katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどり教室、オランダシシガシラ完成と新作の下絵

2013-03-30 06:34:50 | モザイク教室
大作の下絵で四苦八苦していた中での、下絵を描かなくて良い楽しさを知った上での作成
・・・・勿論、金魚好きで飼っている事もあるのだけれど、その位、下絵が進まない。

ただ、その下絵の大事さを知ったのも収穫。何しろこれだけの金魚を下絵無しであれば、
作れるくらいのモザイクが出来た・・・つまりタイルを切るって行為は何の問題も無い。



ここまで出来るようになった人が、もうワンステップ上を目指すとなると、ここからは
下絵の向上が問われる。つまり素敵な演奏なんだけれど・・・歌詞がねぇ・・・みたいな

感じだと思って貰えると判り易いと思うのだけれど、そうだなぁ・・・例えば、昔バンドなんか組んでた人を思い出して欲しいんだけれど、コピ-バンドなんてあったでしょ?

当時売れていた曲のコピ-・・・・ほら演奏は似ている・・・つまり真似。
最初はこんな事からスタ-トってのは基本。だから、オリジナルを目指すに当たって、

最初はまず演奏に力を入れる感じで、まずはタイルを切る事に専念するように、下絵として描くって行為を無理させないようなスタ-トで作って貰うのね。

何故ならモザイクがしたいのに、下絵に四苦八苦では本末転倒になってしまうから。
だから全部ソックリ真似では無くて、少しだけ自力で描く・・・そんな事に慣れるように

と、ちょっとだけ苦労して貰うようにして、段々と描くって行為にも慣れて貰うようにしているのね。それを踏まえて思い返せば、みどりの場合なら、生き物の毛並みを徹底的に

タイルを切ってことごとく成功して来た。あの焼き芋みたいな形でね。だからと言って、
下絵は?と言うと、輪郭線のみで特に画力を求められたか?と言うと、実はその線こそ、

デッサン力の基本の線だったのね。この輪郭だけでモザイク力でカバ-して来た作品なのね。それでも、自分で描く練習をした。少しずつね・・・。

その集大成、つまりモザイク力は結構ある・・・切るだけなら、こうして俺の下絵だと
1つの作品として成立するくらいの腕になった・・・もっと言い方を変えれば、

金魚の大きさでは一般の人にも場合に寄っては区別が付かないかも知れないくらいにね。
実にモザイク力は向上したと思う。では、オリジナルをするに当たって、ここまで腕が

上がったのなら、次はやはり下絵の向上となる・・・・。そこで、今日は一切モザイクを
せず、下絵のみの指導となったのね。モザイク下絵の描き方・・・・それがこれ。



今日は鉛筆で何本もの線で描かれていたものを、マジックで1本の線にした。
その筆の入れ方なんかも教えたのね。何とかここまで来たが、足は宿題となった。

まっ、大作の下絵の大変さは十分とは言え無いが味わっただろう・・・・
ただ、それをきちんと経験すると、その苦労、それこそがこれから始まる大作への覚悟、

そんな気持ちを作って行くから、必ず終わりへ向かうのであって、何と無く始めると、
その気持ちを作らず始まってしまうと、余りの果てしなさにくじける事に繋がって行く。

この大作、90cmはあろうと思われる大きさ。完成すれば、みどりの実力の看板にもなる。
そんな作品。完成すればね・・・・ただ、いよいよここまで来たのだから、得意になった

モザイクへ・・・次回から張り始めとなる予定。
その足で、びれっじさんに行く。先日のグル-プ展に使った作品と一緒に・・・。

何しろ、デザインフェスタまで1ヶ月以上あるので、また飾って頂いた方が、人目に付くし、連絡すると、喜んでも頂いた・・・・無くて寂しかったと・・・。

何とも有難い話である。そこで新作も持って、みどりと向かうと、常連のお客さんにも
楽しみにされていて・・・・あっ新作だぁぁって。

もうみんなで作った作品の中の、みどりでは無く1匹を観て貰える作品を作れるように
なった・・・そんな作品の展示に思えた・・・。

と言う事で、かぐやとオ-ドリ-、そしてみどりの作品はびれっじさんに飾られています。
そんな中、アトリエに戻ってアイフルさんの看板作り。


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