は歴史でした。あとは英語、美術が続いて。
高校の安西先生のおかげで国語も大好きになりました。特に詩歌について一人が一句について
発表する授業や、哲学では人間はわからない、文学でしょという言葉も心に残りました。

今思えば高校時代は素晴らしい先生に囲まれていたと思います。
とても個性的で、大学の先生のようでした。

トントンのブログのオルレアンの聖堂のステンドグラスを見ていたら、急に短大時代の
哲学の先生のことを思い出しました。
美大の受験に失敗して、英文科に進んだ私はひとまず短大に行くことになりました。
この回り道が素晴らしい先生たちとの出会いを与えてくれました。
短大では専任の先生のほかに講師として東大や立教大学などの先生もいらしていて
その中の米文学の亀井俊介先生(東大)、英文学の上島健吉先生(東大)、哲学の加藤武先生(立大)に
すごく影響を受けました。担任のウィラ・キャザーの専門家吉川俊子先生、大塚野百合先生など
素晴らしい先生がそろっていて、その後大学に行っても基礎となって、自分の中の芯の一つに
なったと思います。卒論のウォルト・ホイットマンのLeaves of grass は亀井先生の影響と
そのころのヒッピームーブメントの影響です。
上島先生とC.S.ルイスのFour Lovesを読めたことも良かったです。翻訳が良くなかったので。

今さらながら思いがけず行った短大が宝物のように思えるこの頃です。
加藤先生とは授業ではデカルトの方法序説を読書会ではいろいろな人の本を
皆で取り上げて卒業後も喫茶店で続きました。加藤先生の退官に寄せるブログの中にも
そのような記事をみつけました。
森有正やら万葉集を一緒に読んだ記憶があります。通学途中に先生と出会うとドキドキしましたが
いろいろなお話を聞きながらキャンパスに向かいました。ラテン語を勉強したらと言われた時は
とんでもないと思いましたが・・
他には道元の正法眼蔵を読むことを薦められましたが、いまだに課題となっています。
加藤先生の読書会のことがついているブログの記事をみつけました。





どうして加藤先生を思い出したかというと卒業の謝恩会の時に、先生がいらしていなかったので
有志で花束を持って先生の永福町のお宅に振り袖姿で寄った時に、テレビも置いていない居間兼ダイニングに
ノートルダム寺院の薔薇窓の写真が飾ってあったからです。
先生はマントを羽織って迎えに来てくれて本当にかっこよかったです。
大きな花束を先生に渡して先生が全く飾り気のない奥さまにもらったよと渡した時に
奥さまが無表情だったことを覚えています。奥さまも研究者だったのかしら?
私にとっては憧れの先生でした。短大は女子大で私には息詰まる感じでしたが先生方は本当に
素晴らしい方たちがそろっていました。
コメント
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