Reflections

時のかけらたち

真夏の中にいつのまにか ・・・ in the middle of summer

2019-07-31 23:56:58 | seasons

                                       (July 21)

いつの間にか公園のむくげが咲いていて、山手線沿いのサルスベリが赤い花をつけ始めれば
真夏が到来。今年は昨年より梅雨明けが遅かったので、猛暑のアタックも遅かったけど
外にいることは身の危険を感じてしまうほどです。



                                        (July 31)

昨日はYouTubeでScott Walker の曲を流しっぱなしで、書類の整理をしていたけれど今日は
午前中に買い物に行って、午後なんとなくTVをBSに変えたら、小津の映画「東京暮色」をやっていて
30分くらい過ぎていたけど、まるで外国映画を見るように引き込まれました。


  

以前小津の作品はカラー映画では見たことがあったけどモノクロは初めてで、その世界がすばらしかったです。
私の大好きなスペインのヴィクトル・エリセ監督が小津が大好きで、今回それが良くわかったような
気がしました。あまり多くを語らないけれど、それぞれの事情を秘めた生活。時がゆっくりたって行って・・
映像も美しくまるで木村伊兵衛の写真を見ているようでした。
笠智衆と原節子というレギュラーメンバーに加えて山田五十鈴と最後まで有馬稲子だったと気が付かなかった
次女役の有馬稲子。私の記憶にもかすかにしかない時代の佇まいだけれど、ノスタルジックで胸が熱くなり
ました。その抑えた演技に心動かされました。





  



叔父が法事の時に祖母の若い頃は山田五十鈴に似ていたといつも話していました。
この映画を見て初めて、やっとわかりました。


家の周りの写真は参議院選挙の日に撮ったものと、今日夕方からコンサートに行くときにスマホで撮った写真です。









選挙会場の娘が通った小学校で、なんと熱帯睡蓮の花が咲いていました。













                                        July 21




イイギリの花でしょうか?



                                        July 31
コメント (2)
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tree of life --iwatate folk textile museum

2019-07-31 23:52:14 | art
Journey to Tree of Life

April 11th - July 13th, 2019
Open on Thursday, Friday and Saturday




Journey to Tree of Life
Hiroko Iwatate

I believe that my journey throughout the world has taught me almost everything
that I needed, and I wondered how much time I have spent in India. 80 visits in total,
approximately 35 days of stay per visit, which means 2800 days. I have spent 7 years
and 306 days, almost 8 years, in India. During the journey, I can not describe how much
I felt blessed by the “Tree of Life”.

Every tree absorbs water and spreads out the branches toward the sun. Flowers bloom
and fruits are borne bringing soft shades. The Kalamkari hangings from Coromandel Coast of
India depict such scene with its beautiful detailed woodblock prints. At the same time,
Zoroastrians in Iran began to use cypress for their textile design which symbolizes eternal
life. Wondrously, the two different countries shared same design for their textiles.

The “Tree of Life” could also be seen on appliqué hangings of Kutch and on Kantha
embroidery in Bengal. The design and pattern come in different styles. The textiles could
be designed intricately depicting the tree from the corners to the center, symbolizing good
luck, or simply presenting the tree itself. In Islamic areas the trees are often designed
and favoured.

For this exhibition we have selected the theme which we have most valued. Fortunately,
Ms. Jahanara visited while our preparation and promised to contribute to our exhibition by
giving a lecture during the exhibit. It is my pleasure to present the exhibition with such
an incredible encounter.


©2019 iwatate folk textile museum all right reserved.

日本語の案内文はすでにHPから消えていましたので、パンフレットをスキャンしました。










7月6日にCross Kitchen での講習会の後、会期の終わりが近づいていた岩立フォークテキスタイル
ミュージアムまで足を延ばしました。自由が丘にある小さなこのミュージアムは、結婚前にはた織りを習っていた頃、
一緒に習っていた友人や先生もお気に入りだった岩立バザールが前身だと思います。
魅力的な布のコレクションを展示しています。

この日はちょうどカンタを作る人たちが団体で学芸員の説明を特別聞いていたみたいで、私も一緒に
聞かせてもらいました。学芸員は若い男の子で、岩立さんが時どきフォローしていました。
こういう素晴らしい手仕事はインドの州によっても違いがいろいろあり、今でもほかの州のことは
あまり知られていないとのことでした。インド内でもそんなに情報が流れていないことに驚きを感じました。
そういえば、昔インド旅行をした人が州を越える時が結構大変だったと話していたことを思い出しました。
こういう大きな布は、アミューズミュージアムで開催の東北のboro展で見た刺し子のように代々生活の中で
大事にされて来たものです。まさにTree of Lifeです。細い綿で織った布なども素晴らしいものがありました。
そういうものは身分の高い人しか着れないものでした。
写真撮影NGでしたので、部屋から出たところに飾ってあったものだけ写真に撮りました。























次回のインドネシアの展示です。




最初に古本屋さんに行きました。岡本半三先生の画集をネットで見つけていた古本屋さんです。
ところがネットに載っているのは本社に置いてあるとかでありませんでした。事前の連絡が必要とのことでした。







July 6  2019  Jiyugaoka
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