![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/9a/6a69232895f0307f09851fdb8914880e.jpg)
今日は母方の祖母の33回忌、祖父の23回忌、叔父の17回忌法要が
朝早くから西多摩の霊園で行われました。
祖父母のおかげで、祖父母を偲び、多くの親戚が集まり、久しぶりの再会です。
改めて祖父母への感謝の思いがよみがえり、近くにいてくれている感じがしました。
いつも見守っていてくれる大好きな人たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/47/e23d37f90a688c2090a09ba0ac23c4ed.jpg)
叔父たちは少し小さくなった感じがして、いとこの子供たちは大きく成長して
就活だったり、高校受験だったり、中学生生活を楽しんでいたり、時代が移っていって
います。
もともとやさしい叔父は認知症になった叔母の手を繋いで、細かく面倒を見ていました。
どの家族もみんなで協力して支え合って生きています。
母の記憶がない頃にお母さんを失くした従弟の子供は吹奏楽でフルートをやっていて
今日も来ていませんでした。なんでも叶えてくれるパパと二人暮らしでしたが、
とうとう近くに住むおばあちゃんである叔母と一緒に住むことになったそうです。
久し振りに会って、話が弾み、近況がわかりました。
野鳥の会に入っている高校の時からバード・ウォッチャーのいとこは、とうとう仕事を止めて
来年から軽井沢に住むことにしたとのこと。毎夏タイミングが合えば軽井沢で会っていました。
軽井沢は私たち孫たちにとって、特別な故郷のようなもので、祖父は生前贈与で子供たちに土地をわけ
与えていました。その恩恵を受けている私たちです。
そのいとこが私が織ってあげたマフラーを今でも一番合うからと使っていてくれていると
嬉しいことを話してくれました。軽井沢で生活したら、織もやってみたいと話していました。
私は国展に行って、工芸部門の織が何か私が求めているものに最も近く、とても刺激を受けて
やりたい気持ちがすごく増しています。そのためには地下から織り機を上にあげる手立てと
部屋のスペースを作らなくてはならないという難問が。そしておそらく金属製の綜絖はダメになって
いるだろうから買い替えが必要となるでしょう。
そして久々に林辺先生のことを思い出していました。定年退職をしたら再びやりたいと思っていた織物。国展に行って
その思いが広がりました。
林辺先生はもともと哲学を勉強しに外語大を卒業後スウェーデンに留学した方ですが、織にはまってしまった人です。朝日クラフト大賞も
取った才能にあふれていた人でしたが、やっぱり哲学的で最後は立体造形に向かいました。
その先生の記事を改めて読んで、出産によって勉強会などに行けなくなったことを残念に思いました。
この世における人の命はおよそ70余年。宇宙での年月を言う大プラトン年の一年は地球では25950年にあたる。従って
宇宙の一日はそれを365で割った数値で、これはほぼ人間の一生にあたるとされ、人はほぼ宇宙の一日間にに全生命を
費やすことになる。
・・・再び土となり、やがて宇宙の塵へと戻る人間の一人としてある私は、この世におけるつかの間の存在を可能な限り
尽くせることができたらと願います。
あまりにも短い先生の生涯でした。とても残念です。
いつも法事に行くと甥のvolvoの車に乗せてもらうのが楽しみです。
私は車大好きな人間ではありませんが(主人は大好きで、この私の甥とも車の話をすると止まりません
でした)、このドイツチームも入っているというデザインがとても好きです。
乗り心地もいいけれどこのデザインが何ともモダン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/97/2165ba7dc8883f634546815a38f8a40a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/79/798e11f93b133026054173cf10719835.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f5/8b4092a7894ac7a2db46b87f1eea39e8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/82/957657750e4a8adcc1a9de5d5f03ee5c.jpg)
お墓から会食のフォレスト・インに向かう途中に広がるYokota Air Base。
大きな貨物輸送機が低いところから飛び立ってびっくりするくらい近くに見えました。
朝鮮半島の情勢が少し変わると訓練飛行とかが頻繁になるというということが実感として
伝わってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8e/0d6460357f8bed41e2836054670c069f.jpg)
このグレーはカーキがかったグリーンがかった色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a9/062902dcd7c3d2fcb3ac0719b4818a69.jpg)
祖父が生きていた頃も祖母の法事の後に来たことがある会場でゆっくりと話しながら
食事をしました。
霊園での法要で長いお付き合いの浄土真宗の住職さんのお話で吉田兼好の徒然草からの
言葉が心に残りました。
存命の喜び、日々に楽しまざらんや。――― 徒然草 第九十三段
今日という日がかけがえのない日であるということを。
May 13 2018 Fussa & Akishima