Reflections

時のかけらたち

最近の日々・・・ recent days

2024-01-13 23:59:50 | a day in the life

1月13日

朝外の空気がとても冷たいような感じがして、久しぶりに富士山を見たら、雪の世界でした。

 

今日は今年初めてのベルカントのレッスン。1月28日にピッコロ・デル・テアトロに出るので
全然仕上がっていない La Wally の練習をここ2~3日は練習の録音を聴きながらしていました。
習ったことを思い出さないと先に進めません。復習して定着させていかないと・・ その前はボビンレースを
思い出すのが大変だったし・・ 日々修練が必要ですね。なにごとも。

久しぶりの発声練習の基礎からしっかりレッスンすることができました。今この発表で大変なのに
今度は3月末の九段フェスの曲が発表されて今まで練習した曲ではイントロが難しかったCon te partiroと
何か旅がテーマのフェスらしくアリベデルチ・ローマとナポリ・フォルトゥーナ・ミアと懐かしい
カンツォーネとなりました。そんなので久しぶりにウィルマ・ゴイクなんて思いだしてしまいました。
「花咲く丘に涙して」がとても懐かしくて。

 

Le colline sono in fiore

 

 

レッスンが終わったら自然に専大カフェに足が向いてしまいました。
最近の私たちのお気に入りです。

おしゃべりをたくさんしてから家に帰ると急に気温も下がり、天気が荒れてきて雪模様となりました。

 

                  


昨年末から今年にかけての我が家の事件は「リフォーム問題」と「新しいオーディオ騒ぎ」でした。
このマンションの専有部分の給排水管の交換推奨時期が来てしまっていて、やはりそろそろしなくては
と思っていたところの「新築そっくりさん」リノベの登場。心惑わされましたが、やはり使えるところは
生かして、最低限快適な暮らしのためにリフォームしようというところに着地点を見出しました。

生のコンサートだけではなく最近CDもまた聞きたくなり、家にあるオーディオのCDレシーバーが
使えなくなっていたので、小さなミニコンポを昨年12月に買ったのですが、途中からCDの最後の方になると
ノイズが発生して、どのCDでもそうなるので買ったところで年末に相談に行ったら、もう一度接続を
すべてやり直しても同じ状態だったら初期不良で交換してくれるとのことでした。年末だからと言って翌年に
相談したら交換してくれたかどうかわかりません。通常1ヶ月以内が限度のようです。話をつけて新年早々重かったけれど
チューナーの所だけリュックに入れて持って行ってその場で交換してもらえました。今では快適に北村朋幹やホセ
カレーラスのカタロニアの曲など聴いています。今欲しいのはメンデルスゾーンの無言歌集をエッシェンバッハでと
藤田真央のモーツァルトピアノソナタ集です。とりあえずメンデルスゾーンのは図書館にあったのでまず借りてみて・・
ジネット・ドワイヤンの無言歌も好みですが、録音が古すぎて、最初にいいと思ったエッシェンバッハにしてみようかと。

そして藤田真央。妹から朝TVに出てるとLINEがきて、つけたら最初の演奏が終わっていました。トーク番組でしたが
モーツァルトのソナタをBSで再放送との予告があり、さっそく録画予約をしました。
藤田真央を通して天から降りてきた音楽 モーツァルト
大きな手がピアノを包み込んで・・ あの美しい音。
初めてヒラリー・ハーンのバッハを聴いたときのように音楽が生まれる時に立ち会うような感動。
でも藤田真央はどうしたら美しい音が出るか計算しつくしているようです。自然な重力で弾いているとは
言っていましたが、作為が感じられないほどナチュラルです。

妹が一番今手に入りにくいチケットと言っていましたが、やっと横浜でのチケットが手に入ったと喜んでいました。
ほんとうはソロが聴きたいけどとも言っていました。山田和樹とのコンチェルトが各地で行われるようでしすが
名古屋を残して完売。名古屋でももうSとAしか残っていないのであきらめました。王子ホールとかそういう場所で
聴きたいですよね。私は明日の浜離宮朝日ホールの北村朋幹と郷古廉のデュオ・コンサートが楽しみです。

 

This is Mao Fujita

 

                

友人が面白いと言っていた100分de名著のスペシャル番組「100分de宗教論」がとても面白かった。
座談会方式でゲストの方たちが本を紹介しながら進められた。見ているうちにどんどん引き込まれて行きました。

釈徹宗(宗教学者・相愛大学学長) 紹介書籍:フェスティンガー他「予言がはずれるとき」
最相葉月(ノンフィクションライター) 紹介書籍:「ニコライの日記」  
片山杜秀(思想史研究者・慶應義塾大学教授) 紹介書籍:杉本五郎「大義」、城山三郎「大義の末」
中島岳志(政治学者・東京工業大学教授) 紹介書籍:遠藤周作「深い河」
【MC】伊集院光/安部みちこアナウンサー

宗教の成り立ちや、日本でのロシア正教の伝道や、大義について知らないこともたくさんあってとても興味深かった。
近代史がすごく面白く、天皇は宗教だったことを認識しました。それを利用した政治家たち。天皇制って何だろうと
あらためて思いました。さらに思い出されたのが遠藤周作。昔ガンジス川のほとりでのドキュメンタリーを見たことを
覚えていましたが、何か家にも父の本があったと思ったのですが、「深い河」もガンジス川関連もなく数冊ある中の1冊が
番組でも紹介された「私にとっての神とは」でした。「深い河」を読みたくなりました。最後はガンジス川に神を見た遠藤周作。
父もキリスト教から仏教へと傾倒していった・・ 遠藤周作も仏教との接点を見出したように思いました。日本仏教の私たちの
中に仏がいるという考えとイエス・キリストが転生して私たちの中にいるという考えが共通して。

久しぶりに父の本を探して、また残ったCDの中から聞きたいものを取り出したりしてきました。なんだか私と似たような曲の傾向で
やっぱり父から繋がっているものは大きいと改めて感じました。生活面は母から、精神的なものは父から教わってきたような
感じがしました。最近父のことは思い出すことが少なかったのですが、また改めて受け継いだものを感謝したくなりました。

 

1月11日

今週は検査などが続き少々疲れ気味でした。1年ぶりの医科歯科大での呼吸器の定期健診。
無呼吸の検査を半年に1回しなくてはいけないのに一年ぶりとまたなってしまいました。
面談して、検査機器を借りて1泊で夜中家で計測します。
主人が長いことお世話になった病院に行くと思い出すことが多くあります。

 

夕食は一昨日の残り物の牛すね肉の赤ワイン煮。

すね肉はいつもポトフを作るのですが、お正月に久しぶりにビーフシチューを作ったのですが、あまり
おいしくできず、再び赤ワイン煮を作りました。ところがこれが一番おいしい。牛肉は長く煮すぎると
味が抜けちゃうような感じがするのですが、これは赤ワインがしっかり沁み込んで外で食べる牛ほほ肉の
赤ワイン煮のようでした。ちょっと発見。最初はコーンビーフを家で作ってみようかと思ってネットで探して
いたらこちらの方が作りたくなってしまったものなのです。

ふだんはこんな感じで和食や中華と日替わりでいろいろ作っていますが。

最近で一番おいしかったのはかぶら蒸しです。八ヶ岳から大きな蕪がたくさん入った
野菜ボックスが届いて久しぶりに作りました。生鱈も安く手に入り、鯛とかでは
ないのですが、暖かくておいしかったです。

 

1月12日

新宿区のがん検診と健康診断を受けに新宿住友ビルの中のクリニックにいつものように行って
終わったら医科歯科大へモニターを返しに行って長い一日が終わりました。検査は午後からだったのですが
朝食・昼食ともに摂れないがちょっと辛かったです。その間、ベルカントの練習やボビンレース、読書などを
していました。

今回は狭心症のカテーテル手術をしてから初めてで、問診表を前日に読んだ時に、血液の薬を飲んでいる人は
胃カメラをしていいかどうか医療関係者に確認するよう指示があったのを発見しました。当日家庭医に連絡したところ
前日まで血液がサラサラになる薬を飲んでいるのでもっと早くに相談してほしかったと言われました。まぁ細胞を取らなければ
出血することもないだろうから検査の先生に相談してと言われました。

ほんとうは胃カメラをやりたくないので中止にしたいところでしたが、クリニックの先生と相談して、前回と同じ鎮静剤なしでの
胃カメラ検査となりました。先生のお名前を見た時に前回の先生とわかりホッとしました。この先生に麻酔は危険だからやめた方が
いいと前回言われて苦しい検査をした先生です。東京都の検査では後期高齢者になると麻酔のオプションは禁止されています。
近くの家庭医の先生も胃カメラの麻酔を勧めません。私は気持ち悪くてしてもらわないとだめなのですが、危険と言われると
それに従うしかありません。そもそもこんな高齢者で癌検診は必要なのかと和田秀樹先生の著書を見ても思うのですが、やっぱり
何もないことは確認したくなります。今回も結果、以前のままのポリープは悪性でないので問題ないし、逆流性胃腸炎も治っていたことが
わかりました。マンモグラフィーも子宮がん検診も拷問のようにつらい検査ですが、いつまでやったらいいものやら・・・
身長がまた8mmも低くなっていたのでがっくり。

 

3時過ぎの昼食はもう開いている店もないので、ロイヤルホストでオムライスを食べました。
これがまたすごくおいしいのでびっくり。ミニデザートのコーヒーゼリーもリーズナブルでおいしかったです。

再び医科歯科大へ機器を返しに行ってやっと終了。

夕方は飛行機もどんどん羽田に帰ってきます。

 

                

マンスフィールドの短編、「幼くみえるけど、とても自然な」をこの間読みました。
ファンタジックでとても素敵な作品で、読んでいてその情景描写なども素晴らしく文学の楽しさを思い出させてくれます。
エンディングの解釈もいろいろありそうですが、何か感じる文学のような全部を説明してくれないマンスフィールドです。
こんなに年取っている私でも若い主人公の気持ちがよくわかるような気がします。純粋な愛を失いたくない彼女と彼。男性の方が
やはり触れたいという気持ちが強いのですが、何かが壊れるのを恐れる彼女。俗世間から離れた二人だけの世界。
男性の方がロマンを求め、女性の方が現実的なのかなとも思ったり。この作品はマンスフィールドとしては皮肉ぽくなく
チャーミングな作品でした。

遠藤周作の「私にとっての神とは」はパラパラと読み始めています。日本人がキリストを信じることはどういうことなのか
掘り下げているような感じがするので。

 

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新春お稽古始め ・・・ beginning of New Year's practice

2024-01-11 23:57:29 | thoughts

1月11日

本気になるのが遅いけど、今本気で生きています。
こんなに残り時間が少なくなって、今すべてに本気です。

今年初めての表千家の茶の湯のお稽古がありました。
初釜ですが、普通のお稽古をびっしりしました。おめでたい和服、宝尽くしとかにしようかと思ったのですが
このブルーがかったグレーのお召が着たくなってこれにしました。先月着たばかりなのに。特別なことは
されないとのことでしたが、お正月らしく、膝は正座がかなり難しいのですが、和服にしました。
帯は黒字に花のと迷いましたが、こげ茶にブルーの梅の花にしました。結構お気に入りで何回も締めています。

 

 

表参道の交差点の所はディオールだったり、いろいろな所が何かイベントをやっていますが、
今回のは面白そう。

 

 

 

お稽古は2時半から4時まででした。茶室で写真が撮れないので入り口で、お店の方に
撮ってもらいました。

着付けもしばらく着ていないと忘れています。昨年末京王で私が使っている前結び用の帯板の早比楽の
デモがあったので、ちょうど帯板がもうきつくて止めるのが大変なのでワンサイズ上のLを買いに行って、
着付けの実演も見て、久しぶりに目からウロコ的なところもありました。もっときちんと着なくては
いけないと反省。いけないことにそこでリサイクルの久米島と城間さんの紅型の帯にひかれてしまいました。
もともと琉球紅型は手が出ないものですが、色が鮮やかすぎてちょっと無理な感じでしたが、コーディネイト
してあったのはユウナ染めの着物にぴったりのからし色系の帯でした。

お稽古は長板で鳥のついた火箸に記憶がありました。少し思い出しました。亡くなった親友と一緒に
習いに行っていた20代の頃です。でもとにかく基本もすべて忘れていて、ひしゃくの扱いとか
茶巾の絞り方、茶筅通しなどすべてが難しいのです。家に帰ってからポストイットのメモを増やして
はっています。美しく流れるような所作と時に男性的な力強いお茶にひかれています。若い先生ですが、
お茶はもともと男性がやっていたことだから大胆でいいのと私には初めての考え方で、さっと早くするところ
早くして、ゆっくりすべきところはゆっくりと・・・

先生はお正月らしい、おめでたい感じのする華やかなすてきなお着物でした。
正座に耐えられるかどうか心配でしたが、何とか1回はできました。前の日に昔持っていたお茶のお稽古の時に
使える小さな椅子みたいにお尻の下に敷いて高さを出すものが見つかったのですが、それを使うと足の他の部分が
痛くなって座っていられません。ひざ掛けをたたんで折り曲げた足の間に挟むと何とか座っていられたので
それを利用することにしました。どうしてもお茶がやりたいのです。先生がそう言うことを許してくださるので
助かります。2回やりますかと進めてくださったのですが、もう無理と残念ですがギブアップして、気になっていた
所を質問して、お稽古しました。

 

 

 

まだお正月飾りが残っていました。

 

 

 

 

アフリカに住んでいる姪からもやっと新年の挨拶メールが届きました。
ウガンダ国内を旅行していたとか・・・ すごい滝があったりして
ダイナミックな自然でした。

 

Jan. 10 2024  Minami-Aoyama

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新春の新宿御苑散歩 ・・・ New Year's walk in Shinjuku Gyoen

2024-01-09 23:59:49 | seasons

お正月を過ぎて、ボビンレースを忘れそうで早くやらなければと思っていました。
2~3日前には何とか出来たのですが、昨日はほどくことから始まり、午後はほとんど、一歩前進二歩後退で
進んではほどいていました。基本、数を数えること、それだけなのですが・・・
今日は何とかパターンが頭の中に入り、クリアになって進めることができました。
図面にやった所をピンで打って確認していく方法も初めてでしたが助けになりました。

1月7日

お天気も良かった連休中日の日曜日。晴れの日には外を歩きたくなります。新宿に買い物に行くついでに
新宿御苑を散歩しました。出かけるのだったら向島百花園に行きたかったのですが、近場の散歩ということで・・

新宿御苑近くの草枕カレーに久々に行って、カレーをいただきました。




スパイスの使い方がいいです。何のスパイスが多く入っているのかしらといつも思っています。グローブが大量かな?
私は茄子とチキン。

 

ソシンロウバイ






御苑のスイセンの定番。ペーパーウェイト


子福桜




高いところに鳥もたくさんいました。


十月桜






広々としていて気持ちがよかったです。





母と子の森でコサギに会いました。


春を少しずつ感じながら・・・ フクジュソウは見つけられなかった。




餌探しに夢中で、近づいても全然平気でした。


 


一眼レフは持って行ってなかったので、スマホ写真で御苑の春の始まりを撮りました。



夕食は娘担当で、昨年ダイ・バエザーニで食べたイカ墨パスタ鮭のウォッカトマトソースをまねして作っていました。
ウォッカがなかったのでウィスキーを使ったけど日本酒でよかったみたい。
土日食事担当にしたので、これで一人暮らしをしても大丈夫なくらいになりました。

 

暮れもお正月も全然できなかったボビンレース。何とか思い出してきました。
たくさんブックマークを作りたかったのに。

 

Jan. 9 2024  Shinjuku Gyoen National Garden

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お正月は友達と落語のひと時 ・・・ enjoying Rakugo at New Year's

2024-01-07 23:51:59 | art

1月6日

1年ぶりの落語。昨年は行く機会がありませんでした。
人形町花緑亭の案内が届いてすぐ申し込み、落語の好きな友人と聞きに行きました。
お正月に落語もいいのではと思って。

初めて落語を聞いたのが、この人形町花緑亭。会場の大きさも落語を聞くのにはちょうどいい
劇場です。

会場は水天宮からすぐ近くの日本橋劇場。


 

1月6日

第29回 人形町花緑亭

柳家圭花 ふぐ鍋
柳家花緑 二階ぞめき
     柳田格之進

いつも演目がその日にならなければわからないのも楽しみです。
そして枕が楽しくていつも終わるのかしらと思うくらい長く続き、時に落語より長かったりして。

枕の中にたくさんの真実がちりばめられています。
落語は音楽と同じように聴衆がいてこそ成立する芸術。聴衆がいなければただの独り言ですから・・
完成することのない芸術とも。ざるの上から水が流れているようなものでいっぱいになったと思っても
流れて行ってしまう。それで精進が必要なのでしょう。花緑さんは飽きることがないと話していました。
自分がしたことは自分に返ってくるといういうのもふだん忘れていることです。

前座の圭花さんのも面白かったです。師匠からフォームを習っている感じがしました。でもやる人で全く
変わるのが落語で発展途上の二つ目の落語を楽しみました。

花緑さんの最初の演目「二階ぞめき」は2回目でしたが、前回とはやっぱり違っていて、変えて行っているのが
よくわかりました。一人芝居なのに周りの世界が目に浮かんでくるようでほんとうにおもしろい芸術。本当に
江戸の世界にこちらも入り込んでいくような感じです。そしてよく笑いました。

二つ目の演目は講釈もので、初めて聞くジャンルの落語でした。とてもシリアスで花緑さんの顔も引き締まって
いつもとは違いました。座って話しているだけなのにその状況が浮かんでくるのが不思議です。落語家は時に
脚本家にもなり、この格之進は最後の方でシチュエーションを自然な感じに変えていると後からネットで見て
知りました。お正月の高座にふさわしい重厚な作品でした。だって花緑さんが笑わないんだもの。
この「碁盤斬り」は草彅剛主演で映画化され今年封切されるとか。

演目が終わって、ロビーに出るともう花緑さんがいらして、いきなりの握手。格之進は初めてで俳優さんのよう
でしたと感想を言って帰りました。

友だちとお茶でもして帰ろうということになり、日本橋方面に歩いて行きました。

途中、銀杏八幡宮、銀杏稲荷に寄りました。











そのあとで、兜町の銀行をリノベしたというすてきな複合施設のカフェでおいしいコーヒーを
飲みながら、たくさんおしゃべりをしました。なんだか私の方がいろいろ話してしまって
聞いていただいてありがたかったです。暮れから新年にかけていろいろなことがあって
この方針でよかったのかなと思ったりしていたので。










 

兜町は金融の発祥の地ですが、今はすてきなバーが多そうなおしゃれなイメージに変わって
きていました。

厳しい新年のスタートでしたが、新年の落語会で楽しい一日を過ごすことができました。

Jan. 6 2024  Nihonbashi 

 

 

次回のチラシが置いてあったので友達とこれも行ってみようということになりました。


こちらは昼の部だけ行こうかなと話しています。新宿末広亭は初めてです。

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最近見た映画リスト ・・・list of movies I have seen in about a year

2024-01-05 23:59:58 | movie

 Goebel From the heart

 

昨年末のブログで、今まで見た映画の中でまだ記録がないものを書いておこうと思ったのですが、
結局時間がありませんでした。できるだけ早く書かなくてはとリストにしてこれから少しずつ書いて行こうかと
思いました。

TSUTAYA DISCASで月4本のサブスクですが、こなすのは大変。最初はコロナで映画が見れず、見逃したケネス・ブラナーの
「シェイクスピアの庭」を借りたのが始まりで、すぐやめようかと思ったのですが、次々見たい映画が現れてなかなか
やめられないのが現状です。仕事や子育て、看病などで映画を見れない時代も長かったので古い映画も今頃見ています。
レンタルに加えて、時々TVから録画しておいたものたまっていて・・・ 借りたビデオの予告編や、映画館で予告で見た
映画、昔見たかった映画、友だちのおすすめ映画など見たいものがどんどん広がって来てはいますが、見る時間もなかなか
作れない状態です。

どんな映画を見て行ったかと見てみると、俳優・監督ではケイト・ブランシェット、コリン・ファース、ダニエル・ディ
ルイス、イザベル・アジャーニ、是枝、黒澤、キアロスタミ、音楽関連でグールド、アンデルシェフスキ、マリア・カラス。
マリア・カラスはドキュメンタリの「私はマリア・カラス」を見てから続けて2本見ました。今頃知った彼女の人生にひき
こまれました。イタリア映画祭に始まり、イタリア映画もよく見た昨年でした。昔からイタリア映画は好きでしたが
さすが映画の国、その層の厚さに驚きます。

2022年 11月 キャロル、ヴァイオレット・エバー・ガーデン、ハンナ・アーレント*、山猫*
    12月 英国王のスピーチ*、アート・オブ・グールド*、Carmen、Coda*
2023年   1月 サクリファイス*、ブルー・ジャスミン、Bobという名の猫
      2月   マジック・イン・ムーンライト、レイルウェイ、ベイビー・ブローカー、シングルマン
       バベットの晩餐会*、アンデルシェフスキのディアベッリ変奏曲*
      3月  未来よこんにちは*、間奏曲はパリで*、ショーシャンクの空に*、バグダッド・カフェ*
      4月  蜜蜂と遠雷*、生きる*、今を生きる、丘の上の本屋さん*、シェルタリング・スカイ
      5月  私はマリア・カラス*、ミセス・ハリスパリへ行く、あなたのもとに走る*(イタリア映画祭)、マリア
        カラスの真実、帰れない山*、夢*
      6月  ミラノ・スカラ座魅惑の神殿、永遠のマリア・カラス、レ・ミゼラブル
      7月  ファントム・スレッド*、マイ・レフト・フット
      8月  カミーユ・クローデル、アデル、突然炎のごとく、みつばちの大地*
      9月  TAR, There will be blood 、ザ・グレイテスト・キング*
    10月  グレート・ビューティ/追憶のローマ*、グリーン・ブック
    11月  Cold War, The Whale
    12月  幸福なラザロ、3つの鍵、ダンテ*、友だちの家はどこ*

      * はすでにアップ済みです。

今一番見たいのは役所広司のPerfect daysです。

イタリア文化の紹介をしてくれるイタリア文化会館。映画や劇、音楽を提供してくれる
貴重な場所です。

 

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短い正月休み ・・・ short New Year's holiday

2024-01-04 17:09:07 | seasons

1月2日

お正月2日目もお屠蘇とお雑煮、お節でお祝いしてから、近くの神社まで散歩。
お天気も悪かったせいか、雨も少しだけぱらつき、人も少なくて並ばないでお詣りできました。

お正月に日本を襲った災害。これ以上悪いことがおこらないようにと祈りたい気分。
数年前から奥能登珠洲にあこがれていたけれど、昨年の地震で被害を受け、今回は町が倒壊していて
被害が広がっていることを知りました。あの旅館は無事だろうか・・ 能登半島の最北には救助の
手もなかなか届かないようで被災した方たちが気の毒と言うしかなく、二次災害のような航空機事故も
起きて、非常時の混乱が続いています。アメリカのペンパルからも大丈夫とのメールがすぐ来て
海外でも大きく取り上げられているよう・・・最近の地球では地殻変動が多いのか火山の爆発やら
地震のニュースも世界各地からまたかと思うように届いています。

 

すぐ近くの諏訪神社

 

その先の穴八幡もすいていました。

 

 

銀杏の葉がまだ木に残っていたり、枯れ葉を見るとまだ秋の終わりのような錯覚。

家に戻って毎年いただく花びら餅を。お抹茶がうまくたちません!


1月3日

3日目は予定していなかった横浜の妹の家に行くことになりました。昨年はコロナにかかり集まれず、
今年は娘が4日から仕事なので横浜まで行くことを躊躇していて、お正月を外して1月の週末にでも
会おうか話していたのですが、甥が都合が悪いとのことで、急遽行くことにしました。
それでお互い今年はごちそうも作っていないし、あるものでお昼を一緒に食べようということに。
私はたまたま買っていた「たねや」のお正月用の紅白のかわいいお饅頭と抹茶だけ持って行きました。

遠いと思っていた相鉄線沿線の横浜も目黒で乗り替えればそのまま乗り入れています。

 

アンティークの薩摩切子のグラスでいただく日本酒のおいしいこと。

 

妹は鶏のから揚げと太巻きを急遽用意してくれていました。

娘が点てたお茶がおいしくて。全員分点ててくれました。

意外と合う洋菓子とお抹茶

大和みらい 熊本のいちごです。

明るいうちに帰りたいとの娘の希望で、甥に家まで送ってもらいました。
volvoの電気自動車は滑らかな走りで乗り心地がとてもよかったです。
車のルーフが透明なのも空が見えてきれいです。

横浜から東京まで、まるでおのぼりさん気分で知らない東京の風景を楽しみました。

 

 

 

 

 

羽田空港の近くも通りました。お正月の空の交通の混乱も続いているのでしょう。救援に向かう方たちが
亡くなったことも悲しい出来事でした。

 

 

帰ってからやっと仕上げた年賀状のあて名書きをしました。
昨年であった自然の写真を選んで、別バージョンは親せきなどのために娘も一緒のも
作りました。年齢的に年賀状を卒業した人も多くなり、私もいつも年明けてからしか作らないのですが、
いただくと嬉しくて、せっせと返事の年賀状を出しています。いつも遅くてごめんなさい。

 

 

思い出の風景を適当に選んで。日本の里山の美しさには感動。雪の熊野古道や花の窟、夜の高野山、星空の宿など他にも
たくさんの出会いがありました。今年の目標は四国お遍路になりました。熊野→高野山→四国 とついに来るところまで
来た感じ。どんな出会いや発見が待っているのでしょうか・・ それには日頃の膝のケアがとても大切になってきます。

いろいろな音楽、本、人々やアートとの出会い・・未知の世界へまたゆっくりと進んでいけたら。

 

Jan. 2-3   2024       Yokohama & Tokyo

 

 

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2024年 ・・・ New Year's Day morning sunny and windy

2024-01-01 23:59:35 | seasons

1月1日

何となく 今年はよい事 あるごとし 元日の朝 晴れて風無し  石川啄木

という句のように青空の元旦を迎えました。近くにお参りに出たら、なんと風が強くて
驚きました。

今年はおせちを作らなかったので、片付けや整理に時間をかけることができました。
作ったのはお雑煮だけ。

問題の高島屋の通販です。
無事届きました。

お屠蘇でお祝いをして、なんと屠蘇散を買い行ったら、それを知らない店員がいて、しかも
だんだん薬局でもおかなくなってきているという現実。以前はよくみりんを買う時も付いていた時も
ありました。

年賀状の習慣も激減していて、お正月も変わってきますね。
昔は年が変わるということは大事件でした。

今年のお茶はいただいた加賀棒茶。

お抹茶は一保堂の「辰昔」
今習っている表千家の先生は丸久小山園のお抹茶を使っていてそれはとてもおいしいのですが、
手に入りやすいお抹茶を大混雑のデパ地下ですいていたので買えました。

元旦は近くの神社にお詣りするか、赤坂日枝神社によく行っていたのですが、今日は牛込の
築士八幡神社に散歩がてら行ってきました。娘が新宿区で一番古い石の鳥居があるので
行ってみたいというので付き合いました。

嵯峨(さが)天皇の御代(今から約千二百年前)に創建と伝えられる古い社(やしろ)で、伝教大師が神像を
彫刻して祠(ほこら)に祀(まつ)る時に、筑紫の宇佐神宮の宮土をもとめて礎(いしずえ)としたので、
筑土八幡宮と呼ばれるようになった。牛込東部の産土神(うぶすながみ)である。 

                                     東京と神社庁HPより

石段を登る途中には1726(享保11)年に建立された、新宿区内に現存する最古の石鳥居が建っている。(新宿区登録有形文化財)

 

 

 



庚申塔は1664(寛文4)年奉納。雌雄二匹の猿に桃を配した意匠で全国的にも極めて珍しく、新宿区有形民俗文化財指定となっている。


 


帰りは神楽坂に出て、歩いて帰ることにしました。早稲田まで近そうだし、早稲田からなら
家まで歩けます。もし疲れたら地下鉄で一駅乗ってもいいし・・・


3年坂を通るつもりでしたが、人の後について行って、無事神楽坂の通りに出ました。



途中に開いているコーヒーショップがあったので、コーヒーと軽い食事をしてから
また歩き始めました。



ライブもできるカフェらしい・・・


落馬地蔵尊

「江戸幕府三代将軍 徳川家光公が遠乗りに出て この地を通過のみぎり 突然乗馬が驚奔し落馬された
怪しんでその地を探させると 土橋の下より この地蔵が出現 公いたく畏怖して祀ったと謂う」

神楽坂-早稲田間は結構距離がありました。
やっと早稲田の穴八幡の所に来たので、猛烈に混んでいそうな穴八幡には寄らず、その向かい側の
法輪寺の花を見て帰りました。このお寺も江戸時代初期からあったお寺だったのですね。




やりすぎな感じ。以前は水に浮かせた花だけだったようなのに・・








神楽坂から歩いて早稲田を通って帰ってきたので今日は11,316歩, 7km歩きました。

帰ってからしばらくするとあの揺れです。東京であんなに揺れたから震源地近くではさぞすごかったろうと
想像ができます。新年早々激震が日本列島を走りました。安全や幸せをお祈りした新年の初めなのに。

 

Jan.1 2024  Kagurazaka、 Waseda

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