碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

【気まぐれ写真館】 日曜日、ちょっと、ひと休み

2021年07月18日 | 気まぐれ写真館


明日(18日)の文化放送「浜美枝のいつかあなたと」で・・・

2021年07月17日 | テレビ・ラジオ・メディア

 

 

「浜美枝のいつかあなたと」

文化放送 日曜9時30分~10時

2021年7月18日のゲストは

碓井広義さん(メディア文化評論家)

 

7月18日のゲストは、メディア文化評論家 碓井広義さんです。

碓井さんは、1955年、長野県生まれ。
慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、1981年、番組制作プロダクション「テレビマンユニオン」に参加。
以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作に携わりました。

その後、慶應義塾大学などの教壇に立ちながら博士号を取得。
去年3月まで上智大学文学部新聞学科の教授をお務めでした。

この度、「少しぐらいの嘘は大目に 向田邦子の言葉」をまとめました。

今回は、碓井広義さんに、向田作品が今も読み継がれる理由について、リモートで伺います。

(文化放送 番組サイトより)


【気まぐれ写真館】 更なる「重版出来」、感謝です!

2021年07月17日 | 気まぐれ写真館

 

なんと、

更なる

「重版出来(じゅうはんしゅったい)」

 

なんと、

「5刷」です!

 

ひたすら、

感謝です!

 

 


今日(16日)のフジテレビ『イット!』で(笑)・・・

2021年07月16日 | メディアでのコメント・論評

フジテレビ『Live News イット!』2021.07.16

 


18日(日)の文化放送 「浜美枝のいつかあなたと」に出演します。

2021年07月16日 | テレビ・ラジオ・メディア

 

 

今週末、

ラジオで

お話させていただく

機会があります。

 

7月18日(日) 

9時30分~10時

 

文化放送

「浜美枝のいつかあなたと」

 

お題は、

出版した『少しぐらいの嘘は大目に 向田邦子の言葉』と

向田さんについてです。

 

よかったら

お聴きください。

 

碓井広義


【気まぐれ写真館】 梅雨明け、かな?

2021年07月15日 | 気まぐれ写真館

2021.07.15


「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」先輩・後輩という女性コンビ設定が秀逸

2021年07月15日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

 

 

「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」

先輩・後輩という女性コンビ設定が秀逸

 

刑事ドラマならぬ“警官ドラマ”が登場した。「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)だ。

ドラマや映画で主役となるのは刑事ばかり。ハコヅメ(交番勤務)の女性警察官のバディーものは珍しい。

挫折寸前の新米警察官、川合麻依(永野芽郁)。交番に飛ばされてきた刑事課の元エース、藤聖子(戸田恵梨香)。

2人のキャラクターと組み合わせの妙がこのドラマのキモだ。川合は公務員になりたかっただけの「意識低い系」だが、藤の仕事ぶりに刺激を受ける。

路上に倒れていた不審な男(モロ師岡)の靴底を見て、空き巣と判断。また自殺の通報を繰り返す若者にも本気で対応し、結果的に命を救う。

藤の「警察官の主な仕事はサンドバッグだよ」という覚悟と、「警察官だって人間なんだから」というおおらかさがいい。

仕事が出来るだけでなく、女子会と称して川合たちと飲んだりする寂しがり屋の藤。戸田は見事なハマリ役と言える。

また、ドジでヘタレだけど天性の人の良さが武器になりそうな川合。永野も程よいコメディータッチのこの役がよく似合う。

NHKドラマ10「半径5メートル」の永作博美と芳根京子もそうだったが、仕事上の先輩・後輩という女性コンビが目につく。

徐々に成長していく後輩を通じて、先輩の生き方と魅力も見る側に伝わってくる。ダブルヒロインドラマの醍醐味だ。

(日刊ゲンダイ「テレビ 見るべきものは!!」2021.07.14)

 


アエラドットで、「大谷翔平選手とメディア」について解説

2021年07月14日 | メディアでのコメント・論評

 

 

史上初の大リーグ球宴二刀流出場の大谷翔平 

テレ朝、NHKが生中継に勝負をかける理由

 

MLBのホームランダービーに日本人として初出場したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手(27)を、NHK総合が13日午前9時5分から、地上波で生中継した。

「いやあ、大谷君は残念でしたね。まさか、延長、延長でこういう展開になるとは思わなかった」と、競技を見た直後に語るのはメディア文化評論家の碓井広義氏だ。

「私はNHKのBSでは、いつも大谷君の試合を見てます。NHKが総合(1チャンネル)で生中継したのは異例の編成と言っていいと思います。この時間帯は普段なら情報番組の『あさイチ』(午前8時15分~9時54分)を放送していますが、それを午前9時までに短縮するという事態は国会中継くらい。それくらいの国民的関心事という判断です」(碓井氏)

MLBのアメリカ・コロラド州のロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド球場で開催されたホームランダービー。大谷は1回戦で対戦したナショナルズのソトに、ドロー2回の末、「3スイング」の延長戦で敗れた。優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)をせしめたのはメッツのアロンソだった。

「彼が1回戦で敗退したのは予想外だったかもしれないけれど、NHKは普段、BSでも常に大谷君の出る試合を放送しているわけですから、日本で一番、『大谷押し』の放送局ではないかと思います」(同)

NHKは受信料をめぐり様々な疑問や議論が出ている。

「そういった状況で、皆さんが関心のあることに関しては全力でそれをお伝えしますという姿勢を見せている。少なくともNHKは大谷君に関しては全部見せますよというのが伝わって来ました」

現地のレポーターには元NHKアナウンサーで、現在はフリーアナの久保純子を起用した。

「『あさイチ』を見ている視聴者は主婦層が多いし、年齢の高い人たちが多い。今どきの若いアナではなく、49歳のアラフィフのクボジュンを持って来たのは違和感がなかった。NHKなりの配慮もしくはサービスだったのでしょう」(同)

7月14日(日本時間)朝、ホームランダービーと同じくクアーズ・フィールド球場で開催される「MLBオールスターゲーム2021」では、今年はNHKのBS1だけではなく、テレビ朝日が地上波での生中継で参戦。テレビ朝日関係者はこう話す。

「うちはこれに賭けてます。生中継は『羽鳥慎一モーニングショー』の終わりの部分と『大下容子ワイド!スクランブル』の枠を使って放送します。スクランブルの視聴率は平均5~6%くらいで、日テレの『ひるおび』よりもちょっといいくらい。大谷でそれ以上の視聴率が取れると思って、生中継します」

オールスターで大谷投手は先発投手で指名先頭打者として出場予定。実現すれば、オールスター史上初の二刀流となる。

「メジャーリーグも大谷を大事なアイテムとして扱っているんですよ。メジャー人気を煽るために、大谷をいい意味で活用している。うちもそれに乗っていきたい」(テレビ朝日関係者)

コロナ禍ということもある。

「朝のワイドショーでは毎日のように、コロナの感染者数を報道し、それとワクチンや変異株の放送。それ以外のニュースはネタ枯れ状態で、今、一番強いコンテンツが大谷選手なんですよ。オールスターではインターネット番組ではこういうふうにはいかないという地上波ならではの見やすさ、楽しさ、迫力をお届けしたいです」(同前)

前出の碓井氏は大谷の試合を毎回見ている理由をこう話す。

「夜のスポーツニュースでダイジェストで、いい場面だけを見るのとはわけが違う。球場の雰囲気の中で、大谷君と一緒に2時間過ごすみたいな感じがいいんですよ。それにまた、毎回のように大谷君がちゃんと応えてくれている」

現在、大谷は打者トップのホームラン33号を打ち、日本人最多本塁打記録を更新した。だが、ホームランダービーの競技中、「疲れた」を連発し、オールスターにも出場となると、後半戦への影響が心配されてもいる。

「大谷君は異次元の選手だから心配が杞憂に終わるのではないかなぁと勝手に思っちゃってます。心配よりも、史上初の二刀流で記録を塗り替えることを目撃しているありがたさがあります」(碓井氏)

東京五輪も7月23日から開幕する。

「本当は五輪こそ、スポーツコンテンツとして最強だったはずなのに、開催や無観客をめぐって、いろいろな複雑な問題があって、手放しで楽しめなくなっています。それがあるから余計に大谷君の活躍は手放しで楽しんで、応援していいわけだし、スポーツをめぐる閉塞感を吹き飛ばしてくれている」(同前)【編集部・上田耕司】

(AERAdot 2021.07.13)


『TOKYO MER』と『ナイト・ドクター』、 並走する「救命ドラマ」の意味

2021年07月13日 | 「ヤフー!ニュース」連載中のコラム

 

 

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』と

『ナイト・ドクター』、

並走する「救命ドラマ」の意味

 

フジテレビの月9『ナイト・ドクター』に続いて、TBSの日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』がスタートしました。
 
2つの放送局の代表的ドラマ枠で、同時に「医療ドラマ」が登場したこと。しかも通常の医療ではなく、「救命」という共通点を持つことが興味深いです。
 
医療ドラマは、どれだけ娯楽の要素を含んでいても、本質的には<社会派ドラマ>です。なぜなら、医療システムは社会システムそのものでもあるからです。
 
また、現在ほど医療が危機に直面している時代はありません。そして、市民の間に医療に対する危機感や不安感が充満している時代はありません。
 
それでいて、医学や医療の世界は外部からうかがい知ることが難しい。視聴者が持つ医療への関心こそ、医療ドラマが支持される要因の一つです。
 
思えば、医療ドラマの主人公である医師は、基本的に「強き(病気)を挫き、弱き(患者)を助ける」存在だと言えます。つまり、「ヒーロー」の要素を持った職業です。
 
これまで医療ドラマの多くが、生と死という究極のテーマを扱う<ヒーロードラマ>だったのはこのためです。その代表格が、米倉涼子主演もの『ドクターX』シリーズ(テレビ朝日系)ですね。
 
救命救急チーム「TOKYO MER」は、事故や災害の現場に、大型の療用特殊車両で駆けつけます。しかし、大活躍を見せるのは、あくまでもリーダーの喜多見幸太(鈴木亮平)です。
 
その勇姿は、「私、失敗しないので」と豪語する、ドクターXこと大門未知子を思わせる。まさに「スーパー救命救急医」です。
 
昨年から続くコロナ禍で、私たちは逼迫(ひっぱく)する医療現場のリアルを見聞きしてきました。以前のように、医療ドラマをエンタテインメントとして無邪気に楽しめない人も少なくないでしょう。
 
いや、だからこそ逆に、喜多見が見せる、躊躇(ちゅうちょ)なき、その「スーパーぶり」に留飲を下げ、拍手するのかもしれません。
 
一方の『ナイト・ドクター』は、ある病院が試験的に発足させた、夜間救急医療の専門チームです。メンバーは波瑠が演じる主人公、朝倉美月を含む若手医師5人。
 
しかし、腕のいい美月も成瀬(田中圭)も、いわゆる「天才外科医」や「スーパードクター」ではありません。時には救えない命もあるのです。
 
この作品では、医師たちの活躍ぶりよりも、彼らが悩みや葛藤を抱えながら成長していく姿に重点が置かれています。医療ドラマでありながら、青春群像ドラマの色合いが強い。
 
それでいて、医師が抱える現実的な欲望や、仕事に対する割り切れなさ、さらに医療現場に対する疑問までも描こうとする姿勢に好感が持てます。
 
並走する2本の「救命ドラマ」。対照的なそれぞれの持ち味を堪能していこうと思います。

色あせない宮沢りえさんの魅力「三井のリハウス」CM

2021年07月12日 | 「日経MJ」連載中のCMコラム

 

 

色あせない宮沢さんの魅力

三井のリハウス 

「リハウスって何?」編

 

宮沢りえさんが、初代リハウスガールとして「三井のリハウス」のCMに登場したのは1987年のことだ。

引っ越してきたばかりの転校生、白鳥麗子である。役名通り、白鳥が舞い降りたようなインパクトがあった。

彼女は「美少女」という言葉や概念に具体的な形を与え、美少女の基準値とも言える存在となったのだ。

あれから34年。美少女は母となって、懐かしの朝日ヶ丘にリハウスしてきた。

娘(近藤華さん)から「リハウスって何?」と訊かれて、「人とおうちが巡り逢うことかな」と答える。

そして初のリハウス体験を回想すると、教室で挨拶する麗子嬢の映像が流れた。やはり奇跡的な美しさだ。

宮沢さんが演じてきた、印象に残る役柄がある。

たとえば、ドラマ『北の国から』シリーズの小沼シュウ。純(吉岡秀隆)との悲恋が忘れられない。また映画『父と暮せば』の福吉美津江は、原爆で亡くなったはずの父と生活していた。

白鳥麗子がシュウや美津江の分も含めて幸せになったようで、ちょっと嬉しくなってくる。

(日経MJ「CM裏表」2021.07.11)

 


好対照2局の救命ドラマ  圧巻ヒーロー/悩める医師たち

2021年07月11日 | 「毎日新聞」連載中のテレビ評

 

 

<週刊テレビ評>

好対照 2局の救命ドラマ 

圧巻ヒーロー/悩める医師たち

 

日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)。そして月9「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)。両局の代表的ドラマ枠が同時に「医療ドラマ」をスタートさせた。しかも通常の医療ではなく、「救命」という共通点を持つことが興味深い。

医療ドラマは、どれだけ娯楽の要素を含んでいても、本質的には<社会派ドラマ>である。なぜなら、医療システムとは社会システムそのものでもあるからだ。また現在ほど医療が危機に直面している時代はなく、市民の間に医療に対する危機感・不安感が充満している時代はない。それでいて医学の世界は外部からうかがい知ることができない。視聴者が持つ医療への関心こそが、医療ドラマが支持される要因の一つだ。

思えば、医療ドラマの主人公である医師は、基本的に「強き(病気)をくじき、弱き(患者)を助ける」存在であり、「ヒーロー」の要素を持った職業だ。これまで医療ドラマの多くが、生と死という究極のテーマを扱う<ヒーロードラマ>だったのはこのためだ。その代表格が「ドクターX」シリーズ(テレビ朝日系)である。

救命救急チーム「TOKYO MER」は、事故や災害の現場に医療用特殊車両で駆けつける。だが、大活躍するのはあくまでもリーダーの喜多見幸太(鈴木亮平)だ。その雄姿は、「私、失敗しないので」と豪語する、ドクターXこと大門未知子を思わせる。まさに「スーパー救命救急医」だ。

昨年から続くコロナ禍で、私たちは逼迫(ひっぱく)する医療現場のリアルを見聞きしてきた。以前のように、医療ドラマをエンターテインメントとして無邪気に楽しめない人も少なくないだろう。いや、だからこそ逆に、喜多見が見せる、躊躇(ちゅうちょ)なきそのスーパーぶりに留飲を下げ、拍手するのかもしれない。

一方の「ナイト・ドクター」は、ある病院が試験的に発足させた、夜間救急医療の専門チームだ。メンバーは波瑠が演じる主人公、朝倉美月を含む若手医師5人。しかし、腕のいい美月も成瀬(田中圭)も、いわゆる「天才外科医」や「スーパードクター」ではない。時には救えない命もある。

この作品では医師たちの活躍ぶりよりも、彼らが悩みや葛藤を抱えながらも成長していく姿に重点が置かれている。医療ドラマでありながら、青春群像ドラマの色合いが強い。それでいて、医師が抱える現実的な欲望や仕事に対する割り切れなさ、さらに医療現場に対する疑問までも描こうとする姿勢に好感が持てる。並走する2本の救命ドラマ、その合わせ技の妙を堪能していきたい。

(毎日新聞 2021.07.10夕刊)


「1200万」PV、感謝です!

2021年07月11日 | 日々雑感

赤坂・日枝神社にて

 

 

10日に、

このブログの

トータルPVが

「12,000,635」

に達しました。

 

1200万というのは

想像を超える数字ですが、

読んでくださっている皆さんに

感謝いたします。

 

ありがとうございます!

 

 


【気まぐれ写真館】 富良野で、倉本聰先生と・・・

2021年07月10日 | 気まぐれ写真館

 


【気まぐれ写真館】 札幌弘栄堂書店さんで・・・

2021年07月09日 | 気まぐれ写真館

店頭のコーナーで「少しぐらいの嘘は大目に」発見!

店内の別のコーナーにも。

感謝です!

 


【気まぐれ写真館】 久しぶりの札幌・まる山・鴨せいろ

2021年07月09日 | 気まぐれ写真館