Reflections

時のかけらたち

2024年 ・・・ New Year's Day morning sunny and windy

2024-01-01 23:59:35 | seasons

1月1日

何となく 今年はよい事 あるごとし 元日の朝 晴れて風無し  石川啄木

という句のように青空の元旦を迎えました。近くにお参りに出たら、なんと風が強くて
驚きました。

今年はおせちを作らなかったので、片付けや整理に時間をかけることができました。
作ったのはお雑煮だけ。

問題の高島屋の通販です。
無事届きました。

お屠蘇でお祝いをして、なんと屠蘇散を買い行ったら、それを知らない店員がいて、しかも
だんだん薬局でもおかなくなってきているという現実。以前はよくみりんを買う時も付いていた時も
ありました。

年賀状の習慣も激減していて、お正月も変わってきますね。
昔は年が変わるということは大事件でした。

今年のお茶はいただいた加賀棒茶。

お抹茶は一保堂の「辰昔」
今習っている表千家の先生は丸久小山園のお抹茶を使っていてそれはとてもおいしいのですが、
手に入りやすいお抹茶を大混雑のデパ地下ですいていたので買えました。

元旦は近くの神社にお詣りするか、赤坂日枝神社によく行っていたのですが、今日は牛込の
築士八幡神社に散歩がてら行ってきました。娘が新宿区で一番古い石の鳥居があるので
行ってみたいというので付き合いました。

嵯峨(さが)天皇の御代(今から約千二百年前)に創建と伝えられる古い社(やしろ)で、伝教大師が神像を
彫刻して祠(ほこら)に祀(まつ)る時に、筑紫の宇佐神宮の宮土をもとめて礎(いしずえ)としたので、
筑土八幡宮と呼ばれるようになった。牛込東部の産土神(うぶすながみ)である。 

                                     東京と神社庁HPより

石段を登る途中には1726(享保11)年に建立された、新宿区内に現存する最古の石鳥居が建っている。(新宿区登録有形文化財)

 

 

 



庚申塔は1664(寛文4)年奉納。雌雄二匹の猿に桃を配した意匠で全国的にも極めて珍しく、新宿区有形民俗文化財指定となっている。


 


帰りは神楽坂に出て、歩いて帰ることにしました。早稲田まで近そうだし、早稲田からなら
家まで歩けます。もし疲れたら地下鉄で一駅乗ってもいいし・・・


3年坂を通るつもりでしたが、人の後について行って、無事神楽坂の通りに出ました。



途中に開いているコーヒーショップがあったので、コーヒーと軽い食事をしてから
また歩き始めました。



ライブもできるカフェらしい・・・


落馬地蔵尊

「江戸幕府三代将軍 徳川家光公が遠乗りに出て この地を通過のみぎり 突然乗馬が驚奔し落馬された
怪しんでその地を探させると 土橋の下より この地蔵が出現 公いたく畏怖して祀ったと謂う」

神楽坂-早稲田間は結構距離がありました。
やっと早稲田の穴八幡の所に来たので、猛烈に混んでいそうな穴八幡には寄らず、その向かい側の
法輪寺の花を見て帰りました。このお寺も江戸時代初期からあったお寺だったのですね。




やりすぎな感じ。以前は水に浮かせた花だけだったようなのに・・








神楽坂から歩いて早稲田を通って帰ってきたので今日は11,316歩, 7km歩きました。

帰ってからしばらくするとあの揺れです。東京であんなに揺れたから震源地近くではさぞすごかったろうと
想像ができます。新年早々激震が日本列島を走りました。安全や幸せをお祈りした新年の初めなのに。

 

Jan.1 2024  Kagurazaka、 Waseda

コメント (4)
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