Reflections

時のかけらたち

初めての祇園祭 ① ・・・ my first Gion Matsuri ①

2019-07-23 23:09:53 | seasons
一昨日からヨガを再開して、また日常に少しずつ戻ってきました。昨日はヨガとペルヴィスを取って
帰ってきましたが、久々にシャバーサナの時に珍しく心に少女だったころの映像がまるで古い映画のように
ざらざらの画面で浮かびました。自然の野原の中で小学校低学年の時の親友といるのです。それが何とも
言いようもなく懐かしさがこみあげてくるもので、胸が熱くなりました。ただそれだけですが、自分の長い人生の
道のりを感じました。

京都の写真が多すぎて、やっとスマホの分もPCに選んで入れました。スマホで900枚、一眼レフで1000枚くらい
撮ってしまいました。

                   

この年でも初めてのことがまだまだたくさんあることはうれしいことです。
今回は初めての祇園祭のタイムラインからです。

京都では祇園祭の前祭りの頃梅雨明けを迎えて夏が来ると言われています。
祇園祭2019では7月17日に山鉾巡行(前祭)、7月24日に山鉾巡行(後祭)が行われます。17日の山鉾巡行(前祭)
では長刀鉾(なぎなたほこ)を先頭に山鉾23基、24日の山鉾巡行(後祭)では橋弁慶山(はしべんけいやま)を先頭に
山鉾10基が巡行します。

今回、八坂神社のすぐそばのアパホテルを1年前に数室格安で予約した着付けの仲間からお誘いがあり、この時に
行われる呉服屋さんのセールなどもおもしろそうなので昨年行くことを決めました。誰か誘ってもいいとの
ことでちょうどその頃、今年のオペラ トゥーラントッドの安い券を求めて一緒に予約したイタリア語と声楽の
友人にスケジュール確定の時に聞いたら行ってみたいとのことでご一緒しました。

【祇園祭2019日程】
祇園祭2019 日程:2019年(令和元年)7月1日(月曜日)~31日(水曜日)
●14日(日曜日)~16日(火曜日)・・・宵山(前祭)
●17日(水曜日)・・・山鉾巡行(前祭)・神幸祭
●21日(日曜日)~23日(火曜日)・・・宵山(後祭)
●24日(水曜日)・・・山鉾巡行(後祭)・還幸祭

【祇園祭 歴史】
祇園祭は平安時代前期の869年(貞観11年)に京都をはじめ全国に疫病が流行し、牛頭天王(ごずてんのう)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の祟りであるとし、卜部日良麿(うらべのひらまろ)が禁苑(宮中の庭)である神泉苑に
国の数と同じ66本の鉾を立て、悪霊を移して穢れを祓い、薬師如来の化身とされる牛頭天王(素戔嗚尊)を祀り、更に
牛頭天王(素戔嗚尊)を主祭神とする八坂神社(祇園社)に3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ごりょうえ)
が起源と言われています。

企画して下さったGさんは京都に住んだこともある京都通でしたが、私は何も勉強せずに来てしまいました。
今回は徹底して京都の町の祭りを迎える雰囲気を楽しもうと思い、足の向くままゆったりと過ごすことにしました。
つれのTさんもヒマラヤにも行った方ですが、その後大病もされたので休みながら歩き回りました。
それでも初日と2日目は10km以上歩いています。



京都に15日に入って、17日にハイライトの山鉾巡行を見て帰るというラフスケジュール。後は個人自由にまわるということで。
町で京都の方に聞くと、山鉾巡行は一番目立つ行事ですが、神輿が通る前の道を清める役割で夕方からの神輿を見るべきと
教わりました。その時に屏風祭りと言う由緒ある休暇により、その家の名品を並べると言う祭りがあることを知りました。
もし次回来ることがあればそこまで見てその日は泊まって帰るのがいいかと思いました。
私と友人や山鉾巡行の辻回しを4基見て、四条河原町から市役所の方まで鉾と一緒に進み寺町通りで買い物と昼食を
取ってから帰りました。

写真はめちゃくちゃ撮りました。望遠のレンズだけでしたが、これで良かったと思いました。後はスマホで。
帰ってからしばらく祭りのリズム、命の躍動が私の周りに響いていました。

とりあえず京都の3日間のアウトラインのみブログにアップしようと思います。写真をスマホと望遠で撮りましたが
量がすごくあったので見返しながら、臨場感を思い出します。目で見て写真を撮って、スマホも使い、近くの中国人に
注意しながら祭りの中にいました。諏訪、京都と非日常の世界が続きました。



7月15日

午前7時過ぎの新幹線ひかりで友人と京都に行くはずでしたが、なんとこの日は始発から小田原駅での点検作業遅れか
何かで20分も遅れて発車。他の方たちはのぞみ号で前倒しして早めの便で行くことができて、なんと先に京都につく
はずの私たちが他の方たちを待たせてしまう結果になってしまいました。

地下鉄烏丸線で四条まで行って降りるとの指示だったけどリーダーのGさんが四条烏丸と言ったので
違う駅ではと騒いでいたら近くの親切な京都の女性が四条で降りた方がいいと教えてくれました。
同じ場所で阪急だと烏丸駅となっていて四条烏丸と言う名の駅はないことがわかりした。
京都に慣れるには道路がはっきり頭に入っていないと大変。入っていればとても分かりやすい標記。

Gさんの行きつけの塚本と言う呉服屋さんが祇園祭の時だけ、新町分室で店頭販売をします。
まずそこを目指して、四条から新町通りに行きました。今回普段は販売していない小物のお店がこの時期だけ
セールをするということで何か小物でもあればと思っていましたが、塚本では端切れや帯や反物が
置いてありどれも素敵でした。塩沢紬のサラッとした風合いの涼しげなものがあり、いつもと同じような
ものでしたが、価格が浴衣や小千谷縮み並みだったので仕立ててもらうことにしました。普通に買ったら
3倍くらいするそうです。手触りが何とも言えません。色はナチュラルなものです。単衣にしました。
まさか買いものするとは思いませんでした。

四条通りにも新町通りにも鉾が組み立てられていました。
お祭りがもう始まっています。



地下鉄から上がって四条通に出ると高い山鉾が見えました。



新町通りに入ります。



狭い新町通りにも放下鉾が見えました。



放下鉾の近くに塚本分室がありました。




お昼は予約してあった「斎 阿うん」で。
その後みんなは誉田屋源兵衛で町屋のお店を見せてもらいに行きました。
建物がすばらしいらしいのですが、京都きもの市場の紹介で30分で2000円の見学料と言う敷居の高い店です。
私と友人はゆっくりしたいということで食後少しお店でゆったりしていました。
食事中に店主のあいさつがあり、京都の歴史を語っていました。京都は歴史といつもぴったりついています。



鱧や鮎など夏の京料理は涼しげです。

他の方々は誉田屋源兵衛に行った後、嵯峨鳥居本に行きましたが、私たちは残って、ゆっくり
ホテルに向かいました。まだ歩行者天国になる前の時間なので、鉾がある近くは歩道が混んで歩いても
なかなか進みませんでした。









笑顔がいいですね。ご一緒したイタリア語と声楽の友人です。マドリッドでもこんなのを見たわと・・



































お昼が京料理だったので、夜は鰊そばで。松葉はあまりにも有名なのでその斜め前のやぐ羅にしました。
行き当たりばったり、おなかがすいたら食べるという感じでした。中は外国人が多かったです。




最後に夜の八坂神社に行ってみましたが、あまりにも屋台のにおいがきついので退散しました。


July 15  2019  Kyoto
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初めての祇園祭 ② ・・・ my first Gion Matsuri ②

2019-07-23 23:08:10 | seasons
7月16日

2日目は別のグループに貴船を誘われましたが、町の祭りの雰囲気の中にいたいというSさんのご希望で
私もいろいろ友人に聞いて少し離れた鷹が峰や大原も視野に入れたのですが、青蓮院に行くことに
決めました。そして今まで京都に行くたびに行くたびに行けなかった可必館(京都現代美術館)、
寺町通りを回る計画を立てました。

朝食をホテルの1階のスタバで道行く人を眺めながら摂りました。
そしたらまだ7時過ぎなのに和服姿の人たちが時折通り過ぎ、さすが京都と感心してしまいましたが
後から八坂神社を通り抜けたら、表千家の献茶会が行われているところでした。それでこんなに和服の人が
多い理由がわかりました。







野菜がたくさん入ったチキンラップの朝食を取っていたら、同じグループのTさんも来ていて、
早朝の高台寺に行ってきたとのこと。私たちもまず、高台寺に行ってみることにしました。
ねねの道を通ります。行く途中に若い頃泊まった当時はレディースホテルだった長楽館が高級そうに
なっていました。古い洋館ですが、持ち主が変わったのですね。









襖絵の展示に合わせて、こんな面白い提灯が。お寺も変わりましたね。













さらに登ったところにあったお茶室


京都は歴史が今に続いていることを感じさせる街です。秀吉や信長の空気がまだ残っています。
高台寺ではねねが秀吉ゆかりのものを集めて作った人生最後を過ごした寺で、ねねという人を
感じずにはいられませんでした。説明して下さる人も若い女性でした。
高台に茶室があり、ねねはここで風に吹かれてお茶をいただいたのかしらと思いました。
私たちは出口近くでお抹茶をいただきました。とてもおいしくてどこのかお聞きしたら祇園辻利の
清々しい名前のお抹茶でした。







次にねねゆかりの圓徳院に入りました。入口の長谷川等伯の石柱のPRに魅かれましたが、入口の人に
どんな屏風か尋ねると本物は博物館入りでデジタル版と言うことでした。今京都では保管が難しいので
本物は博物館で現地にレプリカとか現代作家のものが多くなってきているとお聞きしました。
中では写経をしました。なぞるだけですが。
その後で奥の部屋に行き、長い間庭を眺めていました。









次は青蓮院に行こうと円山公園を抜けていたら、おなかがすいたねと言うことで目の前にあった
平野家でいもぼうの昼食をとりました。昨晩は鰊でこの日は鱈とえび芋を炊いたものです。友人が
のれんの一子相伝に魅かれて。






ここで山芋のぼうろがお茶うけに出て、とてもおいしかったので友人はお土産にたくさん買っていました。



一度荷物を置きがてらホテルの戻ったらお庭も堪能したし、青蓮院までまた行く気がしなくなり、
念願の可必館で日本画を見ました。一番上の階に茶室もありすてきな落ち着いた美術館でした。







静かな日本画でした。祇園の別世界です。


その後で寺町通りまでエスニックの織物や生地を扱うお店を探しに行きました。
鴨川沿いを四条から三条まで歩き、上に上がって烏丸御池に出て寺町通りを二条方面まで
行きました。村上開新堂があったので恐る恐る入って、バラのロシアケーキを買いました。缶入りのは
予約だそうです。




















道沿いに一保堂とか素敵なお店がいろいろありました。友人はすっかり落ち着いた京都の町の店構えが気に入って
しまいました。東京の店は主張しすぎてうるさい感じがすると話していました。
進々堂で喉の渇きを潤して帰り道に向かうと夕立が降ってきました。傘は持っていましたが、雨宿り
したところが中に猫が暮らしているお店の前でした。







京大前の店には黒田辰秋のテーブルがある進々堂





Aさんから教えてもらった行きたかったお店は何と定休日!

ここからまた予約してあった東華飯店まで結構距離があるので、雨も降っていたし、タクシーに乗りました。



雨宿りしたお店の軒先。中にまるでねこ散歩のような猫のいる風景。




総勢9名での中華の夕食はコースでなく好きなものを頼んですごく安く済ませることができました。コースだと
途中でもうお腹いっぱいになってしまいます。



帰り道辻利によって高台寺でいただいたお抹茶を買って帰りました。名前を忘れてただ清々しい印象だったと
お店の人に話したら、高台寺は御用達なので調べてくれたら、やっと「清音」と言う名前と言うことが
わかりました。



一度ホテルに戻って夜の八坂神社に行き、神楽を人々の隙間から見て帰りました。スサノオノミコトとヤマタノオロチ
のかぐらでプリミティブな太鼓の音に合わせて舞っていました。お祭り気分絶好調。










July 16  2019  Kyoto
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初めての祇園祭 ③ ・・・ my first Gion Matsuri ③

2019-07-23 23:06:38 | wonderland
7月17日

一番の見せ所山鉾巡行の日です。
朝早起きして、ホテルの朝食7時からのバイキング朝食を取りました。
すぐチェックアウトして、四条河原町の交差点まで行きました。少し端の方でしたが、
一番前の列が取れました。隣にいた中国からの観光客がいきなり私の前に立ちはだかってしまったので
英語で応戦しました。全くマナーが悪くて。警官からも何度も注意されていました。
警護のお巡りさんたちは京都の土地柄か話し言葉がやさしくて、ちょっとしたカルチャーショック。
おみ足をもう少し後ろにさげてくださいと注意するのです。殺気立っていないのです。



信号機を事前にしまっていよいよ巡行が始まります。最初のお稚児さんによる綱切りを見ていたら
辻回しが見れないので、そちらはあきらめるしかありません。



4基くらい辻回しをするのを見て、もう充分と思いました。すごい迫力です。












動く美術館と言われている山鉾です。





待ち時間が1時間くらい。その後2時間近く見て交差点を離れ、鉾と一緒に河原町通りを三条に向かって歩き、
途中上島珈琲で休憩。もっと京都らしいコーヒーショップに入りたかった。



はんなり。 この暑さの中これだけの衣装ですが、さすが暑そうには見えませんでした。





四条御池の交差点はさらに広くて遠くなるので、これ以上見ないで、寺町通りに入り、前日休業だった
Adornに行きました。モン族の刺繍の入ったポーチやカンボジアの織物を使った小物入れ等買いました。
他にも楽しい雑貨店があったので、見ていました。
もう1時を過ぎていたので寺町のハンバーグやさんに入りランチ。とても美味しかったです。









Adornにも行くことができました。モン族の刺繍が素敵です。





地下鉄を乗り継いて京都駅に戻り、いつもならお土産を駅で最後に買うのですが、どこにも寄らすに
来た新幹線に飛び乗り、無駄のないスケジュールでした。

日本にいても異文化に飛び込むような素敵な旅でした。







今年で1150年の記念の年の祇園祭。八坂神社の御朱印も金色の文字が入り特別仕様です。


July 17  2019   Kyoto


参考)
2019年7月京都に夏を告げる祇園祭で御朱印巡り
祇園祭行事日程
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