Reflections

時のかけらたち

ほっと一息 ・・・ taking a breather

2024-01-30 23:59:27 | music

 生協から毎年届く桃の花

28日のピッコロ・コンサートが終わりました。無事歌い終えてほっとしました。
そして今日のボビンレースのレッスンが終わり一息ついているところです。
先週は病院通いやコンサートのための自主練やボビンの日々でした。明日も今月最後の通院です。

昨日仕上がった、麻糸で織ったブックマークです。



ボビンレースのレッスンから帰る途中と帰ってからの見た夕陽です。

1月27日

毎日、時間があればベルカントのレッスンの録音を聴きながら、コンサートで歌う曲の練習をしていました。
最後のレッスンの日もいつもより早く起きて、さらっていました。富士山が朝日に輝いていました。

レッスンでもなかなかうまく歌えなくて、注意するところが満載です。レガート、滑らかに音は上に放り投げるように、
決して暗くならないように歌うこと。

レッスンの後は急いで新宿に戻り、リフォームのことでショールームで打合せ。この2日間、リフォーム会社とTOTO
によるフェスタが開催中で、1時から約束していたものです。中は多くの人たちが相談に訪れていて驚きました。
こんなに家を建てたり、リフォームをする人が多いのですね。
この2日間限定でお風呂屋トイレ、洗面化粧台などが30%~50%引きになるので、タイミングが良かったと担当の方に
言われました。それに加えて国土交通省の「子育てエコホーム支援事業」が始まるので人が多いのではという担当者の
言葉でした。補助金を利用して特に水回りの省エネルギー化の実現を支援するものです。子育てと書いてありますが、
全世帯対象で独身者でもOKとのこと。少しでも費用を軽減したいですよね。

バスルーム一つとっても選択することがたくさんあるので目が回ります。幸い将来引き継ぐであろう娘も同行したので
選択するのに確認ができて良かったです。

給・排水管の更新の必要から始まったリフォームの話ですが、お風呂だけでも変えたら気持ちいいかと思いました。エプロン
の部分がはずれやすくなって娘がお風呂が壊れたと騒いだことがありました。快適に残りの人生を暮らすために最低限の
環境を整え、この際持ち物も整理できたらと思っています。

 

1月28日

コンサートは午後からですが、音合わせのため、10:30に大崎駅で待ち合わせて、初めて行く会場に向かいました。
ゲートシティは勤めていた時に通り抜けて某社の会議室に行ったことがありました。それ以来初めて降りた駅です。

会場の春雨寺(しゅんぬじ 俗称 はるさめでら)

 

とてもお寺とは思えない東海道線や高速道路が近い都心のお寺です。

 

ホールもお寺のホールとは思えません。スタンウェイのピアノがありクラシックのコンサートも時々開催されています。

 

リハの時まで厳しかった安藤先生の司会で始まったイル・テアトロ音楽院のピッコロ・コンサート。
本来音楽院の生徒さんたちのコンサートですが、安藤先生に教わっている九段生涯学習館でのグループで
千代田区の合唱フェスティバルの抽選に漏れて発表の機会がなかったのをここで歌わせてもらうことに
なったものでした。

 

 

 

 

 


歌ったのは3曲

歌劇 「ラ・ワリー」より      ”さようなら、故郷の家よ”    カタラーニ
歌劇 「トスカ」より        ”歌に生き、恋に生き”      プッチーニ 
歌劇 「ジャンニ・スキッキ」より  ”私のお父様”          プッチーニ

 

本番は安藤先生の一緒に歌ってくれているような指揮に引っ張られて、上を見ながら天に祈るような気持で
思いっきり歌えました。

聴きに来てくださり、写真も撮ってくださった花友達のUさんに感謝です。いつもつたない私の活動を応援していただいて
ありがたいです。セツブンソウも見に行きたいけど・・・練習でまだ見に行けていません。

左端の方が私の中学の時の理科の先生の娘さんです。
意外な出会いに驚いています。やはり先生をしていらしたお母さまのブラウスを
ゆずっていただいて着て行きました。不思議なご縁です。

ソロの曲も全部聴きましたが、それぞれに音楽を楽しんでいるのが伝わってきて、とてもよかったです。
歌も個性でその人だけにしか歌えないものがあるのですね。中にとても心に響く歌がありました。歌の上手下手
ではなくその人の持つ声の質と何か伝えようとするものがあるその思いでしょうか・・・

日本語の歌曲も魅力的で特に武満徹の「死んだ男の残したものは」は昔聞いたことのある反戦歌ですが、
アルトの声で今の時代にぴったり来ました。詩は谷川俊太郎だったのですね。

 

作詞 谷川 俊太郎  作曲 武満 徹

死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない

 

武満徹 | 死んだ男の残したものは(谷川俊太郎•詞)

 

帰り道に撮った花たち

 

 

 

 

 

駅前でお疲れ様のスィーツです。

 

東京の町は駅前も昔からどこも様変わりしています。
どこも同じような風景です。

Jan. 28 2024  Osaki

 

コメント (6)
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