碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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信州の大地を疾駆する“田んぼのF1”

2009年05月04日 | 日々雑感


毎年恒例、信州にある家内の実家で「田植え」の手伝いだ。

とは言っても、一番活躍するのは“田植え機”である。

私たち助っ人は、回転半径の関係で(四角い部屋を丸く掃くことになる)田植え機が植え残した、田んぼの隅のスペースで“手植え”を担当することになる。

このISEKIの田植え機、相当に優れていて、大人5人が必死で行う田植え作業を、一人で、いや1台で淡々とこなしてしまう。

“田んぼのF1”ともいえる田植え機のお値段は、トヨタiQとほぼ同じだ。

iQの定員は3.5人だが、ISEKIは1人

トップスピードは時速4キロで、人が歩くくらいだ。もちろん、植える時は、もっとゆっくりと動く。

iQが、いわば最先端のデジタルなら、ISEKIは思いっきりアナログだ。田植え以外の汎用性もない。デザインだって無骨過ぎるかもしれない。

しかし、ISEKIが、信州の山々を映す水を張った田んぼを、悠々と進んでいく姿は、とても美しい。

“田んぼのF1” ISEKI。

明日も頑張れ!

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