Reflections

時のかけらたち

国立能楽堂へ ・・・ to National Noh Theatre

2018-06-12 23:58:27 | art
今日も仕事から帰って、ブルーが心配で行って見ると目の近くからまた血のようなものが出ていました。
食事も食べていなくて、こちらの食欲もなくなってしまいます。夕方また病院に行って、点滴をしてもらいました。
一日で一食の1/4くらいしか食べないのです。それでも通院までに食べていてよかったと思いました。
先生のお話を聞いて歯槽膿漏からくる出血はそれほど気にしなくていいということがわかりました。
帰ってから気分がいいのか少し歩きまわっていました。鶏のささみも少し食べてくれたので良かったです。ほとんど食べないと
心配になります。

動物病院も人間の病院と同じでドラマがあり、行っていると救急できた子がいたり、今日も緊急が入っていて、奥から号泣して
いる男の人の声がしてきて、悲しみが伝わってきました。動物も人間も同じです。それ以上かもしれません。ブルーも年からして
ターミナル・ケアです。残りを少しでも楽に過ごせる工夫をしなければなりません。

明日は病院は休みですが、緊急な場合は対応するということで、先生が夕方病院まで来て点滴をしてくれるとのことです。土日も
やっているので、先生方はいつ休むのか心配になりますが、助かります。


                  

お能の1回目は宝生流能楽堂へピアノ調律師の友人と初めてデビューです。2016年10月宝生流能楽堂で安宅を見ました。
その形式に圧倒されました。特に大鼓がまるでコンサートマスターのように全体を引っ張っていくような感じでした。
次の機会が2018年の2月の能楽の水鏡というイベントで羽衣を見ました。
偶然ですが、両方ともシテは若い宝生流宗家、宝生和英でした。この時のトークと能は面白かったです。
ここで知り合った方の紹介で教育関係者へのワークショップ敦盛に行ったのが3月でした。
敦盛は半能で全部やらなかったので全体を通したものが見たいと思いました。たまたまネットで案内があった
日経の企画が面白そうで、申し込んで出かけました。 6月5日に国立能楽堂で開催された浅見真州の井筒を見に行きました。






風邪で熱が出て、抗生物質で治している最中だったので、和服はとてもきる気がしなくて、仕事から帰ってだと時間的には
難しいところでした。
やっぱりネックは意味が良くわからないところ。日本人でも意味が分からないのだから、字幕はせめて出てほしいかと
思います。テキストを見ながら鑑賞している人もいました。
この幽玄の世界は終わりがないのではないかと思うくらい長く感じてしまいました。日経の特別観賞席を申し込んだのですが、
ちょっと柱でかくれるところがあり、ちょっともどかしい時もありました。能はイマジネーションをプラスして鑑賞するものですが、
今回はちょっと体調のせいか情念の世界はすごいと思いましたが、そこまで膨らみませんでした。
楽しめたのは野村萬の狂言「蚊相撲」。何百年も続く笑いの世界。野村萬がすごくチャーミングでした。


待ち合わせは代々木体育館の近くのグッド・モーニング・カフェ



国立競技場の建設現場のすぐ近くです。






待っていると外の木にシジュウカラ買かわいい鳴き声の鳥が来ています。人も少なくて気持ちのいいカフェでした。
この日は天候のこともあり、あるばとろすさんも和服はパスでしたが、気楽に楽しむ能もいいものだと思いました。
和服は気持ちも引き締まりますが。




























シックな和服姿の方が目立ち、それを見るのも楽しみの一つです。






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