goo blog サービス終了のお知らせ 

katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどり親子教室

2013-08-16 06:57:56 | モザイク教室
しっかり輪郭も整って来て、かなりのグレ-ドになって来た。
完全に誰が観ても鳳凰である・・・つまり最低限は確保しつつある。

そうなると、中身をその輪郭のグレ-ドのままキ-プ出来れば、それ相応の結果が得られる

では中身となるが、神社には銀杏・・・なんて話から、こんなデザインで始まった。


中々良い滑り出しで、何とか銀杏の葉っぱと言われれば、見えるグレ-ドにはなっている
何しろこれからずっと同じ事を繰り返すのだから、今の段階で納得出来る状況に

ならないと、ずっと後悔しながらやらなければならないし、かと言って、どうしよう・・
って悩むと、悩んでいるだけで時間はどんどん過ぎて行く・・・・

勿論、みどりはそれを知っているので、デザインはしっかり自宅で練ってあったが、
あくまでそれは絵であって、実際タイルを切って見ると、角度や大きさ、そしてタイルの

タッチ・・・色々と思い通りにならない事があって、いかにそれに折り合いを付けて
進められるか?・・・・・になる。

そこが一番難しい所で、自分のグレ-ドが上がれば上がるほどプレッシャ-は掛かる。
それは失敗したくないし、掛けた時間が多ければ多いほど、そんな気持ちになる。

大作って言うのは、こんな事の繰り返しであって、それが作品の重みとでも言うのかな。
いずれにせよ、それだけの価値ある作品になるには・・・それだけの事は必要なのね。

ただ勿論、最初からそんな事が出来る人って言うのは、そうそういる訳も無く、
最初は楽しい・・・とか、何と無く・・・で始まったりするものであって、

それがみどりの娘、カルビみたいな作品。


ただこれだって、今の時期からサンタなのだから、月に1回にしても、後3回はあるし、
体験のように時間を気にしながら、その日に完成・・・じゃないから、

丁寧にも出来る。カルビにしろ、さくらのせがれにせよ、また来た・・・来たからやる。
まだこんな段階。それが、キウイやタピオカの娘達になると、そんな事を何度もやって

来た。昔、お教室の手伝いをして貰うと、どうしても幼かった彼女達は連れて来られて、
側で一緒にモザイクをしなくちゃならなくて・・・・だから何度も繰り返し作った。

だもの知らず知らず上手くなっている・・・・しかも、別にモザイクが好きじゃなくても
勝手にタイルを渡せば、1人で作れちゃうし、グレ-ドもまずまずなものになる。

本来習う・・・の原点は、1人で出来る・・・だと思うのね。
そして、いかにそのグレ-ドを極めるか・・・ただそれは何を目指しているか?で、

グレ-ドが決まって来る。まっ簡単な話なら、受験。
何処でも良いから・・・・って言えば、かなり許容範囲は広がる。

しかし、私立は高いから公立で・・・となれば、幾分ハ-ドルは変わって来る。
それが名門として、名門の名前を掲げれば、当然狭き門になる。

ほら、落ちる確率が多くなったでしょ?・・・つまりどんどんと難しくなる。
当然教える側としても、習う側としても、何を目標なのか?ハッキリする事で、やる事は

明確になり、そうするには・・・と目指し方として指導も変わって来る。
難しくハ-ドルが上がっても、目標がはっきりしている分、やらなければならない事が

明確にはなる。それを何処でも良いから何と無く・・・では、目指しているものは
その都度、気分で変わるし、良く出来れば気分は良いし、何かなぁ・・・って状況だと

まっ良いか・・・・って言い易くなったりもする。それを簡単お手軽なものばかりを
作り続けると、もう出来るかっ・・・って気分になったりもするから、また違うもの作り

に心変わりしてしまう事もあって、それを何度も繰り返すと、結局流行りモノだらけの
モノ作りをしてしまうから、体験のようなサンプルがあるモノ作りの作品だらけとなる。

そこを打破して、簡単では無いモノ作り・・・つまりオリジナルで作った作品が、
人に評価して貰った時や、自分自身の納得・・・良くも悪くも刺激となった場合・・・・

良ければまた・・・となり、悪ければ、くそぉぉぉって・・・この両者になると、
1つのモノ作りを続ける事になり、当然1つに絞ったから掛ける時間が多くなる。

上手くなって当たり前なのね。結果は出やすい。しかし、それとてダラダラやっても
中々結果は出ない。いかに最初は楽しく素振りを出来るか?なんだけれど、

子供ですらそんなに簡単には素振りはしないのね・・・・そこにイメ-ジを加えて、
つまりそれが、トレ-ニングになるのね・・・・想像力のね。

おっと話がそれた・・・・つまりみどりのモザイクとカルビでは目指しているものが
違うので、みどりの場合は、弟子を取りに行く作品であって、カルビは今年のクリスマス

には飾れよっ・・・なのね。しかも、最低12月には飾りたいのだから、11月には終了。
月に1回として、後3回ね・・・なのね。こうやってきちんと決まりごとがあれば、

大義名分は揃ってやらなきゃ・・・になるけれど、それとてこの作品を飾りたい・・・と
本人が思わないと、難しいのね。

それが監督のように、絶対今月中に・・・学校に提出・・・労作展の為に・・・・
出来れば3年連続受賞したい・・・・とこれだけ揃えば、頑張ろうって気迫すらある。

つまり体験なら数時間の事、それで作品は完成する・・・けれど、何度も繰り返す作品は
たどり着く人ばかりでは無いのね・・・・。

いずれにせよ、始まったのだから、最初の気持ちのまま続けられれば、終わりは来る。
終われれば、また・・・と繋がるし、終わらないと・・・遠ざかる。

これもまた勉強でもある。何処で何と向き合ったとしても、出来る事ならいつか、
納まれるモノ作りの場所を見つけて貰いたい・・・と願ったりもする。

体験だけなら気が付かなくても良いものが、続ければ続けただけ、人は上手くなりたい、
納得出来る作品が欲しい・・・と欲が出る。

その欲を満たすものも、己自身の技量磨きであって、その向こうの景色を観に出掛ける
人になっているんだろう・・・って思うのね・・・・弟子や常連、そしてリピ-タ-さんは

・・・・。もしかすると、カルビもかもね・・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする