Reflections

時のかけらたち

梶本大進のヴァイオリン・コンサートへ ・・・ Daishin Kashimoto & Eric Le Sage

2015-01-16 23:22:48 | music




18日に着付け教室の終了式が目黒であるので、頑張って着ていかなければ
なりません。そのため毎晩練習していて、水曜日の星岡料理講習会もアップ
出来ずにいます。

今日はそんな眠い中、コンサートに行きました。
梶本大進は2度目ですが、今回何かわかったような気がしました。
プログラムも私が好きなフォーレです。


    



ヴァイオリン:樫本大進
ピアノ:エリック・ル・サージュ

曲目
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
フォーレ:ロマンス 変ロ長調 Op.28
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調


アンコール
フォーレ:子守唄
マスネ:タイスの瞑想曲



梶本の音色は何ともソフトでやさしいのです。
すばらしい音です。フランクのヴァイオリン・ソナタは
私が聴いた中で一番素晴らしかったです。
いっしょに行った方はアルゲリッチとクレメールのがすばらしすぎて
いつもそれと比較してしまうそうです。迫力ありそうです。

この音に満たされた時間は私が一番幸せに思う瞬間です。
今日の曲はとても美しかったけれど、ただ美しいだけではない
あのフォーレの持つ力です。涙とか苦労とか乗り越えた
美しさです。
音楽の持つ力の大きさを思います。

フォーレの曲を聴いていると、ボナールの絵にも似ているような気がしました。
ボナールの日常的な絵でなく、天国というような題の絵を思い出しました。
風が吹き、花が咲き人が語らっている・・ 今は亡き人たちもあたたかく
私の周りにいることを感じてしまいます。
コメント (2)
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