Reflections

時のかけらたち

ブータン・ティータイム(ブータンの花たち)・・・ Bhutan Tea Time ”Flowers in Bhutan”

2019-02-12 23:25:11 | wonderland


生協からおまけでついてきた桃の花が咲きました。








今日は嬉しい展開がありました。夕方メールで11月から進めていたコレクションを何とか
希望の美術館で開催できないものかとつてを頼ってお願いしていたのですが、やっと美術館長さんと
コレクション元の方が会えるところまでこぎつけることができました。間に入った何人もの
方たちの努力のおかげです。人のために動くということはなかなかできないことです。お会いすることが
コレクションを知っていただくためで、開催までにはもし行くことができなくても一石を投じたことには
なります。



2月2日


              ヤクランドのHPより ブータン・ティータイム

ブータンの花についてのブータン・ティータイムに行こうかどうか迷っているうちに
定員となってしまっていましたが、キャンセルが出たので参加することができました。
キャンセル待ちの連絡したのが2日前で久保さんからキャンセルが出たので参加して
大丈夫との連絡をいただきました。

ちょうど古河庭園の前の滝野川会館という場所でしたので、朝早く庭園を見て、
お弁当を食べて、会館に向かいました。 1時から講演が始まります。

今回やっとヤクランドの会員登録をしました。参加費が会員価格になり、
ヤクランド通信を送ってもらうことができます。

カフェ・ファルマでのティータイムとは違ってスクール形式の会議室です。
皆で手分けして、お茶を入れたり、お菓子を配ったりして・・・ 参加者は37人で
トレッキングや花が好きな人、織関係の人たちがほとんどです。遠くは台湾から参加して
いる方もいました。

今回始まる前のリクエストで写真を3枚送って自己紹介ということになりました。花の写真でも
旅行の写真でもなんでもいいとのことで、私は簡単に見つかった最近のソシンロウバイと
去年の桜とメジロ、数年前のセツブンソウにしました。

最初の自己紹介コーナーが長くて、時間をずいぶん使ってしまったけれど面白かったです。
インドより過酷なブータン旅行と話される方もいれば、旅行らしい旅行と言われた方もいました。
チベットの写真なども興味深かったです。隣に座っていた方はチベットやブータンに何度も
行かれて、やっぱり4000mとなると熟睡できない感じと話していました。いろいろと参考に
なりました。

ブータンの花の説明は伊東昭代さん。飛行機がブータンに就航する前から行かれていたと
いう方のお話です。参加者の自己紹介で半分くらい使ってしまって巻きを入れて終わらせ、
5時近くまで講演がありました。

最初にブータンの特異な地形とか、ヒマラヤが地殻変動でできたことなどの説明がありました。
高低差のものすごく歩く国。大陸がぶつかってできたので、アンモナイトの化石や地中海と
同じ植物もあるそうです。




その後NHKでふと見た番組が「酸素誕生に迫れ!南極 氷の下のタイムカプセル」でとても面白かった。

なぜ地球は生命あふれる星になったのか?その理由の一つが大気中の酸素の存在だ。酸素はいつ地球に
誕生したのか?その謎を解く鍵が南極にある。氷の下に広がる湖の湖底には、酸素を生み出した微生物の
塊が広がり、太古の地球に似た光景を作っていた。さらに、湖の深さや水質などわずかな環境の差で、
全く異なる生態系が広がっていることもわかった。南極の湖底に広がる原始地球の姿を通して、地球が
酸素で満ちあふれた謎に迫る。

ほとんどを厚い氷に覆われ、その素顔について謎に包まれている南極大陸。その秘密を解く一つの鍵と
して注目されているのが、実はオーストラリアだ。1億年ほど前まで両大陸は「ゴンドワナ大陸」として
つながっていたと推測されており、同じ植物が繁茂し、同じ種類の恐竜が生息していたと考えられている。
その痕跡を調査研究しているオーストラリアの科学者たちの姿や、2つの大陸を切り離した大規模な地殻
変動の様子を明らかする。


南極の海の底と同じ地形がオーストラリアにもあるという・・・


ヒマラヤ山脈ができたきっかけは、約5000万年前から4000万年前の間に、大陸どうしがぶつかったことだと
考えられている。今から2億数千万年前、インドは「パンゲア」と呼ぶ巨大な大陸の一部だった。今あるすべて
の大陸が集まっていて「超(ちょう)大陸」とも呼ばれる。

2億年ほど前に、パンゲアはバラバラになり始めた。インドはパンゲアから離れ、長い時間をかけて南極の近く
から少しずつ北へ動いていった。赤道を越(こ)えて、とうとうユーラシア大陸とくっついた。

陸地が押しよせてきたことで、インドとユーラシア大陸の間にあった海底が大きく押し上げられていった。こうして
ヒマラヤの山々が生まれたんだ。エベレストの山頂からは、三葉虫など古代の海の生き物の化石が見つかっているよ。
今もインドは年に5センチメートルほど北上し続けていて、エベレストは毎年数ミリメートルずつ高くなっている。








このテキストはバイブルみたいなものかしら・・
皆さん奨めていました。


伊東さんがたくさんの写真を見せてくれました。メコノプシスというけしの仲間が素敵ですね。
ブルーポピーもすごく種類がたくさんあることを知りました。
日本でも似たような花があります。ヤクランド通信からブータンの花を載せました。







休憩時間に前ファルマでお会いしたことのある先生と呼ばれている方とお話をしました。もう80を越えていて、
今度行くときが最後の旅行になるかしらと話していました。何の先生かわからなかったのですが、どうやら染織
関係で二葉苑の私が江戸更紗を教えてもらっていた井上さんも習いに来ていたと話していました。

帰り道にご一緒した方はらせん工房のIさんと仲良しでしたが、話しているうちに小学校の同窓生だったことが
わかり驚き、私の親友のお兄さんのことをよく知っていました。もう一人のすぐラオスに行くと話していた人は
何と同級。建築から織へと興味が移って、今では織物をしているようでした。

同じ興味から人が繋がっていくのが面白くて。ヤクランドの久保さんも「いい出会いが自分の世界を広げてくれる」
とヤクランド通信に書いていました。

この前、三浦に誘ってくれた織の方も先生がファルマで作品を出していたと話していました。ヤクランド通信も
工房に置いてあるのでご覧になっているとのこと。

狭い世界で生きてきたので、このネットワークのつながりが面白いと思うこのごろです。


Feb.2 2019 
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