バレエリュス
素晴らしい奇跡の総合芸術。
ディアギレフやニジンスキーの名前は知っていても
これだけの芸術家を巻き込んだエネルギッシュなムーブメントが
あった時代を体で感じることができました。
その重厚でアートな衣装空間と記録映画の中で。
そのときに団員だったダンサーたちがそれぞれ各国で
バレエ芸術を高齢になっても牽引し続けていることにも
感動しました。
作品が持つ想像力と創造力。少女時代の心を刺激して、
頭の中をガリガリと何かを改めて刻み込まれたそんな感じ。
こういう風に色と形を組み合わせる?と。
少女のころ憧れた漫画というかイラストの世界とも
共通して。(こんな芸術作品に申し訳ないが)
それに「牧神の午後」も「火の鳥」もディアギレフにバレエ音楽として
依頼されたことを初めて知る。
ベジャールのように既存の音楽を使っていたのかと思っていました。
巻き込んだ芸術家はピカソやキリコ、ローランサン、コクトー、
ドビュッシー、ストラヴィンスキーなど。
最近熊川バレエをまた見たいと思ったけど、衣装や舞台は
素晴らしいが音楽が生でないのが残念。
それこそロシアバレエでも来ないかしら?
若い頃はよく見に行ったけど。
個の展覧会に誘ってくれた友人に感謝。
写真は当日の真夏のミッドタウン。
夜は家から神宮の花火を見た夏の一日でした。
Aug.16 2014 Roppongi