Reflections

時のかけらたち

立ち止まる日々 ・・・ days that stand still

2022-11-22 09:24:47 | a day in the life

関西旅行の前に断捨離中の友人から本を譲っていただきました。白内障の手術で退院した後ということでした。
たくさんの着物関連の図書リストを着物に興味のある人に送ったとのことでその着物コレクションの中から数冊
選びました。引き取り手がなかったら図書館や古本屋さんなどに持って行くとか。彼女は嫁入り先が見つかり
嬉しいと話していました。モダンバレエの創作をして躍っているクリエーターの彼女ですが、和裁もすごく上手で
娘が生まれた時、すごくかわいい着物を縫っていただき、我が家の宝物です。

私も片づけなくてはいけない年代なのにまた増えましたが、本を開けばその斬新な組み合わせに驚く池田コレクションです。
ほんとうにアートですね。最近の展覧会は行っていましたが、まだ池田さんを知らなかった時代のなのでうれしいです。

二葉苑の江戸小紋図録は二葉苑で型染を習っていたので懐かしくていただきました。他にも「太陽」の染織の本など
興味がある本がたくさんありましたが、こちらも断捨離の世代にどんどん物が増えてもと思い、あとは宮尾登美子さんの
着物エッセイにしました。
根津さんは着付け士で有名な方ですが、友人がおまけでつけてくれました。面白そうです。初代水谷八重子に「私の
手ばなせない男」と言われたとか。かっこいいですね。
最近は星岡も星岡の都合でない月もあったり、歌舞伎も玉三郎の公演も少なく、着物を着る回数が減っています。

 

奈良・京都から帰ってからは思いがけない膝の故障で、整形外科の先生から2週間は外出は30分以内と言われていますが、
外出したくても痛くて出かける気がしません。杖を突いていつもなら時間がかかない近所でも倍以上歩くのに時間がかかります。
夜も痛くて眠れない日もありました。外出も通院の他は近くのスーパーに2回行っただけです。
友人からもまた一緒に旅行に行きたいからちゃんと治してと励まされました。

ボビンレースもベルカントもイタリア語も全部休み。星岡もパスです。
家でできることはボビンレース!

 

せっせとほどいては進めています。ちょっとしたことが合わなくなってくる原因になります。

21日の夕陽

 

 

主人も足が悪かったので、自分がなってみると気持ちがよくわかります。なかなか自分が体験しないと人の痛みを
想像できないといつも感じていました。主人はいつも明るくしていて私たちはどれだけ助けられていたのか・・
体の1か所悪いだけでも気分落ち込みます。

これからこういう自分と付き合いながら折り合って生きて行かないとね・・・
自分の変化には柔軟に対応していかないと・・・

 

コメント
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