碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

シャーロック・ホームズは、いつも新しい

2014年03月22日 | 書評した本たち

河出文庫版「シャーロック・ホームズ全集」全9巻の刊行が始まった。

3月は、第1巻の「緋色の習作」と、第3巻の「シャーロック・ホームズの冒険」の2冊だ。

小林司/東山あかね、という「日本を代表するシャーロキアン」による“全訳”。

小学校以来、いろんなタイプの、いろんな訳者のホームズを読んできたわけですが、言えるのは、シャーロック・ホームズはいつも新しいってことです。

その都度、発見がある。

今回は、ホームズの“女性観”を軸に、読んでいこうと思っています。

特に、というか、やはり注目は、アイリーン・アドラーですね(笑)。




今週の「読んで、書評を書いた本」は次の通りです。

八木圭一 『一千兆円の身代金』 宝島社

加藤康男 『禁城の虜~ラストエンペラー私生活秘聞』 幻冬舎


* これらの書評は、
  発売中の『週刊新潮』(3月27日号)
  読書欄に掲載されています。