katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

定期的に始まる出張教室の1日目・・・子供教室

2013-08-20 06:04:48 | モザイク教室
正確な言葉で伝えられないんだけれど、モノ作りのお部屋を先生に提供して下さる・・・
そんな場所がいよいよオ-プンとなり、俺の1日目は子供4名とその後に大人1名。

先方が主催なので、お話によると毎月不定期で開催予定になるらしい。
10時からなんだけれど、いつものように早め早めに・・・と出発して・・・・

当然、かなり早めに近辺に到着したので、朝ご飯にマックでも・・・と寄ろうとした時、
あっ・・・やっちまった・・・・財布無いじゃん・・・・

昨日のGパンから出して・・・・あっあそこに出したままだ・・・・
こんなイ-ジ-ミスするなんて・・・・やっぱ緊張してんだわっ・・・俺。

でもすぐ良かった・・・お教室の忘れ物じゃなくて・・・1食抜きなら良くある話。
しかも、緊張感もある・・・・安心したり、当たり前だったりって気持ちじゃない。

俺にはこんな感じが丁度良い。

さてそんなこんなで10時スタ-ト。1人遅れで来たものの、1時間後には1人完成。


今回唯一の男の子の作品がこれ。


そして、こんなグラデ-ションを体験の1回目からやってしまう子もいたり・・・


遅れて来た子も2時間ちょいで無事完成。


それが、エピソ-ドが面白い子達でね、お父さんが仕事中に看板を見て予約しちゃって、
お母さんが下地を決めちゃって・・・・本人が何すんのかな・・・?って苦笑いしてたり

やんちゃな男の子らしい・・・って話だったのに、凄く大人しくもっと言えば、一言も
話さないで夢中に作っていたり、サンプルも無く、ただ文字だけで良く4人も集まって

くれたのね・・・・。そんなこんなでみんなが終わる頃に、大人の方と入れ替わり。


40x30cmの下地で鏡の下地を頼まれて、何度か通って完成したい・・・って話で、
ただ張るだけでは・・・と切る事を勧めて、縁取りからスタ-ト。

色合いの事もあるけれど、最初から1cmタイルを切ると、物理的に細かくなり過ぎるので
もっと大きめなコロやエミリアを提案すると、エミリアに決定。

ちなみにエミリアは一番大きく、4分の1にしても1cm程度ある・・・そんなタイル。
そんな訳で色も決まって、切り始めると・・・・ペキペキとは違って硬い事を知る。

しかも何だか半分に切るだけでも容易ではない・・・って・・・・。
そうね、単に半分に切るだけか・・・って思っていたのなら、かなり痛い思いはするね。

初めてやるのに・・・ね。さっきの枕の話と同じ。何度お教室をやって来ても、初めて
やる場所・・・って考えないと、思い上がったり、当たり前になると緊張感が無くなる。

勿論そこまで思う必要は無いが、出来るとは言ったが、簡単とは一言も言っていない。
痛い思い無しで良い物は手には入らない。簡単なのは誰でも出来る。

人と違うものにするにはアイデアが必要で、アイデアは所詮真似をされる、真似は
試行錯誤して生み出す必要が無いので、分解、分析してしまえば、もっと簡単に簡素化

出来ないかな?ってやれば、本家よりも、もっとより良くなる可能性もある・・・・
ただ所詮真似は永遠に真似て行かないとならず、自分発信は生まれない。

こんな考えに当てはめれば、さっきの1回で終えるモザイクの子供達のように、出来たぁ
・・・楽しかったぁ・・・だけでは済まない。何しろ何度か通われるのなら、

それ相応の満足度と、完成度が求められるだろうから・・・。
その1日目。初めて切るタイルがスイスイ切れるのなら、先生はいらない。

戸惑って良いし、困って当然。上手く行かなくて万歳。これで教える事があるってもの。
ただ余りへこむのもね・・・そこでまず、切ると割るの違いの説明となる。

切るは必然。狙って○、△、□のようにきちんと決まった形に切る。それは必然。
割るは偶然。狙った形にならなくても、切り直さなくても、流動的でオッケ-。

まずは1日目。最初は割るで結構。ただ、目的意識を持って・・・正確に表現するなら、
半分に切る・・・って狙って行って、結果がそうで無くても、オッケ-。

何しろ意識だけは半分を狙う練習をすると、何回かに1回くらいは上手く半分に切れる。
その割合いを増やす・・・その練習を縁取りで練習をする。

何しろ正面に行くまでに経験値を増やさないと、単なる割るのみのままでは、先生は
いらなくなる。教える事は極端に少ない。まっそのままだといつか材料の手配屋になる。

きちんと切る事が出来るようになると、ストレ-トに変化球のように2種類を操れると、
バリエ-ションは増える。この説明で判りづらければ、色で説明すれば誰でも判る。

白しか使えない・・・これが割るのみ。赤も使えるとなると2色。ただ並べただけでも
バリエ-ションは増える。つまり上手く見せるには、手の込んでいるように見せるには、

きちんと・・・とル-ズな・・・の両極端を持つべきなのね。
それがメリハリになる。ただね、こんな指導はほぼ個人レッスンで、しかも何度か

通って頂き、自宅でやる・・・こんな前提じゃないと、たった2時間では、いちいち話を
聞いてしまっては進まないし、こんな説明が必要なのは、自宅で困らないように・・・

の説明であって、自宅でやらないのなら、むしろ言って今を止めるよりも、進ませた方が
良いな・・・と言う事になり、ただ何も言わないのも・・・とほんのわずかだけになる。

何しろオリジナルの教室。初めて会う人が何をしたいか?なんて判るはずが無い。
こんなのが・・・って何か資料でもあれば参考にはするが、それとて必ずそうなるとは

限らない。何故ならその資料は大抵上手い人が作ったものだから・・・・。
つまり大事な事は、そんな感じ程度に出来たらラッキ-なのか、それじゃなきゃ嫌なのか?

その人の気持ちがすべて。それをやる為の覚悟があれば、出来ないながら時間が解決出来る方向の指導も出来るが、楽々それを作りたい・・・では、それは無理となる。

こちらから提案すると、覚悟が出来ていない人には重荷になり、最後はやらされた感が
満載になるし、逆に覚悟が出来ています・・・と言っても、まさかこんなになるとは・・

と、先日の監督のお母さんのように大人でも想像を超えるのが、オリジナルのこだわりを
持った制作。終わりなんて終わって見ないと判らない・・・・。

そんなこんな説明を踏まえて、2時間縁取りのみ・・・これで問題が無ければ、この教室は成立するし、もし物足りなければ、自宅でもやると進行具合は変わって来る・・・・

そんな説明をして終了。その後、オ-ナ-特権、さっきも側でやっていたんだけれど、
完成をしてから帰宅。



初日にしては、まずまずな感じだった・・・・次回の予約も決まり、それ以外にも、
ハロウィン教室もする予定となる。


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