春が来るたびに娘が成長して育って行った小さかった頃・・・
もう立派な大人になっているけど、ここで大きな転換期が来ていろいろなことを考えるようになりました。
今の仕事に限界を感じて、大好きな京都で日本の文化を守るような仕事をしたいと夢のようなことを
昨年から考えて、3月末で仕事を辞めて、新たなスタートを切ろうとしています。なんという大胆な計画。
もう大人なので自分で考えてやってもらうしかないのですが、会社からはあまりにも計画性がないので
引き止められていて、本人も悩んでいました。次の仕事が決まっていないというのが会社で心配されていることです。
もっと具体性を持ってもらうために京都で20年仕事をしてきた小・中の同級生に話を聞いてみたらどうかと思い
お願いしたら、快く引き受けて娘と話をしてくれました。京都の人、仕事、住まいなどについていろいろ教えていただけ
ました。また持っているネットワークがすごいのでもし計画に具体性が出てきたら、紹介してあげることもできるかも
しれないとのこと。ただ神社仏閣が好きなだけではね。
喫茶店「マエストロ」は以前中学校同期会の打ち合わせでも使ったすてきなお店です。
相談に乗ってくれたS君は何しろYMCAのホテル学校を卒業したらすぐパリに行ってしまって、ホテルで働くところがピエール
カルダンで仕事をして、エステの一人者になり日本で多くのサロンをプロデュースしたり、京都でも20年間にわたり仕事をしてきた
経験の持ち主で、人生挑戦し続けてきた人です。今では会社をご子息に譲り、自由に過ごして、家族の面倒を見て暮らしています。
夕食を担当して同居することになった息子さんの家族の分も全部作っているとか・・ とにかく何でもよくやる人だと思いました。
それにとても愛情深い人で、人から愛されキャラが成功の秘訣だったのかなと思いました。京都の土地柄や人柄、これから発展
できそうな分野とかいろいろ教えてもらえました。
私も娘にはやりたいことをやって悔いのない人生を送ってもらいたいので、陰ながら応援することしかできません。
2時間くらい相談したあと、昼食を近くの店で。
サラダときのこのたくさん入ったビーフストロガノフでした。
私は図書館に寄って予約していたCDなどを引き取ってから家に帰りました。
エッシェンバッハの若い頃の録音でメンデルスゾーンの無言歌、オラフソンのバッハなど。
娘が今日相談した後、芝居を見に行ったので私一人の夕食だとあまりちゃんと食べることをしなくなります。だいぶ遅くなってから
パンと作ったコーンビーフで藤田真央のモーツァルトソナタを聴きながら簡単な食事になりました。ボビンレースの自主練の準備や
歌の練習をしていたら、区切りがつかなくなってしまいました。
ひとりで赤ワインとパンの夕食です。
ベルカントも発表会が近いのに家での練習ができていないのでこれから毎日練習しなくては。
レッスンの録音がすごく役に立ちます。
奥能登の珠洲市の旅館さか本は無事だったことがわかりました。
輪島塗とか漁業が打撃を受けています。
JAPAN!究極の”台所道具”で紹介した「湯宿 さか本」が間一髪で火災をまぬがれていたことを知りました。
とりあえずよかったです。「まきストーブが倒れ、燃え盛った薪が飛び出し、客の一人が消し止めた」という
記事が東京新聞に載っていたのをみつけました。
藤田真央がヴェルビエ音楽祭でアンコールに弾いた曲、パデレフスキのノクターン
Miscellanea, Op. 16: No. 4, Nocturne in B-Flat Major
Jan. 19 2024 Kugayama