Reflections

時のかけらたち

イタリア語のレッスンと新年会 ・・・ Italian lessons and New Year's party

2024-01-22 23:57:47 | thoughts

1月21日

冷たい雨が残った午後に今年初めてのイタリアとのレッスンに出かけました。



今日はなんとイタリア語の初級と中級の合同レッスンとそのあとに新年会。
新年会をするために合同でのレッスンになったという方が正しいかな・・・
新年会に合わせて時間をいつもより少し遅らせたので、先生の最寄り駅にあるコンサート用衣装の専門店
に寄って、黒の合唱用ロング・スカートを買ってから行きました。突然今回のベルカントの発表会で
黒のロングスカートに合わせることになって、慌ててイタリア語の仲間で探していいお店が見つかりました。
私は今まで通り、それぞれ自由に色だけの統一でいいと思ったのですが、非日常としてのステージ衣装が
必要とのことでした。私の前にヴァイオリン・ケースを持った女性が階段を登って行きました。そこでは
すでに試着している人もいて、結構需要があること知りました。




最初にこのクラスを企画してくれたトドちゃんにも久しぶりに会うことができました。
中級と一緒なのでドキドキ・・

ウォーミングアップで 10 abitudini per dare la svolta nell'anno nuovo をやったのですが、自分を転換していく
切り口が面白かったです。見つめ直すというか・・ ふだん忘れていること・・
私の今年の目標は「安全で快適な暮らし」。Vorrei rendere la mia casa comfortevole.

質問して単語を当てるクイズや着物についてのリスニング、接続法現在などの作文で、年の初めのレッスンを
楽しくやりました。

 

新年会は近くのカジュアルなイタリアン「キャンティ」です。六本木のキャンティとは関係ないようでした。

 



プロセッコで乾杯。

プロシュートはLサイズをシェア。




ほうれん草のラザニアがおいしかったです。



最後にやっぱりペスカトーレが食べたいということになって追加注文。


シチリアワインはスパイシーでした。

先生とトドちゃんはバレエを習っているので、その話も楽しかったし・・・
トドちゃんの週に5回くらいスタジオでレッスンしているというのもすごい・・ 以前から10年やらないと
何でもわからないと言っていたけどその勢いです。中級のMさんは立教大学の50歳以上のコースでサルディニアの
研究をして、コロナ後にサルディニアに行って、論文を書き終えたと言っていて、みんながガッツがあります。
彼女はピアノを習いなおししていて楽しいと話していました。今脳トレに一番いいと言われているピアノです。
みんなで飲みながらワイワイガヤガヤ・・ 久しぶりのひと時でした。

 

1月22日 

ベルカントの発表会が近づいているのに、仕上がっていないので、今日は一日レッスンの録音を聴きながら練習をして
いました。正確に拍を取ることがとても難しく、ピアノの伴奏も全く関係ないメロディーのもあります。言葉を全部覚えて
いた方がいいのですが、なかなか単語の意味も再確認しながらどこで切れるのか考えながらの復習。

朝は心を落ち着けるためにお香を焚いて部屋の空気を浄めました。
昔買った鎌倉のお香は香りが薄くなってしまったのかほのかな香りです。

 

 

会社の名前を書いてもらっています。

 

京都の話を聞いたS君から、自分の会社の新年のあいさつに使ったお香をいただいていました。
彼は出張するときはいつも持って行ってホテルの部屋で焚いているとのことでした。

美容室で見た和楽にもなんとお茶のセットを出張の時に持ってきてホテルの部屋でお茶を
点てているスミソニアンの学芸員の人がいてなかなかいいと思いました。

どれも心落ち着けてくれます。

なかなかしゃれています。

朝はお香を焚いてフォーレのレクイエムを聴いていました。

 

朝はボビンレースも少ししていました。

午後近くに買い物に行ったときに本屋さんに行ったらiggyで見せてもらった和楽が1冊だけ残っていました。
この本は定期購読しかないと思っていました。

帰ってからも少しの時間でもボビンに触るようにしていました。


夜はお正月の残りの柚子がだいじょうぶそうだったので、柚子味噌にして九条ネギののこりで
ぬたを作りました。あるもの取り合わせでえのきと冷凍のシーフードミックスを使い、西京味噌も
わずかに残っていたのは使い切りました。

夕食は娘が土曜日に作った里芋と鶏肉の煮物の残りもいただいて・・
土日は食事作りをしてもらっているので、だいぶ料理の腕も上がったみたいです。


夜は再びレクイエムや図書館から借りてきたオラフソンのバッハ・カレイドスコープを聴いていました。
レクイエムの天上の美しい響き・・・

今は体調を崩してイタリア語を休んでいるサキ子さんと出会わなければ、ベルカントも習っていなかったし、
遠くに離れた友人とも再び会うこともなかった・・ サキ子さんが紹介してくれた有松絞の竹田嘉兵衛さんから
招待状が来なければ名古屋に行ってみようとも思ってもなかったし、それをもっとたどれば橈骨骨折したり、
カテーテル手術をしなければ、丹後で玉三郎を見て伊根に行っていたので、名古屋の茶室を見ようなんて思わな
かったと思う。今日いつものように買い物に行って、あの時の事故現場を見てそんなことをふと思っていました。

トドちゃんが蚕糸公園にイタリアンのお店を出さなかったらイタリア語も何も始まらなかった・・・
トドちゃんもそこにお店を出して、ご主人と巡り合って結婚して、そのご主人が京大数学科で在学中に私の小・中同期の
Y君をよく知っていたという不思議なつながり・・・

人生の人との出会いやつながりに不思議を感じて・・・ 退職後近くのこども園でパートで仕事をしていた時、
T高校の火災の時の担当刑事さんが父親だった人とも出会い、今ベルカントではN中学の理科の先生の娘さんと
一緒に歌っていて・・・

いくつもの選択肢の中から選んで進んできて今の私があって、自分の意思もあったり、運命がそちらのように流れて行ったり、
偶然出会ったり・・・ そして今この地点に立っている私。しわは作ろうと思ってもできるものではないという島田順子さんの
言葉をMさんのブログで見たけれど・・いつの間にかの年月に自分でも驚いて・・・

 

 

コメント
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