6月15日
気になっていた会期終了間近の民藝館の漆展を見に行きました。
先日のかるがも茶席で出た和菓子がここの岬屋さんと聞いていたので
ついでにまず寄ってから民藝館に回りました。東大の構内を突っ切った先に
小さなお店がありました。
落ち着いた民藝館の建物は大好きなのですが、中の撮影はNGなので玄関口にある
蓮の鉢の水滴が奇麗だったので撮ってみました。
日本と朝鮮の漆工芸がたくさん展示してあり、どれも経年により色の変化があるのか
落ち着いたいい色でした。秀衡塗もとても素敵でした。中学の同級生の三田村君が
漆は何百年も経った後が楽しみな工芸と教えてくれたことがありました。
併設展示も素晴らしく、入れ替えているのでまた新しく見るものもあり、ゆっくりと楽しむ
ことができました。いつもながら朝鮮の陶器が素晴らしく・・・
所蔵品の展示も楽しめました。日常品の展示は人のぬくもりが感じられ、温かみを感じられるものもあり、
また同時に洗練されたフォルムにアートとして得難いものもあります。
日本民芸館のHPに管内の写真があったのでお借りしました。↓
夕方からは何年振りかに会う旧友とおいしいイタリアンをいただきながら
アート全般や特に音楽とのかかわりなど、ここまでの人生を生きてきたことに
かかわって、心の糧となった大切なものについて語り合いました
とても贅沢な時間でした。共有していたことをいくつか発見して楽しい驚きが
ありました。
June 15 2023 Komaba & Shinjuku
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