碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「書評を書いた本」 2013.12.15

2013年12月15日 | 書評した本たち

テレビマンユニオン会長・重延さんの新著『テレビジョンは状況である~劇的テレビマンユニオン史』(岩波書店)

知っていること、知らなかったこと、気づいたこと、よりわかったこと、いずれも興味深く読んだ。

重延さんは現在も、「世界ふしぎ発見!」のプロデューサーを務めている。

1986年の開始当時からだから、すごいものだ。

その「世界ふしぎ発見!」は、14日の放送で1600回を迎えた。

制作、経営、テレビ論。

今後、テレビについて考える上で、この本は欠かせない一冊になるはずだ。


今週の「読んで、書評を書いた本」は、次の通りです。

重延 浩 『テレビジョンは状況である』 岩波書店

末井 昭 『自殺』 朝日出版社

渡辺京二 『万象の訪れ』 弦書房

杉田紀雄 『世界の路面電車』 北海道新聞社

* これらの書評は、
  発売中の『週刊新潮』(12月19日号)
  読書欄に掲載されています。

この記事についてブログを書く
« 「市町村アカデミー」で講義 | トップ | 2013年 テレビは何を映し... »
最新の画像もっと見る

書評した本たち」カテゴリの最新記事