Reflections

時のかけらたち

加賀藩の残した文化と今+白川郷への旅 ・・・ trip to old and new Kaga +Shirakawa-go

2023-03-30 13:59:17 | wonderland

3月24日~26日

新幹線が開通した時(2015年)から娘と行こうと話していた金沢にやっと行くことができました。
行くのが簡単になったのでいつでも行けると思うとなかなか行きません。出張で行ったのが最後。
あの頃は飛行機で行っていました。帰りはサンダーバードとか乗った記憶が・・ その時は帰り道に兼六園を
少し見ただけでした。

娘が街歩き&和菓子巡りがしたいと言っていて、最近は日本酒にも少し興味を持って居酒屋デビューもしました。
私と違ってお酒ほとんどだめで、仕事の後に飲みに行くことはしません。

娘の仕事の都合でここしか休みが取れそうもないということで、土日をはさんでホテルとか高くなってしまうのですが、
仕方ありません。また天気予報でずっと雨と低温でスケジュールと服装、寒さ対策等すごく迷いました。
いつものバックパックスタイルでほとんど山に行くような格好で回りました。

「かがやき」と言う新幹線に乗ったのは初めて。軽井沢も止まらず、金沢を目指します。

 

 

1日目(24日)は何とか雨も止むこともありそうだったので予定を変更して、まずホテル近くの金沢城に行って、
玉泉院丸庭園を回って、鼠多門口より尾山神社、近江市場(昼食)、ひがし茶屋街歩きとスィーツ、浅野川沿いを歩き、
街の案内図にあった中級加賀藩士の住宅野坂邸、近くの彦三緑地(旧藩士邸跡)によってホテルまで行きました。

 

 S  金沢駅(鼓門・もてなしドーム)

 

 

 金澤城

 

 

 

 

 

 玉泉院丸庭園

 

 

 尾山神社

 

 

 

 

 近江市場 山さん寿司

 

 S

 

 ひがし茶屋街に向かいます。

 

 

 

 菓舗 Kazu Nakashima のフルーツ大福

 

 

 

 金箔のお店

 

 雨が降ったり止んだりでしたが着物姿がチラホラ・・

 

 浅野川沿い

 

 藩士の屋敷跡のお庭 彦三緑地

 

 中級武士の家 野坂邸

 

ホテルでチェックインした後、お昼をどっかり食べたのでもう夕食は入らないという結果で、それでも何か食べないと
夜中におなかがすいてしまうかもしれないと思い、近くのドトールコーヒーまで行って、軽くミラノサンドとコーヒー
を軽い夕食にしました。

ホテルに戻ってから最上階の大浴場に行って、静かに夜景を見ながらお湯につかっていました。音楽が静かに流れ
癒されました。

ここの三井ガーデンホテルは枕とベッドがとても私に会って寝やすかったです。ホテルでは初めてではないかしら?

 S

3月24日 雨のち曇り
7:20 東京発 かがやき503号  9:48 金沢着
金沢駅  兼六園下・金沢城(バス) 金沢城 玉泉院丸庭園 ~ 尾山神社 ~ 近江市場 昼食)
~ ひがし茶屋 ~ 浅野川沿い ~ ホテル着 17:00頃 (徒歩) 18:00 夕食を食べに近くに外出

 

2日目(25日)はこの旅行を決めた時に予約していた現地のツアーで白川郷まで。本当は奥能登に行きたかった
のですが、朝の集合時刻が早すぎたので、あきらめて若いころからあこがれていた白川郷のツアーを見つけました。
半数近くが外国人でイタリアからの団体も参加していました。こちらから見ると「イタリアの小さな村」の
逆バージョンの旅のように思えます。
途中白海老せんべいの体験があり、寒い中火に当たっておせんべいを焼きました。
白川郷には11時半前にについてすぐ昼食をとって、2時15分まで自由に歩きましたが、時間が足りませんでした。
村の端から端まで動き回ってました。それにしてもここはどこ?と思うくらい外国人観光客の多かったこと。
途中、本来なら大型バスで入れる展望台に混雑のため行けず、シャトルバスを使って町全体を眺めに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

3時半には金沢駅に着き、ホテルでもらったバス1日乗車券を使って、21世紀美術館まで行き、夕食の居酒屋を
偵察に行きました。 21世紀美術館は最初リストに入っていたのですが、端境期で企画展示がなく、目的の
プールの作品が公開されていなかったので今回は行きませんでした。近くの「いたる」という居酒屋に目を
付けたのですが、ホテルの夕食マップにも一番についていてこれはもう無理かなと思いましたが早めに行けば
何とかなるかと淡い期待を抱いて、細い道を歩きました。
事前の予約電話がかからず、当日枠を少しも受けていて並ぶようになっていました。4時半に着きましたが
もうテントを張った駐車場には定員を超えた人が待っていて、あきらめて道に迷いながらのどぐろ釜めしの
「いたる」香林坊店に行ったところ、そこでの記帳は何ページにもなっていて2時間先のご案内ということで
そこもあきらめて近くの魚屋さんがやっている居酒屋さんに行きほっとしました。その前にあった居酒屋・花組
というお店にやっと決心して入ろうと思ったら、なんと予約でいっぱいとのこと。

天狗舞久しぶりでおいしかったです。

 

 4時半ですでに予約満杯。あきらめたITARU。

 

 鮮魚店の居酒屋で沁みる~。天狗舞。

 

 さすがお刺身はすべておいしい。特にぶりが。

 

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夕食でほっとして、ホテルまで一駅だったので、ゆっくり歩いて帰りました。

3月25日 晴
6:30 朝食  7:30 ホテル出発  金沢駅(バス) 駅の近くをチェック(帰りに買うお土産とか・・)
9:20 JR金沢駅金沢港口集合 9:30 出発  途中おせんべい焼の体験  11:30 白川郷着 14:15 白川郷出発
15:30 金沢駅着  広阪・21世紀美術館(バス)~ 16:30 いたる本店 ~  17:30 川端鮮魚店 ~ 19:00 ホテル (徒歩)

 

3日目(26日)は庭を中心に回り、最後に武家屋敷に行くことにしました。武家屋敷は計画では1日目にしていましたが
天気がひどくならないうちに金沢城を見ておくことにして入れ替えました。
まず金沢の中心、兼六園に行き、その中にある成巽閣(せいそんかく)で加賀前田家に伝わるお雛様特別展を見ました。
兼六園は朝早かったので、人も少なく雨の中でしたが、しっとりして素敵でした。前田家に伝わるお雛様と調度品が
半端なく素敵で、今まで見たお雛様のうち最高でした。雨だったので中でゆっくり回りました。

 

 

 

 成巽閣

 

 

 

雨が時々、小雨から強くなるような時もあったので、予定をかなり省きゆったりすることにしました。
計画では兼六園より歴史が古い西田家庭園玉泉園と金沢最古の神社、石浦神社を回る予定でした。そのあとも谷口吉郎
・吉生記念金沢建築館をカットすることにしました。兼六園を出て緑の小径を通って、鈴木大拙館に向かう予定でしたが
ふと小径から横を見ると緑のガラスのカフェが見え、鈴木大拙館からの帰りに寄ろうと思っていた辻口博啓プロデュース
のル ミュゼ ドゥ アッシュでした。帰りだと混むかもと思い急遽戻りカフェで一休み。その甘さを控えたお菓子の絶妙な
おいしさに脱帽です。

 国立工芸館

 

 緑の小径から見た「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」

 

 

 花粉症で目の周りがさらにシワシワですが、数年前の苦労作フェアアイルのベスト見てね❣

 

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 鈴木大拙館

 

 

カフェで休んだ後、緑の小径を降りて、鈴木大拙館へ。ここも外国人が多数訪れていて禅に対する興味の深さを
感じました。私は何か言葉とか展示してあるのかと思ったのですが、ほとんどなくその周りの自然に触れて、瞑想
するような場所に作られていました。

そこから繋がっていた無料で見れる松風閣庭園は天候が悪いので開園していて入ることができませんでした。そこから
犀川まで歩き、川沿いの桜を見てから長町武家屋敷に行くことにしました。雨でなければ犀川沿いをその先、ずっと歩く
予定でしたが、タイムリーに来たバスに乗り、香林坊まで行きました。

 

 犀川

 

 

おなかもすいてきたので、武家屋敷に行く途中で香林坊あたりで何か食べることにしましたが、せっかく金沢に
来たのでやはり海鮮、お寿司でしょうということになり、近くのお寿司屋さんに。

 

そこから長町武家屋敷まではすぐでした。そのエリアは人が住みながら昔の景観を保ち、観光客がウロウロ歩いているので
住んでいる人には申し訳ないという感じがしましたが、こういう場所を残していることはすごいことだと思いました。
金沢全体がすばらしく昔の街並みを保存しているのです。東京の近代美術館にあった工芸館も金沢に移動して、嫌な感じ
と思っていたのですが、美術館のエリアに移築された建物を見て、許してあげようと思いました。金沢は古い文化や工芸を
大切にしている素晴らしい街です。

 

 

武家屋敷では野村家を見学しましたが、本当に素晴らしく、武家でも相当上の位の人だったのでしょう・・ 想像以上に
文化的レベルの高い家でした。武家と言うとすぐ質素とか思ってしまいます。派手ではありませんが、落ち着いた美しい
家でした。

 

 

 

 

帰りの新幹線まではまだ時間がたっぷりありましたが、金沢駅にバスで戻り、お土産を買って、お弁当を買って
駅の反対口の少し離れた所にあるスタバで喧騒から逃れてゆっくり過ごしました。

 

 

 

 

お土産を買おうと行った駅のショッピングセンターの中の和菓子の多さに驚きました。知らないお菓子がたくさんありました。
予想をはるかに超えた町、金沢はきっと何度も行きたくなる町になるでしょう。歩くのにちょうどいい規模です。
そして町がすごく静かです。小京都と言われるのがよくわかります。

古いものを大切に保存して、新しいデザインも取り入れた町は魅力的です。兼六園と茶屋街くらいかと思っていたのは
大きな間違いでした。美しい庭を見て、おいしいものを食べて、工芸品や美術品に触れる素晴らしい旅でした。娘に
せかされて行って良かったと思いました。

3月26日
6:30朝食 7:40 チェックアウト  8:00 兼六園(タクシー) ~ 9:00 成巽閣 ~ 10:20  ル ミュゼ ドゥ アッシュ
~ 緑の小径  ~ 鈴木大拙館 ~ 犀川 桜橋
(徒歩) 香林坊(バス)~ 13:00 金澤 玉寿司  ~ 長町武家屋敷(徒歩) 
香林坊  金沢駅(バス) 
17:57 金沢発 かがやき514号  20:23 東京着 

 

~ 徒歩  ~ バス 又は タクシー   JR  S 娘より借りた

 

March 24-26  2023   Kanazawa  & Shirakawa-go

 

コメント (2)
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