Reflections

時のかけらたち

2月の星岡 ・・・ Hoshigaoka Jananese cooking workshop in February

2016-03-22 21:58:31 | dish
2月の星岡日本料理講習会の記録を載せていなかったので
忘れないうちにアップ。

2月12日

前菜 甘口卵焼 菜の花
椀  鯵のつみれ椀
焼物 鶏の風味焼き エノキダケ粕漬け
煮物 治部煮
揚物 かきの利休揚げ
蒸物 寄せかぶら





この卵焼きが習いたくて星岡の門をたたきました。
ずっとずっと昔、主人の親戚の家で教職を退官した親戚の方が千葉に住んでいるのに、定年になったら
星岡で懐石を習うのが楽しみだったとか。塗のお皿に載った卵焼きがすごくおいしくて、私も時間ができたら
是非と思ったもの。以前住んでいたところだったら歩いていけた距離のところにありました。


この講習会にはこの時に集まった人たちはほとんどご主人を亡くした方たちでなかには何十年も前に
亡くされて一人で何人ものお子さんを育てた人とか、今でも難病のご主人をかかえた人とか
とても苦労されている方が多く、食事しながらたくましく生きてこられたことを知ることができました。
なかには長野とか遠方から習いに来られる方もいます。
何かお椀の中から、先生のお話の中から今の時代とは違うホッとしたものを感じてしまうひと時です。
せっかく習ったのにあまり作っていなくて、時間がないと同じようなもののリピートになってしまいます。
ここでの料理は手間もかかりますが、微妙な一味違うものも楽しんでいけたらと思ったりします。

着付けでも料理でも私には欠けているデリケートさを少しでも養うことができれば・・

























大志満でいただく治部煮と違ってすごく上品。
大志満の治部煮が食べたくなった。




牡蠣は火を通すのでも生食用を買っていたけれど、火を通す場合は加熱用の方がいいことを
知りました。採れる場所が違うらしい。





とびっこの色がきれいです。
エノキダケの子の食べ方をすぐ忘れてしまう。
西京味噌と酒粕を合わせたものや甘酒に漬けてもらしい。
去年は酒粕と甘酒を混ぜて野菜をつけてみた。


                 


おまけ アラカルト



さっそく娘のお弁当にこの卵焼きを作ったら、LINEでおいしいとメールが来ました。





いつだったか京王のデパ地下で夕方お魚が2パックで500円ただし違う種類の組み合わせというので
700円の舌平目を2つ他のものと組み合わせて2セット買いました。他は青柳のお刺身(ぬた用)とサラダ海老だったかな・・
もう忘れてけど、あまりに立派な舌平目・・久しぶりに夕飯でムニエル。モロッコかどこかで買ってきてもらったサフランが
まだ残っていたのでサフランソース。

コメント
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