Reflections

時のかけらたち

満開前の千鳥ヶ淵で ・・・ cherry blossom before full bloom in Chidorigafuchi

2017-04-10 23:34:58 | seasons
4月4日の千鳥ヶ淵の続きです。
満開の一面の桜ではなく、まだつぼみもたくさんの木です。
東京の中で一番好きな桜。
仕事帰りにイタリア文化会館に通った日々。
イタリアに行ってからなんと習い始めたイタリア語。
地下鉄からあがって、この緑の中の桜にため息が出そう。
人もそんなにたくさんいなかった記憶。夕方の千鳥ヶ淵。
イタリア文化会館の館長さんがイタリアに帰国するとき
この桜の別れを惜しんでいました。





























































































































懐かしいイタリア文化会館。ブックフェアをやっていてなかにちょっと入ってみました。
建て替える前の古い建物や庭も素敵でした。イタリア語のクラスのほかに若桑みどりの講座を取ったり、
エトルリアの美術展やビスコンティの映画、室内楽のコンサートなどとても充実していました。
身近なイタリア、まさにその通りでした。

イタリア旅行から帰ってから習い始めたイタリア語。また旅行で知り合った方から会社の絵画クラブを
紹介してもらって、私の遅れた青春時代を楽しんだ日々が続きました。その延長線上でパートナーにも
出会いました。

アトリエからは上智大の土手とか絵の後でお花見に行ったりしたこともあり、花冷えの寒さの中
お店に入って、日本酒に桜の花びらを浮かべて冷たいお酒を飲んだっけ。お花見の時期でなくても
帰りにはよく飲みに行ったり、カフェ・イ・アルテでコーヒーを飲んだり、赤坂のディスコに行ったり、
北海道にスキーに行ったのもこのグループ。結婚前の楽しい時代でした。
その時に出会ったのが古茂田美津子先生と伊東隗先生。お二人とも新制作に属していました。







帰りに夕日がかった千鳥ヶ淵の桜をもう一度撮ってから地下鉄の階段を降りて行きました。
お気に入りの陶器のお店「花田」でしばらく食器を見てから。

April 4   2017   Chidorigafuchi


コメント
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