katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

カルビ教室とフレスポ稲毛の下地

2015-04-20 04:22:41 | モザイク作家
今日は午後からカルビ教室。それがみどりと一緒にでは無くて、電車に乗ってやって来る。これって凄い事だと思うのね。ほら労作展の子達のように、目的意識がはっきりしていれば当たり前だけれど、カルビはこの春から専門学校生・・・特に何も目標なし。本当に趣味。

しかもお母さんが来るから・・・って感じなら判るけれど、電車に乗って1人で・・・となると、若干本気っぽい。そんな訳で来るまでの間は、フレスポ稲毛の下地でも・・・とやっていると、そこへ日高氏。

あっ、これは良いって事で、完成している下地を見せて、今度これで流しのお教室やるんだけれどさ、いくらって感じに見える?って言うと、コースターみたいな大きさかぁ・・・じゃ500円って言うのね。そっか・・・なるほどね。

たださ、この下地を作るって事を考えるとさ・・・・って言おうとするので、それはいらないぃぃ、それはこっちサイドの意見。俺は孫を連れている時に、御爺ちゃんがいくら出す?・・・・って質問なんだから・・・。ただ残念なのは500円に見えた事。

実は500円でやろうと思っているんだけれど、その価格にしか見えなかったって事なのね・・・しかも、質問した後に制作する側の気持ちなんてもんを考えてしまう・・・これでは、若干甘めの評価であって、本当の流しのお教室の目線では無い。その目で500円なのだから・・・ん・・・。

すると、それ以上の安さは無理だ・・・と言うのね。確かにきつい事はきついが、こっちもいくらか昔とは違っていて工夫を話すと、なるほどね・・・・とは言うものの、俺の事を気遣いそれでも・・・きついだろっ・・・って。ん・・・ただまだあって・・・。

実はびれっじさんが移転するんだけれど、それに当たって看板が必要になるので、世話になっているのもあって、作ってあげたいが、常連のお客さんに寄付を願って、資金が集まれば、更にフレスポでみんなで作ろう・・・って思っているのね。って話をすると・・・もはや無言って感じ・・・。

ただそれも宣伝みたいな話だよな・・・それじゃ仕方無いか・・・って何とか判ってくれて・・・。そう言う事までは判ってくれている気持ちがあるのなら、もう少し続けて話をする事にして、例えば昔、鴨川で500円のコースターをやった時、縁取りを仕込んで中身をぺきぺきで・・・だったよね?

その時に一体1人何時間掛かった?・・・・そりゃ色々いたろっ・・・ただ早くても2時間はやってたかもな・・・だよね。ただあそこは旅行者だったり、夏休みだったり・・・時間があってゆっくり出来た場所だったかもね・・・それが買い物のついで・・って感じだともっとスピードアップって、

感じになると思わない?ほらアトレだって・・・そうね、丸を1つ切って花びら5.6個を張るだけでも、満足感あったって感じの人が多かったでしょ?
ただ数枚張って満足出来たのはタダだったからで、500円の完成度と作り応えとなると、30分位はいくらなんでもね・・・・。

そこでバックを張らない事にしているのね。まっ工夫は判るけど・・・。それと仕込み。昔は1cmの縁取りの仕込み・・・・あれだってこっちで仕込んでいたからきちんとしていたけれど、それを簡単に思われちゃっているし、特に特典って感じでも無いし、だからその部分を削除したりしてね・・。

ただそう言う能率効率みたいな事ばかりになると、えっ?これが500円?って言う感じにはならなくなるんだよね・・・いずれにせよ、どんなに話してもこれが正解なんてもんは出無い事は2人共に判っている訳で・・・この話を1人になった時に、えっと・・・確かこんなを言ってたよな?・・・って、

だったら・・・って何か是正すべき場所を見付ける為の話で、ある意味新作の企画会議って感じ。こんなの出来たんだけれど・・・これかぁ・・・・
もう少し何とかならない?・・・・是正場所は判んないんだけれど・・・何と無くさ・・・多分こんなやり取りになっているのね・・・。

だから1人悩んでいるよりも、人はどう思う?って感覚を日高氏なら孫にせがまれるお爺ちゃんの目線で・・・とかになる。それを通して見て貰って、一体何処の何を見ているのかな?・・・・って言うと、恐らく小さいな・・・って表現していたので、大きさなの?って聞くと、

だってコースターじゃん・・・ここ。そうね、コースターとうたえば、500円のコースターってどんな高級品なの?って感じはする。けれど、広告にオブジェと載せても、何?って聞かれる事も多々ある。それを壁飾りって野暮っぽく無い?勿論コースターってのも同様なんだけれど・・・。

つまり判りやすい表現なら、コースターや鍋しき、壁飾りなんだけれど、何かネーミングも必要なのね。例えばデザートで良かったんじゃん。
それがいつしかスイーツとか言うと、最初は戸惑っていたものの、受け入れ側にデザートって言う人が少なくなればスイーツって言葉が定番になる。

こんな話から言えば、本当なら何か大胆にネーミングを変えるべきとは思うのだけれど・・・・中々ね・・・。話を戻して、いずれにせよ、日高氏のように昔から知っているような人が何か昔と違ったような感じに思えたり、欲張れば、500円とは思えないなぁ・・・って思って貰えるような、

何か・・・そんな下地が作りたいのだけれど・・・。ただ悪くは無いとは思う・・・がしかし、何かが足りない気がするのね・・・。
そんなこんなでお開きになり、入れ違うようにカルビがやって来た。

これが高校生の時とは違ってお化粧もバッチリで・・・・おいおいここにはそんなにやる気で来なくても・・・でも素敵じゃんってな話からスタートして、まぁ切る姿勢なんか見ると、昔とは違って上手くなっているんだけれど、そうだなぁ・・・・何か足りないのね・・・何か?・・・

そこでこんな質問をしたのね。ねぇカルビが感じるお姉ちゃんの長所は?・・・ん・・・器用。じゃカルビの長所は?って聞くと・・・明るいって。
そっか・・・例えば、器用ってさ、勿論生れ付きなんてのもあるかも知れないけれど、努力で上手くなるなんて事ってのもありそうじゃん。

けれどさ、明るい・・・って努力で明るくするって若干無理な感じしない?もしそうだとしたらさ、カルビには明るいには努力はいらなそうだよね?
じゃ足らないのは器用って事ね・・・つまり器用って言われればプラスになるのね?って聞くと、うんって言うのね。

ん・・・じゃ、靴ひもほどいて見ようか?って、ほどいて貰って、もう一度結んで貰ったのね・・・・ただ横で、カルビに部活でみんな待ってるよ・・って声を掛けたりしたのね・・・すると、音で表現すると、シュ、クルクル、サッ、キュ・・・って動作だったのね。

じゃ俺もやるね・・・って、よいしょっと、クルッと、キュ、キュのキューーって、やって、紐の長さを揃えてぇぇ・・・・ってやってから、ねぇ何がカルビと違ってた?・・・・って聞くと、ゆっくりやってた・・・とか、紐の長さが揃ってたり・・・って。

それでどっちが早かった?それでどっちが綺麗だった?・・・・ねっ、紐を結ぶのでも2種類はあって、1つはほどけない様に・・・って、スポーツみたいな時、もう1つはお洒落したいような・・・ほらデートみたいなさ・・・・。って。恐らく後者のやり方が器用に見えるんじゃないのかな?・・・・

カルビは急がずに丁寧に・・・なんて言葉で理解するんじゃなくて、こんな感覚で・・・って教えて行こうと思うのね。
カルビは運動部だったから、瞬時にパスとか、シュートを問われていたと思うのね。それをそのまま日常に使えば、雑になる場合もある。

そこで美しさって言うのはこだわりだったり、悩んだり、時間を掛けても良いものだったりしてね、全く別の考え方になるのね。
まずは意識しよう・・・出来るとか出来ないとか結果はどうでも良いから、美しくないって思ったら、あっ・・・ってやっちまったぁって気が付く事

そんな事からで・・・って。そんなこんなでしばらくして、みどりがやって来て、帰宅をする準備の時に、靴紐を結び直す時に、きちんとゆっくりやっていたのね・・・・かルビぃぃ、それそれ。ちゃんと是正出来てるじゃん・・・・けどね、それを椅子に座って直すともっとお洒落な感じになるよ

まっ、1つ進展したから、指導も欲張っちゃうのね・・・・あはははは。いずれにせよ、カルビは不器用じゃないのね。
ちゃんと教えれば、この子は化ける。俺はそんな気がする。


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