katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さんご夫婦教室と今年の夏も監督教室

2012-06-11 03:35:01 | モザイク教室
1ヶ月1回ってペ-スがお馴染みになって来たご夫婦なんだけれど、何か久しぶりの
ような感じなのは、例のモンゴル出張での30時間の空港足止めで帰国出来ずに、

中止となってしまっていたから・・・・。この話も書いたかも知れ無いが、何度となく
飛ぶ、飛ばないを繰り返しをした為、最初は迷惑を掛けずに帰国して間に合うはずだった

しかし間に合わない・・・このままでは・・・・って気が付いた時に携帯を借りて来た
日高氏に借りてかぐやに深夜の電話。そしてキウイがアトリエでご夫婦の対応を

してくれて事無きを得た・・・・。当然、朝からすみませんでした・・・・で始まり。
すると、キウイさんにとても親切に対応して頂きました・・・との事。

本当に助かったのね。かぐやキウイの連携は。そしてお客さんも知らずにアトリエに
来たにも関わらず・・・笑顔で許して頂いて・・・まっほっとしたぁ・・・のね。

と言う訳で、まずご主人は完成していて目地からスタ-ト。と言う訳で、水色の目地を
する事にしたのね。仕上がりがお風呂場っぽくて中々良いのね。

お2人共に目地が入った作品に、おっ・・・、あっ・・・って非常に気に入ったって感じ
実に良い結果を得た。何しろ完成した作品に喜びとして笑顔が出るって言うのは、

観ている俺もほっとするし、救われる・・・・これで良かったんだ・・・とね。
そんな訳で、新作・・・となるのだけれど、当然本日下地ナウとなる・・・



今度は景色ってよりも本体のみ・・・そんな作り方をしませんか?と提案すると、
新作はブルドッグを作りたいって話になる。しかし下絵を描いていたのでは

絵描き教室で終わってしまう・・・・そこで単なる遊びにならず、次の展開に繋がる
そしてナウ作成出来る・・・そんな事を踏まえたら、出て来たのはプレゼント用の作品

それがふくろう。多少アシストはしたけれど、ひとまず輪郭等が出来たので、
下地を作成する。その間、奥さんにはここをやってて・・・と伝えて放置・・・

本当はこれが心痛むから、下地ナウが嫌なのね。何しろ気を使う・・・大丈夫かな?
何しろ1人で作るって言うのは最初の頃は不安だろうし、そもそも教室なのに放置って

・・・・ねぇ?とは言うものの、仕方が無いし・・・・と作るのだけれど、
こっちにしても完全アドリブ。慎重に・・・もアイデアとしても、すべてが経験値のみ

本来はじっくり仕込みたい・・・これが俺のスタイル。何をしてもね。
だから考える時間は欲しいのね・・・俺は。良い下地じゃなくて凄い下地を作って

あげたいし・・・・。良いね・・・じゃなくて凄いぃぃぃぃって喜ばれたい。
折角時間を使うんだし、折角定期的に来て下さるお客さんへのお礼なのだから。

そしてその下地も俺の教室の大きな魅力としたいのでね・・・。
まっそれはそうと、その後に9.5mmのタイルを2分の1で縁取り。

宿題として、みどりのように羽は例の形の繰り返しをするので、切れるだけ丁寧に
・・・とパ-ツを仕込んで来て・・・となる。

さて奥さんは?と言うと、


1cmタイルでお花を切り出す。これは俺の提案じゃなくて、すでに数枚張ってあって
・・・・逆にそうしましょう・・・となる。

いつもぺきぺきから1cmタイルに入る時は、慎重に・・・って考えるから、こうして
自分からやる・・・って言われても、それでは少しずつ・・って言う場合が多い。

その理由は、固さについていけない・・・色が使いたいだけだったりするから、
固いですよ・・・の諸注意も、平気平気ぃぃ・・・と覚悟無くやると、ぺきぺきから

いきなり変わると、トンでもなく固いと感じる人がいて・・・それで辞めて行った人が
とても多いと言っても良い。しかも固いだけじゃなく物理的に進まない。

ぺきぺきは7.5cmの大きさから切れるのだから、上手く切れれば5cmの花びらも
張る事が出来る。がしかし1cmタイルではそれを切って張り合わせるのだから、

1パ-ツは最高0.9mm以下となる。だからぺきぺきの5cmの花びらを何十パ-ツで
仕上げる事になる・・・しかも固くて・・・。

それが固さが気にならない・・・絶対この色は使いたい・・・と何らかの手ごたえとか
気持ちとか、モチベ-ションとか、そんなもんがあれば、これもあれも辛いとはならない

そんな中、別に気にならないですぅぅ・・・って言うから、単なる老婆心になった。
まず一安心。しかも花のみでの使用だから、いくらなんでもこれだけではくじけない・・

と判断もあっての事。しかもその根拠の中に、このご夫婦は外でのモザイクをしたい
・・・が目標なのだから、モチベ-ションとしてもここでくじけられる事は無い。

固いタイルが切れないと、外には出られないのだから。

結果から言えばこの通り。切れるか?切れないか?って言うよりね中々のグレ-ド。
良く同じ形を安定して切っている。

ただここまでの完成度なら、横にワイドな下地の方が富士山の雄大さは伝わったが、
逆に中央に置けば、四方から楽しめる・・・そんな作品。

奥さんも次回は完成させて来る・・・って言ってたので、新作になる。
今度は何作るのかな?誠に楽しみである。

そんな中、入れ替わるように去年の夏の亀の彼、監督がやって来る。
今年の夏もよろしくお願いします・・・・って、構想を聞いた。

なるほどね・・・・じゃこんな事から始めようか・・・と予定を立てる。
何しろ忙しい夏休みでの制作。しかも予約して取って貰わないと、いつでも大丈夫って

訳でも無い。更に大人じゃないから夜って訳にも行かない・・・・色々と都合がある。
そんな訳で夏の日程の確保から。

その日程から持って来た構想が出来るかどうか?の判断がいる・・・さてさて。
ひとまず現物下絵が無いので、そこに進んだら大きさを決めようと思うのだけれど、

こんな話があった。実はユ-ミンが彼に来年頑張れよ・・・って激励コメントを送った
らしいのね・・・聞いた俺が感激したのね・・・ユ-ミンやるぅぅってね。

何て気の聞いた事するんだろう・・・ってね。中々、先輩として声を掛けるのって
恥ずかしかったり、カッコつけかな・・・とか色々と考えたりする事がある。

それをあれだけの作品を作って、賞まで貰って、先輩として来年・・・って・・・
カッコ良いなぁ・・・ユ-ミン。有難うなのね・・・ユ-ミン。

どうしてっかなぁ?・・・もう高校生だし・・・たまにはブログ観てくれてんのかな?
まっお母さんに作品予約入れて頂いてるから、その内にまた会えるけど・・・・

まっそれはそうと、またこうして今年も監督も2年目となる。また来年も・・・と
言われるようになるにも、それには今年も問われるのね・・・俺。

有難い話なのである。いかに納得するグレ-ドの結果まで連れて行けるか?
俺も楽しみである。1年振りの監督も大きくなってた・・・・。

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