Reflections

時のかけらたち

大切な時間 ・・・ precious time

2018-05-13 23:28:47 | thoughts


今日は母方の祖母の33回忌、祖父の23回忌、叔父の17回忌法要が
朝早くから西多摩の霊園で行われました。

祖父母のおかげで、祖父母を偲び、多くの親戚が集まり、久しぶりの再会です。
改めて祖父母への感謝の思いがよみがえり、近くにいてくれている感じがしました。
いつも見守っていてくれる大好きな人たち。





叔父たちは少し小さくなった感じがして、いとこの子供たちは大きく成長して
就活だったり、高校受験だったり、中学生生活を楽しんでいたり、時代が移っていって
います。

もともとやさしい叔父は認知症になった叔母の手を繋いで、細かく面倒を見ていました。
どの家族もみんなで協力して支え合って生きています。
母の記憶がない頃にお母さんを失くした従弟の子供は吹奏楽でフルートをやっていて
今日も来ていませんでした。なんでも叶えてくれるパパと二人暮らしでしたが、
とうとう近くに住むおばあちゃんである叔母と一緒に住むことになったそうです。
久し振りに会って、話が弾み、近況がわかりました。
野鳥の会に入っている高校の時からバード・ウォッチャーのいとこは、とうとう仕事を止めて
来年から軽井沢に住むことにしたとのこと。毎夏タイミングが合えば軽井沢で会っていました。
軽井沢は私たち孫たちにとって、特別な故郷のようなもので、祖父は生前贈与で子供たちに土地をわけ
与えていました。その恩恵を受けている私たちです。
そのいとこが私が織ってあげたマフラーを今でも一番合うからと使っていてくれていると
嬉しいことを話してくれました。軽井沢で生活したら、織もやってみたいと話していました。

私は国展に行って、工芸部門の織が何か私が求めているものに最も近く、とても刺激を受けて
やりたい気持ちがすごく増しています。そのためには地下から織り機を上にあげる手立てと
部屋のスペースを作らなくてはならないという難問が。そしておそらく金属製の綜絖はダメになって
いるだろうから買い替えが必要となるでしょう。

そして久々に林辺先生のことを思い出していました。定年退職をしたら再びやりたいと思っていた織物。国展に行って
その思いが広がりました。
林辺先生はもともと哲学を勉強しに外語大を卒業後スウェーデンに留学した方ですが、織にはまってしまった人です。朝日クラフト大賞も
取った才能にあふれていた人でしたが、やっぱり哲学的で最後は立体造形に向かいました。
その先生の記事を改めて読んで、出産によって勉強会などに行けなくなったことを残念に思いました。

この世における人の命はおよそ70余年。宇宙での年月を言う大プラトン年の一年は地球では25950年にあたる。従って
宇宙の一日はそれを365で割った数値で、これはほぼ人間の一生にあたるとされ、人はほぼ宇宙の一日間にに全生命を
費やすことになる。
・・・再び土となり、やがて宇宙の塵へと戻る人間の一人としてある私は、この世におけるつかの間の存在を可能な限り
尽くせることができたらと願います。


あまりにも短い先生の生涯でした。とても残念です。


いつも法事に行くと甥のvolvoの車に乗せてもらうのが楽しみです。
私は車大好きな人間ではありませんが(主人は大好きで、この私の甥とも車の話をすると止まりません
でした)、このドイツチームも入っているというデザインがとても好きです。
乗り心地もいいけれどこのデザインが何ともモダン。














お墓から会食のフォレスト・インに向かう途中に広がるYokota Air Base。
大きな貨物輸送機が低いところから飛び立ってびっくりするくらい近くに見えました。
朝鮮半島の情勢が少し変わると訓練飛行とかが頻繁になるというということが実感として
伝わってきます。




このグレーはカーキがかったグリーンがかった色です。




祖父が生きていた頃も祖母の法事の後に来たことがある会場でゆっくりと話しながら
食事をしました。


霊園での法要で長いお付き合いの浄土真宗の住職さんのお話で吉田兼好の徒然草からの
言葉が心に残りました。

存命の喜び、日々に楽しまざらんや。――― 徒然草 第九十三段


今日という日がかけがえのない日であるということを。


May 13 2018 Fussa & Akishima
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東御苑のバラ ・・・ roses in the East Gardens of the Imperial Palace

2018-05-11 23:44:28 | seasons
4月30日の5月を先取りしたような東御苑です。
東御苑にはバラの花も少し植えてありますが、
普通のバラ園のような感じではなく、ささやかな感じがします。

サンショウバラも苑のあちこちに咲いていていました。




















キモッコウバラ
 モッコウバラは黄色というイメージだけど そういえば白もあったのだったのね。









































帰りは北桔梗門から











この辺はオフィス街なので、コーヒーを飲むにも祝日だとお店が開いていないので、如水会館まで行ってお茶にしました。







東京会館がやっているのでケーキはおいしいし、とてもすいているのがいいです。
私は定番のアップル・パイ。


如水会館を出たところにも、エゴノキ。
如水会館は祖父とつながりのある会館で、ここで誕生祝か何かお祝いをしたのも
もう何十年も前のこと。
祖父の23回忌、祖母の33回忌、叔父の17回忌が今度の日曜に行われます。
もうこんなに年月が流れています。



















April 30 2018 the East Gardens in the Imperial Palace




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memory

2018-05-10 23:56:50 | music

                                            (5月6日 古河庭園)

今日は国展に誘っていただいて、もう織物とかで頭がいっぱいで
花の写真のアップもできず、今までに歌詞だけコピーしていた音楽のブログにしました。

最近音楽についてのコメントとかいただいていた時に
まだ学生時代か20代の中ごろの頃、フランスソワーズ・アルディやバルバラ
ビリー・ジョエルやオフ・コースを聞いていた頃だったか、NHKFMのクラシック番組
「夜の停車駅」をよく聴いていたことを思い出していました。
ラフマニノフのヴォカリーズに乗せて、江守徹の遠い幻想の世界にいざなうナレーションが
すばらしかった番組です。







そしてまたホセ・カレーラスをYouTubeでかけっぱなして聴きながら仕事をして
いて、お気に入り2曲だけとりこみました。カレーラスのは私の好きな世界の歌を集めた
CD Around the World の曲をウィーンのオーケストラがバックで歌っているのや
スペインでの50周年記念のコンサートなどかけっぱなしでした。

それとは別にカレーラスのミュージカル曲と宗教曲を紹介します。
Memoryは私よっぽど好きなのか前にも詩だけ載せていたのですね。
ミュージカル曲では子供の頃、回転木馬のIf I loved you
も好きな曲で、カレーラスも歌っています。



真夜中
通りからは物音がしない
月は記憶を失ったのか
一人で微笑んでいる
街灯の光の中、枯れ葉は私の足下に集まってくる
そして風がうなり始める

思い出
月明かりの下たった一人
私は古い日々を思う
人生が美しかった頃を
何が幸せだったか分かっていた頃を思い出す
思い出よ、よみがえれ

  街灯の瞬きは
運命を警告しているかのよう
誰かのつぶやき、揺らめく街灯
そしてもうすぐ朝がくる

日の光
私は日の出を待たねばならない
新しい人生を思わねばならない
そして負けてはならない
夜が明ければ今夜もまた思い出に変わる
そして新しい日が始まる

  煙った日々は燃え尽き
  立ち込める冷たい朝のにおい
街灯は消え、夜が一つ終わり
新しい日が昇る

私に触れて
光にあふれていた日々の
思い出しか持たない
私から離れていくのは簡単なこと
もし私に触れてくれたら幸せとは何かきっとわかる
見て、新しい日が始まった

Daylight
See the dew on the sunflower
And the rose that is fading
Roses wither away
Like the sunflower
I yearn to turn my face to the dawn
I am waiting for the day


Memory
Turn your face to the moonlight
Let your memory lead you
Open up, enter in
If you find there
The meaning of what happiness is
Then a new life will begin


Memory
All alone in the moonlight
I can smile at the old days
I was beautiful then
I remember
A time I knew what happiness was
Let the memory live again


Burnt out ends of smoky days
The stale, cold smell of morning
The streetlamp dies in the cold air
Another night is over
Another day is dawning


Daylight
I must wait for the sunrise
I must think of a new life
And I mustn't give in
When the dawn comes
Tonight will be a memory too
And a new day will begin


Sunlight through the trees in summer
Endless masquerading
Like a flower as the dawn is breaking
The memory is fading


Touch me
It's so easy to leave me
All alone with the memory
Of my days in the sun
If you touch me
You'll understand what happiness is
Look, a new day has begun





ピエイエス これがアンドリュー・ロイド・ウェーバーの曲なんて驚きです。
カレーラスの歌声はまるで天からの声のようです。

ホセ・カレーラスはまだ結婚する前、初めてのオペラでカルメンを見たのが初めて。ドン・ホセがぴったりで
これがドミンゴだったらかっこよすぎてトロバトーレの役の方が似合いそう。
白血病から復活したときのCDは私もうれしくて買って何回も聴いたけど、本当に彼の声や歌が好きになったのは
ここ10年くらいかと思います。3大テノールのようなお祭り的なのは好きでないので行かなかったというか
高すぎていけなかったのかもしれないけど。今ではオペラ引退後のピアノでのリサイタルが大好きで、
毎年末の私のメサイアや第9のような位置づけになって聴かないと一年が終わりません。そのころに来てくれるのも
嬉しいけど。
今YouTubeで聴けば、3大テノールもそれぞれの個性が違って素晴らしいですよね。レベルは違うけれどIL Volo も
そういう意味で音質が違う3人の声を聞くのは楽しいです。



音楽について思い出すのは福岡伸一氏の言葉

生命は絶え間なく音を発している。ロゴスに切り取られた世界では生きていることを忘れがち。
だから外部に音楽を作って、内部の生命と共振させる装置としての音楽が生み出された。
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ツリバナ ・・・ flower of spindle tree

2018-05-09 23:39:54 | seasons
4月30日の東御苑では藤がもう終わりで、アヤメやエゴノキの花を見て、
みかんの花のいい香りの中にいました。



ミヤマウグイスカグラの実を見たくて、やって来た場所ではトチノキの花となんとツリバナの花が咲いていました。
ツリバナはお気に入りの花です。






























トチノキ




タニウツギ





ミヤマウグイスカグラの実


















コアジサイの花がもう咲いていて、4月の終わりなのに、春ってこんなに短かったと思いました。




ヒメウツギ









April 30 2018 the East Gardens of the Imperial Palace


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みかんの花が咲いていた ・・・  white flowers of the mandarin

2018-05-08 23:55:05 | seasons
4月30日の東御苑の日本庭園に来ています。
あちこちに外国人観光客が散策していて、娘は良く写真を頼まれます。
どういう風に撮ったらいいかもっと英語でコミュニケーションができるといいと話していました。バックをどうするかとかアップにするとか・・
一人旅の外国人や、日本人のおばちゃんたちの集合写真や頼まれやすい娘です。
















初夏の入口に来ている感じです。

日本庭園の池の傍の石の上でレンズをマクロに変えて小さな花を撮ります。




風に揺れるエゴノキの花をとらえたくて・・・


































ここでもアオスジアゲハを見ました。

日本庭園から武蔵野雑木林を通って広場に向かいます。
















みかんの木がいろいろ植えてありますが、花の時期に来たことがあったか覚えていません。
初めてのような気がします。とてもいい香りがして、みかんという感じです。



瀬戸内海では海をバックに白い花がたくさん咲いているのかしら?
こちらは紀州みかんでしたけど。













April 30  2018  the East Gardens of the Imperial Palace
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5月の庭さきどり ・・・ getting ahead of garden in May

2018-05-07 21:52:53 | seasons
今年の季節の移ろいはいつもより早いような感じがします。
桜だけでなく、藤の花やエゴノキの花の命も短くて、藤の花は咲きはじめを新宿御苑
で見ただけなので、4月30日に前日時間切れで行けなかった東御苑へ行きました。
午後一のヨガが終わってから娘と待ち合わせです。
東西線を使えば竹橋から東御苑へ簡単に行くことができます。平川門か北桔梗門を
使用すればアクセスが長い東京駅方面から入るのよりずっと楽です。




竹橋から目の前の平川門から入ることにしました。
今回は日本庭園が目標だったので、よけいこちらからの方が便利です。


 ホシハジロ









































































































藤の花がさらさらと風に揺れるのが好きですが、もうここの藤も終わっていました。小石川後楽園も、亀戸天神も連休を待たないで
ピークが来てしまったことでしょう。神代植物公園も規模が大きくて見事です。意外と穴場が芝離宮の藤です。

東御苑はいつもより少し多かった程度でほとんどが外国人観光客です。連休でもいつもと変わりない感じでした。


April 30 2018 the East Gardens of the Imperial Palace




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こどもの日だった ・・・ Children's Day

2018-05-06 22:00:04 | thoughts
こどもの日が来てしまったことに気が付いて慌ててヨガの後
柏餅と粽を買いに行きました。粽が大好きですが、この日を逃すと
手に入りません。




金をかけなかったので、継いだところが全く分かりません。





3つに割れていましたが、くっつけたところ前面に金を貼りました。





真っ二つに割れた小皿




いただいた逸品の大ぶりの湯のみ





勢ぞろい。そして気が付けばまだ縁が欠けている大事なお皿が家にあるのを発見。
金継も楽しくなります。


我が家に来た器たち










我が家には男の子がいないので、主人にお供えしました。
写真も葬儀に使った写真を神道の仏壇にあたる祖霊舎の横に置いているので
もっと笑った写真に変えようかな~






娘は連休もなく仕事がだいぶ入っていて、健康面とか心配になりますが、今の若い人たちは私たちが若かったころに比べて
とても過酷な状況です。働き方も多様になってきている時代ですが・・

まとまった家事をやりながらふと感じる虚しさを埋めてくれるのは音楽なのだと改めて思いました。
図書館から借りてきたラフマニノフの宗教音楽「晩禱」を聴きながら、片付けをしていました。
続いてホセ・カレーラスの「ロマンス」も個人使用のコピーをしながら。

今年私に新しい風が吹いているのは確かです。最後に私がやりたいことは何?
愛する者がどんどん亡くなってしまって、大変だったけど後から見ればそれなりに
他のことを考える暇もなかったある意味充実した日々。今ではやろうと思えば何でもできそうだけど
反比例していく体力。軽い虚しさを感じてしまうのは何か悩みは続くけれど子供も一応成長して
自分自身も仕事も勤め上げた後だからなのかな。久しぶりのメランコリ、本当に大変な時には感じない感覚。


May 5 2018   
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TRYから国立新美術館へ -2 ・・・ from TRY to The National Art Center, Tokyo -2

2018-05-06 08:16:30 | art





器スタジオTRYで金継を教えてもらいましたが、その日に金継した酒器が
金が厚かったせいか、水洗いしたときに少し流れました。まだ乾ききっていなかったのですね。
やり直して、一晩乾かすことになりました。

TRYは金、土飲み営業で、確か連休明けにとのお話だったと記憶していたので、
メールすると祝日でも金曜日はやっていて、しかも作品展の初日ということで
国立新美術館に行く前に寄って金継した器を引取って行くことにしました。


TRYにつくと店主の学生時代の友人の方が作品展を見にいらしていました。
金継を引き取るついでに作品を見ていたのですが、見れば見るほど味があって
楽しいのです。作家の中島惠さんも気さくな方でどうやって作られるかとか
いろいろお話も聞くことができ、楽しい午後のひと時でした。
器は食卓の身近なartで日常が楽しくなりますね。




ここでいただくお茶の器がいつも素晴らしくて、同じものが欲しくなってしまうのです。
木のプレートもちょっとお茶請けを置くのに便利ですね。



先にいらしたお友達の選んだ作品です。
残った土を膝でたたいて形を作るという豆皿でとても使い勝手がいいとのことでした。
塩や薬味を盛ったり、ちょっとしたものを置けます。



 
前回金継の練習した器もきれいでした。


中島惠さんの作品たち






























ひよこがかわいいです。飾り皿にも食卓にもどちらにも使えます。




この器も便利そうです。







こちらは脚付の杯





私は小さな飯茶碗をずっと探していたので、
ネコちゃんを選んで豆皿と一緒にいただくことにしました。







お茶碗もカエルやアザミ、カマキリ柄など楽しい絵がたくさんありました。
早く来た特権として、お気に入りの猫ちゃんが選べました。



Tryは金・土のみの営業ですが、行けば楽しめる素敵なお店です。



その後、大江戸線で六本木まで行って、昨日アップした印象派の世界を懐かしみました。









帰りは青山WESTでケーキを買って。主人がここのシュークリームが大好きでした。そのあと結構コージーコーナーの
シュークリームも良く買っていましたけど・・・ 安さに感動して、いつも他のものでもこれでコージーコーナーの
シュークリームがいく使えるとお金の単位になっていました。









May 4  2018  Nakai & Roppongi
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TRYから国立新美術館へ -1 ・・・ from TRY to The National Art Center, Tokyo -1

2018-05-04 23:59:05 | art


5月のスケジュールを立てていたら、急に7日で終了する印象派が中心のコレクションを
見に行きたくなってしまい、今日Tryへ金継した作品を取りに行ってから、大江戸線1本で
六本木まで

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション
Impressionist Masterpieces from the E.G. Buehrle Collection, Zurich (Switzerland)

を夕方見に行きました。会期終了が近くなり、毎日8時までの開催となっていました。
最近はモネ展くらいで印象派はあまりもう見に行かなくなっていましたが、このコレクションとして見るのが
最後の機会ということ、そして、急に目の洗濯をしたくなり出かけました。
目が洗われるという感覚は十年ちょっと前になるかまだ小学生の娘と秋の東福寺のもみじを見たときに
初めて経験したものでした。

5月は横山大観展に行く予定でしたが、終了間近なコレクションが先になりました。
シスレー、ピサロ、モネ、マネ、シニャック、ボナール、ロートレック、ドガ、セザンヌ
ゴーギャン、ゴッホ、最後はピカソやブラックまでのプライベートコレクションとしてすごく質が高くて
驚くようですが、セキュリティの問題などでチューリッヒ美術館へ今後移管されるとのことです。
以前盗難事件があったり、うろ覚えですが、大戦中ユダヤ人から没収された絵画がわたっていたり、
いろいろなことがあったようです。ビューレルはナチスに対抗するために武器産業で儲けた
実業家でもありました。

子どものころからなじんでいた画家たちなので、目に心地よく懐かしい思いです。早々この色合いなの・・と
絵と対話しながら見ていました。セザンヌの赤いチョッキの少年も昔の友達にあったような懐かしい気持ちに
なりました。セザンヌが大好きだった若い頃。ルノワールのイレーヌは確かブリジストン美術館で見たことが
あります。実家に置いてあった展覧会のカタログは処分してしまっていたのでちょっと残念に思うことも。

モネのウォータールー橋とゴッホの花の絵が見たかったのですが、なかなか充実のコレクションでした。
それほど混んでいないという噂でしたが、夕方とはいえ連休だったので入るまで時間がかかりましたが、
人数をかなり絞ったせいかゆったりと見れました。車いすの人も充分見ることができていました。
混雑させない会場の配慮に感謝です。

ゴッホの絵は力強いタッチがエネルギーを感じるけれど、傷跡のようでもあり、見るのに心が痛くなるのですが
好きな絵です。絵から出てくる気のようなものが半端ないと思います。

かつて大好きだった絵たちに会うことができてとてもいい一日でした。
Tryでも中島惠作品展をやっていて、
これもまたとてもよかったので続けて明日写真を整理して載せる予定です。





クロード・モネ
《陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン》




ポール・セザンヌ
《赤いチョッキの少年》




カミーユ・ピサロ
《ルーヴシエンヌの雪道》




クロード・モネ
《ジヴェルニーのモネの庭》




フィンセント・ファン・ゴッホ
《花咲くマロニエの枝》



Buehrle Collection のサイトからコピーが可能でしたので、貼り付けました。
写真のリサイズしながら、もう5月5日なのだと改めてびっくりしました。
それで柏餅あんなに売っていたのね。ちまきは明日買わないと明後日は見事に
売っていない。まるでクリスマスケーキのよう。もう子供の日が来てしまったのですね。


May 4  2018  
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日比谷から大手町まで ・・・ from Hibiya to Ohtemachi 

2018-05-03 23:54:24 | a day in the life
5月はさわやかな風どころか風の強い不安定な天気になってきました。
エゴノキの花が道路にたくさん散っていました。

娘は連休の後半は仕事に出なくてはならないので、前半に都内ならすいているだろうと
日比谷から東御苑に回ってみることにしました。
ところが日比谷はミッドタウンができたせいかすごい人で、日比谷公園も何かフェスティバルを
やっていてすごくうるさかった4月29日の午後です。午前はヨガに行っていたので、少し遅くなったせいか
ランチを予定していた香港の飲茶のお店ティムホーワンは長い列ができていて連休は都心は
すいているかと思ったのは大きな間違いでした。ティムホーワンは中国の人が多かったのが意外でした。




















焼いた角煮饅と皮蛋とゆで卵のお粥がおいしかったです。




シネ・シャンテには来たことがあるけれど・・ なんだかすっかり変わってしまっています。
















まるで香港のビルのようです。










帝国ホテルのあたりだけ以前の面影があるかしら?
あと日生劇場も変わっていません。




日比谷公園もイベントのため、バラの近くまで行くこともできませんでした。




























































April 29  2018   Hibiya


     

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