最近見たかったグルジアの映画もあっという間に終わってしまって、またこの映画も来週にはヴィスコンティの
家族の肖像を没後40年のメモリアルでデジタル復刻版での再上映となるので最終日が近い。久々の土曜日の映画で岩波ホールも
にぎわっていて、安心した。ウィークディだとあまり人が来ていないことが多かった。
予告のヴィスコンティに圧倒された。これもまた40年近くたっているということか最後の作品。私もこの岩波ホールで見たひとり。
今予告編を見てもすごい。モーツァルトの協奏交響曲も久しぶり。
何か軽いタッチにして、現実か現実でないのかわからなくしている映画なので、難しかったが、テーマが重い割には
人間って昔からバカだったとなんとなく納得してしまうものだった。
でも監督も世界はどんどん悪くなっているとは認識している。でもそれは今に始まったことじゃない。
あきらめじゃないけれど、ペシミスティックではないということか・・
映画とは文化が無くなっていく海の中に投げられたカプセルのようなものと書かれていた。
自分の映画は終わったという感じがしない映画とも・・私も最後気が付いたら終わっていたという感じだった。
ところどころ意識なかったけれど・・
現代は Chant d‘Hiver / Winter Song
春が来るのか来ないのか・・
でもどこか力が抜ける映画です。
隣人を愛せよという言葉がこれほど響く時代はないですよね。
ホームレスを排除する警察のエピソード。
今の時代が重苦しいのでなんかね~という感じでした。
1か月以上前の時事放談でゲストが今世界で政治が安定しているのは
ロシアと北朝鮮と日本だって。
アメリカも混乱の始まり。他国に介入しなくなるのはいいかもしれないけど
難民・移民を受け入れないのはアメリカではなくなるよね。
・・・first という言葉がはやってい嫌な感じと誰かが言っていた。