Reflections

時のかけらたち

更紗の世界 ・・・ world of Sarasa

2017-02-22 23:55:19 | art
江戸更紗のコースが来月で入門が終わります。来月は仕上げの蒸し。
次のクラスに進むと自分でデザインして倍の長さの布を染めます。
多分パターンとして2回繰り返すのではないかと思います。
自分で図案を描くとなるといろいろなことに目が開かれていくような感じで、
最終の帯に持って行くための練習にするのか、ただペイズリーみたいな古典的な
文様を自分の好きな色にするのか・・ミナペルホネンの創作生地みたいなのも
おもしろそうとか・・並河靖之の七宝の藤の模様みたいなのもいいとか
独創性はないのだけど、空想が広がって面白い。あとは自然の花をデザイン化
していくだけとか。


昨日紀尾井アートギャラリー伊勢型紙美術館館から企画展の招待状を
送っていただいていたので仕事の後行ってみることにしました。
館長の梶浦淳代さんとお茶を飲んでお話をしました。古い着物のすてきなものも
置いてあってワクワクしました。明治時代の青がとてもきれいだった。今では
見ない色です。その時に昨年11月に3日間くらい開催した手描き更紗の馬場澄子展
の話になり、私が行けなかったので写真をたくさん見せていただきました。
とても楽しいいい時間が過ごせました。




























この頃亡くなった友達とか突然思い出すことがあるのだけれど
先日夢に慶応工学部で教授をしていた吉田和夫君が出てきてびっくりしました。
道半ばで残念だけど、これまでも充実した人生だったのだと思う。研究室に寝泊まり
することも多く、少し休まなくちゃだめだよとクラスメートが言っていた。

ひとりひとりが自分らしく生きてそしてその人生を閉じていく。みんなスピリットとなって
違う空間の中に入っていく。煌めく星となって私たちと一緒になって。



中学の美術の先生から紹介された同期生の三田村有純さんの漆工芸の展覧会が
来月銀座和光ホールで開催されることになり、鎌倉の月光庵の庵主となったI君の
依頼もあり、ミニ同期会についても相談することになりました。
前回の初めての中学校クラス会企画の時から先生からは彼に連絡するようにと言われて
いたのですが、今回いいチャンスになります。
同期生に伝統工芸の作家がいたのですね。お子さんたちもみなその道に行かれたようで
脈々と続いていることに感動を覚えます。

伝統工芸と創造性と3.11以降変わっていった作品とネットで見ていても
おもしろそうで、ギャラリートークもぜひお聞きしてみたいと思いました。

多くの音楽家たちが3.11の時音楽に何ができるかと考えて、大きな力となりました。
芸術そのものが人に力を与える。

きらめき 前回の展覧会
新たな地平をみつめて 今回開催予定の展覧会
コメント
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